歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

水上温泉(諏訪峡探訪)

2011年11月12日 | まち歩き

今年は紅葉が遅れていますね。寒くなるのが遅いので、色づきも例年より少し良くないようです。先日みなかみ町の諏訪峡に行ってきました。関越道水上インターから5分、水上温泉の玄関口に水紀行館がありますが、諏訪峡はその西側にあり水上を代表する奇岩がある渓谷で、高さ30mの坊岩や乳岩(夫婦岩)、玉簾(たますだれ)の滝、20mの岸壁にかかる吊り橋の笹笛橋があります。笹笛橋の袂には、戦前水上に訪れた与謝野晶子の歌碑公園があり、水上にちなんだ歌が刻まれています。まだ紅葉は見頃を迎えていませんでしたが、渓谷沿いには赤や黄色に染まる木々も散見されました。また諏訪峡に沿って流れる利根川はラフティングなどのメッカで、諏訪峡大橋からのバンジージャンプは高低差40mと、スリルが十分に味わえます。この日もひっきりなしに橋の上からジャンプする若者でにぎわっていました。夏から秋までの週末には、D51やC62などのSLが運行されています。皆さんも谷川岳、アウトドア、SLなど見所満載の水上に行ってみてはどうですか。

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笹笛橋から谷川岳方面を望む

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与謝野晶子歌碑公園、戦場にいる弟を詠んだ「君死にたまふことなかれ」の歌碑です。   

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遊歩道から諏訪峡を望む。緑と赤のコントラストがきれいです。

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清流と紅葉。心地よくなりますね。

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諏訪峡大橋からバンジージャンプしています。私は遠慮します。


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群馬 保渡田二子山古墳(コスモス)

2011年11月06日 | まち歩き

すっかり秋めいてもいい時期ですが、今年は暖かいですね。紅葉も色づきも遅く例年より濃い色が期待できないようで残念です。先日、高崎市の保渡田古墳群に行ってきました。この日はお祭りで、古代の装束をまとった人たちがかつての儀式を再現するイベントが行われました。

私は少し遅かったので、この古墳群の二子山古墳のコスモスを見てきました。古墳の周掘に地元の方がコスモスを育てていて、壮観でした。古代の古墳とと現代の花のコントラストは不思議な気分になります。地域との連携で古いものを守り、理解する取り組みは今後も続けていってもらいたいですね。

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古墳の周りはコスモスでいっぱい。

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この日はお祭りで多くの人でにぎわっていました。

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保渡田古墳群はその独特の埴輪列が全国的にも有名で、3つの前方後円墳の埋葬者は榛名山麓の大きな勢力を持った大和朝廷ともつながりのある豪族であると考えられます。

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八幡塚古墳の周堤上の埴輪列は王の葬送の儀式か継承者の就任式を表していると考えられています。


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