信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

大雪

2011年01月19日 22時28分56秒 | Weblog
2011年1月19日(水) 記

お便り、少し間があきましたがお元気でしたか。

こちら信州の山里は、15日(土曜)の明け方から夕方にかけてはまあまあの雪。リンゴの木々もついこのあいだまでの激務から解放されて、静かな眠りに着きつつあるようです。


仕事を終え家路に着く山道の約800m、オカンがハンドラッセルで除雪してくれていました。「疲れた」と言ってました。

さてこれでひと段落と思いきや、この夜から日曜の朝にかけて大雪というかドカ雪で、一気に40cm積もりました。
「長野市内は30cm。5年ぶりの積雪量です。しなの鉄道(旧信越本線)篠ノ井長野間、一時運休」と報道していました。
こちらも当日の16日、日曜の午後2時から区の新年会があります。でも40cmでは車も動かないのでなんとしても除雪しなくてはなりません。

で、雪道を歩いて組の公民館に置いてある除雪機を取りに行きました。これがまた取りに行くのが大変なのです。
勾配のきつい山道を一歩一歩、雪を掻き分けて歩くと汗が出てきます。ロクをお供に連れて行きました。



20分以上も歩いてやっとこさ公民館に着くと、なんとマサカズさんの車がその前で立ち往生でした。無謀にもクルマで私の家に来るつもりだったらしく、行きかけたとたんに雪に阻まれた、ということです。

たまたま実家に帰ってきていた近くのヒデヒコさんにも応援を頼み、除雪機を使って脱出することが出来ました。写真に写っている家屋が、この『山里だより』にたびたび出てくる、S組の公民館です。



結局11時から除雪し始めて2時までやったのですが、それでも中途で終わらざるを得ず、1時間近く遅れて新年会に参加しました(この新年会でまたお便りしなくてはならない事がでてきました。このことについては次回に)。

その後も断続的に降り積もって、結局クルマがすっと通れるように除雪し終えたのが月曜日。1日置いて水曜日の今日、1日がかりでやっと家の雪を片付けました。といっても玄関、縁側のある南側だけですが。

家の雪の片付けは、まず庭に積もっているのを除雪します。それを終える頃には、トタン張りの大屋根が温まってくるので、雪が滑り落ちて庭に落下。さすが大屋根で、この量が半端じゃない。再度これを片付けると今度は小屋根からの雪が落下。これを片付けてやっと終了。
作業中は、落下してくる雪には注意を払わなくてはなりません。雪は重い。非常に危険です。スコップ1杯でもずっしりきます。

写真は落下直前と落下中の様子です。まあ、屋根からの雪下ろしをする必要が無いのでまだマシな方でしょうが、
いやいや、少々疲れました。

今夜は小望月で快晴。雪もあいまって外は作業が出来るほど明るい。こんな夜は冷えます。みなさんも暖かくしてお休みなさい。

じゃ、また。

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