カボチャの雌花 咲くとき花もとにすでに球ができています。中にめしべだけがあります。
カボチャの雄花 花もとに球がありません。中におしべだけがあります。
カボチャは主に株もとに雄花がよく咲きます。雌花は株もとから離れた所につきます。私は人工授粉に筆を使っていましたが、農家は花合わせといって雄花を摘み取り、花弁をむしりとり、おしべを露出させ、そのおしべを雌花のめしべに軽く押し付けて授粉を行うそうです。
雄花は毎日のように咲きますが、雌花は咲きません。雌花の蕾ができても咲くとは限りません。途中でしぼんでしまうものもあります。雌花は少なくて貴重なので確実に授粉させるため人工授粉を行うのでしょう。
カボチャの生命力は非常に大きいのですが、一株につく実の数は多くありません。よく育つのは数個です。しかし一つの実にできる種の数が多く、かつ発芽率が高いので、繁殖力は大きくなります。
庭で草木を育てていると生命の神秘性を感じます。元気をもらえます。
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