京急ニュータウンバス停付近から戸塚駅方面に抜ける都市計画道路上永谷戸塚線についてあまり知られていないようですので書いておきます。
(出所)横浜市ホームページ
上永谷戸塚線は、港南区上永谷町(京急ニュータウンバス停付近)を起点とし、戸塚区矢部町を終点とする都市計画道路です。
京急ニュータウンバス停付近から戸塚区舞岡町の下永谷大船線との交差部(小田急団地入口交差点付近)までの約1,720mの区間については、周辺に交通機能を代替する桂町戸塚遠藤線~下永谷大船線などがあるし、また豊かな環境資源としての「舞岡ふるさとの森」などがあるので廃止です。
日限山中学校の南側に見える大きくて異様なつくりかけのコンクリートの陸橋は「西洗橋」と言いますが、これは横浜藤沢線と京急ニュータウンバス停付近を結ぶためのものです。しかしこの道は上永谷戸塚線で戸塚方面につながることはなくなりました。
舞岡公園、舞岡ふるさとの森がそのまま原風景を残すことは嬉しいことです。上永谷駅ー小菅ヶ谷北公園・舞岡公園ー舞岡駅を結ぶ「大緑道」ができるといいと思っています。多くの横浜市民が、日限山4丁目周辺の緑環境を楽しみに訪れるでしょう。上永谷駅や舞岡駅周辺の町がおしゃれな町に変身する可能性が大きくなります。
(注)天谷大橋付近から桂町戸塚遠藤線に至る横浜藤沢線は、測量が終わったとのことですが、道路建設計画はつまっていないようです。工事は何もやっていません。雑草除去作業をやっているだけの状態です。事業年度2025年までに完成する確率は低いと思います。桂町戸塚遠藤線から田谷に行く区間は建設予定ですが、見通しが立っていません。この区間ができる見通しがないと、天谷大橋付近から桂町戸塚遠藤線まで開通させる必要性が大きくないのでしょう。資金不足の問題もあり、道路建設の優先順位をつけると、天谷大橋付近から桂町戸塚遠藤線までの区間は完成を急ぐことはないのでしょう。上永谷駅付近から天谷大橋付近まで2車線で暫定道路が完成していますが、その建設コストと比較すると、天谷大橋付近から桂町戸塚遠藤線までの区間にかかる建設コストは大幅に高いと思います。変化があったらまたご報告します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます