歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

イルミネーションinぐんま2010冬(榛名湖)

2010年12月30日 | まち歩き

今年もあとわずか。皆さんはどんな年だったでしょうか。昨年より外出する機会がなく、あまり記事は書かなかったです。(反省!!)一年の終わりに今年を振り返り、来年に向けて抱負を考える良き時間になればいいと思っています。ただ掃除など普段出来ない事に忙殺されてあっという間に時間が過ぎてしまいます。とにかく、来年もいい年でありますように祈りながら書いております。さて先日群馬県の榛名湖のイルミネーションを見てきました。初めて行きましたがそのスケールにビックリしました。4年前に始めたときは5万個の電飾でしたが、いまでは40万個に増えているそうです。そのせいか、幻想的な雰囲気にビックリしました。出かけたのは12月18日(土)、混んでいると思って午後5時の点灯時間にあわせて行きました。年々人出が多いのは知っていましたが、伊香保温泉から上ってくる道は大渋滞でした。私は、旧箕郷町からの県道で行ったので混んでいませんでしたが、湖畔の駐車場に入るまでは大渋滞で、その人気を再認識しました。はじめは、地元高崎市榛名湖畔の有志の方々が始めたと聞いていますが、これだけ盛り上がるイベントに育ったのはひとえに皆さんの熱意のたまものだと思います。JRの臨時電車や高崎駅からのバスも運行されています。このすばらしいイベントがいつまでも続いて欲しいと思いつつ、群馬の代表的な冬の風物詩ができて温かい気持ちになりました。帰りにパスタでは有名なボンジョルノの「カッチャジョーネ」を食べました。20年以上前から好きで食べており、チキンがのったトマトソースのパスタはくせになるおいしさです。それでは良いお年をお迎えください。

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湖面に映って幻想的です

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ボンジョルノの「カッチャジョーネ」、おいしかった!!!


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ぐんま歴史探訪2010.冬(多胡碑、山ノ上碑、金井沢碑)

2010年12月12日 | まち歩き

今年もあとわずかですね。最近は休みが少ないので、なかなか出かけられませんでした。しかし、12月になって、少し余裕ができたので、久しぶりに県内の上毛(こうずけ)三碑である高崎市にある、多胡碑、山ノ上碑、金井沢碑に行ってきました。碑のどこが貴重かとお思いになるかもしれませんが、その内容によって建立された年代が特定できる点にあります。多胡碑は国史跡で日本三碑(栃木那須国造碑、宮城多賀城碑)の一つにも数えられています。碑の内容としては、和銅4年(711年)に多胡郡が設置されたことが書かれており、1300年前の地方の成り立ちを示す重要なものです。また、山ノ上碑(国史跡)は671年に佐野三家という大和政権の地方管理一族が建立したもので、隣にある山ノ上古墳の埋葬者でもあります。古墳の年代が特定できる意味でも貴重なものです。金井沢碑は726年にこの地方を管理していた屯倉(地方役人)の子孫が先祖や父母を供養した旨書かれています。この三碑は5Km圏内でハイキングコースもあるので、皆さんも訪れて、古代の碑に思いをはせてみるのはいかがでしょうか。

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多胡碑、美しい書体は書道の手本にもなっています。

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山ノ上碑、隣の山ノ上古墳の埋葬者一族がたてたものです。

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山ノ上古墳。7世紀の終末期の古墳。横穴式石室があります。

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金井沢碑。洗濯板として使われていたそうです。

三碑とも覆屋の中で保存されています。


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