歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

ぐんま物産展(地域の物産市)群馬県庁 2011.10.28~11.1

2011年10月29日 | ブログ

朝夕寒くなってきました。私が住んでいる群馬県庁で県内のグルメを集めた物産展が開催されています。出展数は52業者でそのうち26業者が新規となっています。群馬は自然に恵まれ、おいしい素材はたくさんあります。しかし、知名度は低いのでもっと自分の良さPRすべきですね。今回は、スイーツやお弁当、ハムや農産物など目新しいグルメがそろっています。また、過去売り上げがあったガトーフェスタハラダの「ラスク」、どうなつの古月堂、牛丼の牛や清、もちもちシューの「藤井屋」など人気のお店もあります。11月1日(火)まで開催していますので是非行ってみてください。

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おいしい群馬のグルメがそろっています

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ガトーフェスタハラダの「ラスク」、全国でも人気商品です

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群馬桐生市、モンシェリーのもちもちチシュー、生地もクリームもおいしい!!!!

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前橋市「牛や清」のすき焼き弁当。肉がやわらかく大好評です


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赤城山探訪(地蔵岳・赤城山鋼索鉄道)

2011年10月10日 | まち歩き

私の住む群馬県も秋を迎え、各地で紅葉が始まっています。今は草津白根や日光方面の金精峠などが見頃ですが、11月にかけて県内各地が徐々に彩ることと思います。こんな中、地元赤城山に行ってきました。家からも近いので、しょっちゅう行っています。今回は、小沼周辺から30分ほどで上れる地蔵岳に行ってきました。かつて、赤城山は避暑地としてにぎわい多くの文人が訪れた場所です。与謝野晶子、志賀直哉、芥川龍之介などに愛され、多くの作品も生まれています。今回上った地蔵岳は、30分ほどで上れます。その頂上からは、大沼が真下に見え、赤城山の山々、沼田方面の山々などその眺めは格別です。10年ほど前は、麓からロープウェイもあり、多くの人でにぎわいました。地蔵岳から下り、覚満淵と鳥居峠に向かいました。小尾瀬といわれる覚満淵は、高層湿原も形成され、多くの貴重な植物が群生しています。今は草紅葉の時期でその黄金色と周りとの美しいコントラストに見とれてしまいました。この覚満淵を見渡せる鳥居峠にはかつて東武鉄道が昭和32年に開発したケーブルカーの山頂駅がありました。麓の利平茶屋駅から急勾配の鉄路でありましたが、東武鉄道で首都圏からの送客を期待して造られました。しかし、昭和41年赤城有料道路の南面ルート開通により、、マイカー乗入れが可能となり、昭和42年に休止となりました。かつての山頂駅はおみやげ屋となり、当時の写真が飾られています。全国で、こうしたケーブルカーや路面電車などが廃止されたのは、ある意味時代の宿命だったのでしょうが、今大量消費社会が見直される中で、こうした過去の産物も多くの知恵・ヒントを与えてくれる気がします。

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地蔵岳中腹から、小沼が顔をのぞかせています

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山頂から大沼の眺め、天気が良ければもっと眺望がいいのですが

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覚満淵、草紅葉が見事

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赤城山鋼索鉄道の山頂駅の写真(昭和30年代?)。多くの人でにぎわっています
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現在の山頂駅付近。旧駅はおみやげ屋に

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急勾配を上るケーブルカーの写真。一度乗りたかった。

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旧山頂駅のケーブルカー到着箇所付近。今はおみやげ屋ですが、当時の資料が展示されています。


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中之条ビエンナーレVOL.2

2011年10月03日 | まち歩き

先日の中之条ビエンナーレの続きです。100人を超える多くの作家の作品が中之条町の43カ所に展示されており、伊参スタジオもその1つです。映画好きなら小栗監督の「眠る男」や篠原監督、山崎まさよし主演の「月とキャベツ」の撮影でも知られています。私は、この月とキャベツが好きで、主人公の花火(山崎)とヒバナ(真田麻垂美)の一夏の交流を描いた作品は、その映像美とストーリーが印象深かった作品です。この映画は町内や隣の高山村周辺で撮影されました。伊参スタジオには当時の衣装や台本などが展示され、映画ファンが多数訪れています。皆さんも紅葉間近の中之条町にお越しください。車で30分の所には八ッ場ダムで有名な吾妻渓谷があり、11月には木々が紅葉します。こちらも見応えがあります。

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伊参スタジオ。ビエンナーレで多くの人が訪れていました。

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光速より早く移動できたら、過去が見えるという。教室にたたずむと、遠い過去が高速の向こうに見えるかも。

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ku(空)とは身体と空間を結びつける糸であると同時に自己の存在を確認する場。

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月とキャベツの山崎まさよしの衣装も展示されています

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ロケ写真。この旧小学校も町内にあります


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中之条ビエンナーレ VOL.1

2011年10月02日 | まち歩き

すっかり秋めいてきました。朝夕の涼しさは大気がすっかり入れ替わったことを感じさせてくれます。そんな芸術の秋にぴったりなイベントが群馬県中之条町の至る所で開催されています。

そのイベントは「中之条ビエンナーレ」、今年で3回目ですが、昨日初めて行きましたが、町中や里山などの各会場は多くの人でいっぱいでした。会期は10月2日(日)の本日までです。(もっと早く行けば良かった!!)このイベントは2年に1回開催され、100名を超える芸術家が町内の空校舎や町中の建物、外部の空間をキャンバスにして、自己表現を行っており、前回は延べ15万人が訪れたそうです。総合ディレクターの山重さんは中之条町に住み、地元の人との交流を深めるにつれ、活動拠点で作品を発表することが重要だと考えるようになったそうです。展示箇所は43カ所にも及び3日かけなければ回れないほどです。それぞれの芸術家の思いと中之条町の自然や空間とマッチして、来る人に感動を与えてくれます。そして、自然と回遊したくなる仕掛けは町おこしの方法として非常に参考になります。実際住んでいる土地で住民とのタイアップして創りあげ、毎回作品や場所が変わるこのイベントは一過性に終わらず地元密着である限り今後も続いていく気がしました。今年は今日で終わりですが、作品による非日常との遭遇と中之条町の人や自然の癒しがいっぱいですので、皆さんも2年後には是非行ってみてください。

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近藤公園の作品。ハートの集合体で人々が集い、歌い、踊る空間を表現しています

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旧廣盛酒造。たくさんの作品が展示されています

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アーティストの持ち寄った棚や本と廣盛酒造にあった棚とのコラボ。本や思い出はどこへ行くのか。

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人と関係を築けない精神疾患者を表現。アルコール依存者(中央)

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酒に溺れています

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白布で囲われた空間。人との関係を遮断してるのか、またこれから何かが生まれるのか


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