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歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

桐生探訪(ほりえやきそば・有鄰館)

2012年02月06日 | 旅行記

一時の寒さはなくなりましたが、今日は雨となりました。すこしお湿りがほしかったので、ちょうどいいですね。インフルエンザを始め、例年の花粉症も始まったので、体調管理が心配です。さて、先日群馬の桐生市に行ってきました。桐生は江戸時代から西の西陣、東の桐生といわれ、絹織物の生産で栄えたところです。群馬は、昔から養蚕が盛んで、世界遺産登録をめざす富岡製糸場を始め、多くの建造物や文化が残っています。桐生も、江戸から昭和までの多くの建造物が本町通りを中心に残っています。中でも、有鄰館は、二代目矢野久左衛門が寛延2年(1749年)現在地に店舗を構えた矢野本店の蔵群であります。
 この蔵群は酒・醤油・味噌などの醸造業が営まれていたころの建物で、古いものは天保14年(1843年)のもので、敷地内には合計11棟ありビール蔵を除いた建物が桐生市指定重要文化財になっており、コンサートや舞台、ギャラリーなどに活用されているそうです。機織りの際の採光のため、変わった形の「のこぎり屋根」など古くて懐かしい建物が随所に残る桐生は、歴史的価値も高く、地域で大事に保存していく貴重な町並みです。さて、お腹もすいたので、テレビ東京の「アド街ック天国」でランクインした「ほりえのやきそば」に行ってみました。経営者は知り合いの方で、焼きそばには必ずポテトがついています。麺は自家製麺だそうで、肉入りの場合は別に味付けしてから面と炒めるそうです。ラード抑えめの麺は食べてサッパリして癖になる味です。行った日は日曜日とあってひっきりなしのお客さんで、地元の方も持ち帰りで買いに来ていました。皆さんも桐生の町並み散策の後は、おいしい焼きそばを堪能してみてはいかがでしょうか。

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有鄰館。煉瓦の倉庫内はコンサートやギャラリーとして活用されています。

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ほりえのやきそば。本町通り沿いです。火・水休み

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肉入り焼きそば。500円。肉も味付けがよく、ポテトともあっておいしいですよ。


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