便秘が一転し、排便が順調になったので、やったあと思ったのですが、非常に苦しい状態に陥っています。出たいと感じると、肛門にしまりがなく、すぐ出てしまいます。小便の失禁に相当します。これは自分一人ではどうしようもありません。
今日は、別の緊急を要する問題で横浜栄共済病院に行きました。半日を要し、院内を歩行車を使って歩くのに疲れ切り、病院の車椅子を使いました。妻と娘が同行してくれたので車椅子を押してくれました。
家に着くと、起きていることができず、着の身着のまま、介護ベッドで寝てしまいました。便意を催し、目が覚めました。いけません、起き上がる余裕もなく、排便が始まりました。私が動けばひどい結果になります。下痢ではなく、便の状態は軟便で便に問題ありません。
自分では打つ手がありません。身動きしないようにし、助けを呼びました。幸い、妻がいたので、落ち着いて便の位置を調べてもらいました。肛門とパンツの間にあることがわかりました。比較的処分が容易と判断し、妻に、手にビニール手袋をしてもらい、ロールペーパーを使い、便だけ取り除いてもらいました。赤ちゃんの排便処理より楽でした。下痢ではないのでうまくいきました。あかちゃんのおしりふきで、肛門附近の汚れをぬぐい取ってもらい、はいていた甚平とパンツは、引き抜く要領でぬがせてもらいました。激痛が走り、体を動かせないからです。
起き上がろうとすると、激痛が走るのでレスキューの鎮痛剤を飲み、約30分、動かないで安静にし、激痛が走らないようにしてゆっくりと起き上がりました。
これは助けを呼ぶ以外に方法はありませんね。これが要介護状態の実態の一つです。(注)妻がいなかったら、動かない状態で便の移動を防ぎ、外から助けを呼ぶしかありません。
ところで、私は「介護支援2」でした。行政の判断は厳しいですね。保険制度が機能していると言えませんね。助けてくれる家族がいると本当に助かるというのが現実のようです。
昨日、日限山地域ケアプラザのケアマネジャーが長田訪問看護ステーション所長を連れて来てステーションのサービスの説明を受けました。どうも看護サービスは介護サービスではないようです。
介護サービスは、いわゆるヘルパーの仕事ではないかと思い、今、NPO総ぐるみ福祉の会に介護サービスの内容の説明を求めています。
介護保険制度にかかわるサービスについては私はわからいことがいっぱいです。
介護保健料は取られているが、本当に求めるサービスを受けていない要介護状態の人、受けることが出来ないでいる要介護状態の人は無数ではないでしょうか。厳しい日本社会、厳しい現実ですね。
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