信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

『八ヶ岳倶楽部』①   柳生 博さんに会いました。感激です!

2010年09月08日 22時30分30秒 | Weblog
2008.09.08(水) 記

台風の影響で昨日の夕方から午後の今も雨。2階の窓から見える雨に濡れた緑は美しい。
ダイコン、ニンジン、野沢菜をまかなっくっちゃと思いつつ、このしっとりとした風景を見ながら、溜まっているブログを書こう。

さて今日は横道にそれず、八ヶ岳へと行きましょう。

久しぶりに走る快適な中央道を長坂ICで降りて、林の中をJR小海線甲斐大泉駅に向かい、そこからは目的地『八ヶ岳倶楽部』へは5分とかからない。
いま簡単に道筋を書きましたが、大阪にいるとき2度ほど尋ねたのですが、結局探し当てられずあきらめたことがありました。
1回目は小淵沢ICで降りて八ヶ岳道路を経由して、迷って沈没。あ、そうそうこのとき途中に牧場があって大好きな牛をぼーっと眺めていたことを思い出しました。それから清里に行ったのですが、オカンからはこんな都会モドキは、と不評(私は映画のセットみたいで好きなんですが)。覚えていないだろうなぁ。ま、こんなもんですわ。
2回目は、同じ行くなら好きな小海線を併走して行こうと、佐久から国道141号線で行ったのが間違い。これも沈没でした。このときは1人でした(内緒です)。
今考えるとなぜ間違ったのか不思議なほど、容易に行けます。

周囲は別荘地のようでありながら立派な二車線道路が走り、その両側には例えばログハウス風の喫茶店とか山小屋風の小物屋さんとか、そんな小さな店が点在しているといった雰囲気。想像してみて下さい(写真撮っとけばよかったですね)

甲斐大泉駅近くの跨線橋を渡るとすぐ、なんとなく車が込みだす。と誘導員が車を誘導している。さすがお盆休みの最中で、すごい人の数。そう、ここが『八ヶ岳倶楽部』。

誘導員の指示した駐車場所に車を止め建物に近づくと、私が柳生さんのファンであることを知っているオカンが突然「お父さん、柳生さんがいてはるで。いまちらっと頭が見えた。柳生さんて頭、白かったね」と私に。
私もそれを聞いてドキドキと胸の高鳴りが。ミーハーになっている自分が「?」です。

オカンは、いったん視界から消えた姿を探してどんどん行きます。私はその後ろをついて行きます(車から降りる手間で遅れただけ。念のため!)
そして私に近づいて「間違いない。お父さん、こっち」
「おい、オカン。写真一緒に撮ってくれるよう、お願いしてくれ」「自分で言ったらいいやん」「アホ、言えるんやったら、最初からお前に頼めへんわ」と大阪弁丸出しの新米信州人の会話です。こんなときはオバハンに頼んでオバハンから言ってもらうのが一番。

で、一緒に写ってくださった写真がこれです。



柳生さんの右手、よく見てください。剪定鋏(せんていばさみ)を握っています。
こういうところが魅力なんだなぁ、この人の。と同時に、教えられることなんだ、うん。でも身近に接してやはり少し年を召された感じです。今回、謦咳(けいがい)に接することができて、本当によかった。

(長くなりそうなので、続きはまた。実は当初からブログの1回の長さはA4で1枚程度と決めていたのですが、だんだん長くなってしまって。うしろ髪が引かれる思いで次回に、ということで。)