歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

江戸本所探訪(回向院)

2013年02月24日 | まち歩き

今日も寒いですね。2月も終わるというのに。
3月には、ここ群馬も梅や桜など彩り豊かな季節を迎えます。
さて、先日江戸の本所、今の両国周辺を散策してきました。
本所といえば私が好きな鬼平犯科帳の主人公長谷川平蔵が若き日を過ごした場所でたびたび登場します。
かつて、江戸時代は浅草や本所などは観光の名所でありました。
今も浅草寺や隅田川のサクラ、そしてスカイツリーと多くの人でにぎわっています。
私が行ったのは、両国駅からほど近い回向院です。
この寺は明暦の大火(1657年)の犠牲者10万人を埋葬し建立した寺です。
境内には犠牲者を弔う供養塔が建っています。
そんな中私が興味があったのは、日本の国技である相撲が明和五年(1768)ここで始まったことです。
今相撲は6場所制ですが、回向院で開催されていたときは2場所制でした。
明治42年(1909年)には、東隣にドーム型の両国国技館が建設され、ここで興行が行われるようになりました。
歴代相撲年寄の慰霊の為に建立した力塚もあり、相撲界やファンも訪れます。
私が小さい頃は蔵前国技館での相撲が開催されていましたが、ふたたび両国の地に国技館が建てられ今日に至っています。

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明暦の大火(1657年)の犠牲者を弔うため建立されました。

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回向院東隣にあった両国国技館。今は駅近くに移転しています。

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相撲年寄の慰霊の為に建立した力塚


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江戸探訪(本所松坂町公園・吉良邸跡)

2013年02月17日 | まち歩き

  今日も前橋はマイナス3℃。寒かったです。そんな中でも少しずつ春は近づいています。
最近はあまり外に出ていないですが、先日隅田川の沿岸、かつて江戸時代は本所といわれた両国付近に行ってきました。
かつて学生時代、もう四半世紀ほど前に行った両国駅近くの吉良邸跡です。
皆さんご存じの通り、赤穂浪士の討ち入りで討ち取られた吉良上野介義央の屋敷跡です。
元禄15年(1702)12月14日、赤穂の47士が討ち入りした場所です。
この屋敷は2500坪(8400㎡)もありました。
現在の吉良邸跡は29坪(98㎡)で当時の86分の1しかありませんが、昭和に入って地元の有志が土地を購入したのは今となっては貴重なことですね。
現在でも御首級(みしるし)を洗った井戸も残り、当時のことをかいま見ることができます。
吉良は歌舞伎などで悪役となり、現在でも赤穂浪士の敵役となっていますが、
領地の三河の吉良(愛知県吉良町)では新田の開発など名君として語りつがれています。

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かつての本所にあった吉良邸跡。寒い中多くの人が訪れていました。

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吉良上野介の首洗い井戸も残っています。

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屋敷跡には吉良上野介の像も安置されていました。


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温泉の旅(群馬草津・万座)

2013年02月12日 | 旅行記

  今日は夕方から冷え込みが厳しいです。関東は雪の予報ですが、通勤に影響が出ないか心配ですね。
先日草津温泉と万座温泉に日帰りで行ってきました。
草津温泉湯畑周辺では整備が行われていて、今年4月には日帰り入浴施設「御座の湯」がオープン予定です。草津スキー場も積雪が十分で、そこからの眺めは格別でした。
その後、万座温泉にも行ってみました。
伺ったホテル聚楽の湯は天然温泉、空気にふれるとすぐに黄白色の硫黄沈殿が生まれ乳白色のお湯へ変化するそうです。
周辺は硫化水素ガスの濃度が高いため、常に換気が必要ですが、効能はとてもありそうですね。
湯治として長期間利用する方も多いそうです。
今度はゆっくり、のんびり泊まりで伺いたいです。

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草津温泉湯畑。湯量は日本一。日本の名湯です。

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湯畑。温泉情緒あふれる景色ですね。

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湯畑の御座の湯。日帰り温泉で4月にオープン予定です。

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草津スキー場からの景色。眼下に温泉街が一望できます。

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万座温泉の聚楽。硫化水素ガスの濃度が高く、換気が必要ですが、その泉質は折り紙付きです。


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浅草歴史散歩(待乳山・池波正太郎旧居・今戸神社(沖田総司))

2013年02月09日 | まち歩き

気がついたらあっという間に2月です。
毎年思うことですが、正月から新年度の4月までは早く感じます。
これから卒業など別れの時期。私もお世話になった退職される方と一席設けてお礼を言いたいと思います。
さて、東京に通勤していてもなかなか町歩きができませんでしたが、先日浅草界隈を歩いてきました。
最初に行ったのは待乳山聖天(まつちやましょうてん)です。待乳山聖天は正しくは待乳山本龍院と称し、浅草寺の子院で 関東三聖天のひとつです。
この境内下に
私が好きな作家の池波正太郎の生誕碑がありました。
池波正太郎はここ浅草に生まれ、戦前は株屋、戦後は都庁に勤め、作家に転身した変わった経歴の人で、新国劇の脚本から時代小説、グルメ本など多種多彩です。
なかでも、江戸期、火付け盗賊改方長谷川平蔵の捕物帖を描いた「鬼平犯科帳」が大好きで全巻そろえています。
単なる捕り物ではなく、世間に通じた平蔵のお仕置きは、人間味あふれ、読む人の心をつかんで離しませんね。
その後、歩いて5分の今戸神社に行ってみました。ここは、新撰組の沖田総司終焉の地として知られています。しかし行ってみてびっくり。
招き猫発祥の地として知られ、境内は幸せを求める若い女性やカップル、また猫の置物でいっぱいでした。
今後ものんびりな歴史の旅を続けていきたいと思います。

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本堂。節分の日で境内ではお囃子が響いていていました。

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境内から見たスカイツリー。江戸期も風光明媚な名所でしたが、時が移っても同じですね。

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池波正太郎生誕地の碑。実際は少し離れたところに生家はあったそうです。

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生家説明版。

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今戸神社。招き猫発祥地だそうです。

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沖田総司はここで療養していてなくなったそうです。

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猫だらけ。好きな人にはたまりません。


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世界遺産 白川鄕ライトアップ

2013年02月02日 | 旅行記

今日は4月並みの暖かい日でした。

そんな中、私ではありませんが、家族が白川郷に行ってきました。

当日の1月26日、日本海側は寒気が入り雪の中、ライトアップされた合掌づくりの家屋が幻想的に浮かび上がり、とても感動したそうです。

今後2月3、9、16日にも行うそうです。

寒い時期しか見られない貴重な光景。私も近いうちに行きたいですね。

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