信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

『ツイッター』始めました

2010年09月07日 23時50分55秒 | Weblog
2010.09.07(火) 記

こんばんは、久しぶりです。
冒頭に訂正を。
前々回の『小旅行』中、玉村豊男さんの『ヴィラデスト』のある場所を、『叶(かのう)』と書きましたが、正確には『和(かのう)』です。誤字・脱字、その他間違いがないか読み返したあとアップするのですが、やはり見落としてしまいました。ごめんなさい。ある人からも指摘してくれました。ありがとう。

で、その『ヴィラデスト』へ行く予定が、引っ張られるように柳生博さんの『八ヶ岳倶楽部』へ向かうところで前々回は終わり、さて続きを、というところで『龍馬伝』になってしまいました。

続いてすぐに『八ヶ岳…』を、と思ってパソコンに向かってキーボードをたたくのですが、民主党の代表選挙にかかわるマスコミとジャーナリストの、小沢候補に対しての悪意に満ちた狂気のような異常報道が目にあまって(そう、小泉礼賛とは間逆の)、いいかえればジャーナリズム精神を放棄してまでなぜそのような報道をするのか、少々勉強していました。

この途中『ツイッター』にはまり、AさんからBさん、そしてC、D、E…へと繋(つな)がって、さまざま世代、さまざまな職業、さまざまな立場の人々の『つぶやき』を聞き、紹介された資料にあたったり、という訳です。

この経験で『ツイッター』は、極めて大きな力を持つ新しい時代のツールだ、と実感しました。
それで私も『ツイッター』を始めました。
情報収集が目的なのであまり呟(つぶや)いていませんが、たまには呟きます。
このブログとは一味違ったものですので、もし興味があれば一度覗いてみて下さい。そして私からいろんな人へと繋がってください。
『信州山里』で検索すれば出ると思いますが、念のためアドレスを書いておきます。
http://twitter.com/m_kannon


今、ジャーナリズムは病んでいます。
なぜお前はそんな事を言えるのか、と反撃されそうですが、その理由の一つに、TVの場合は悪意に加工した映像を流しているからです。
たとえば先の日曜日。
大阪での代表戦演説会での怒涛のような小沢コール。しかし小沢を「よし」としないTV局はもちろん、NHKもコール音声を消してニュースを流していました。
これはTVだけを見ていてはわからず、他の映像と比較して初めて加工されていることがわかります。他の映像とは、動画サイトといわれる『You Tube(ゆーちゅーぶ)』『UStream(ゆーすとりーむ)』 などです。ぜひこれらの映像を見てください。放送映像とこれほど違うのかと、私は驚きました。

二つめに、自分たちが作った『世論調査』を「国民の声」と偽って権威づけているからです。
ちょっと考えてみてください。自分の会社(TV局や新聞社)が自分で質問事項を作り、自分で調査対象を選び、(電話か何かで)自分で調査し、自分で集計し、自分の会社が発表する。
こんなの信用できますか。
この途中に何らかの操作がある、あるいは恣意的なものが入り込む、なんてことは当たり前の話しです。で、司会者かコメンテイターか知らないが、この『自分の世論調査』の結果を振りかざして「これが国民の声です。さあ小沢さん、どうする!」と追及するのは、やはり異常としか言いようがない。

三つ目。
少し前、野中元官房長官が「官房機密費を政治家、政治評論家、政治記者等に配った」と言ったことに対し、詳しく報道しなかったし、現在も報道していないこと。
例えば、社会的に地位ある人が「関係者に金を配った」と言ったら早急に全社的に調査するはず。そして調査結果を公表し、居れば関係者の処分、さらに再発防止のため今後どうするか、ということは企業としては常識、ですよね。コンプライアンスとはそういうこと。
ところがTV局、新聞社は全くしていないどころか、報道さえしない。
このことだけを見ても、やはり病んでいる、としか言いようがない。
高い料金を払ってこんな新聞を読む必要はない、というわけで私は今『日本農業新聞』だけ購読しています(でもチラシ、折り込み広告が欲しいんだよなぁ)。

その他何点かありますが、省略します。
(なにしろ「オトンのブログは長すぎる」といわれて身内からは無視され、私も反省してなんとか短くしようと思っているのですが…)

新聞を手放しTVニュースを見ない不安はよくわかります。でも、だまされないために『ツイッター』と動画サイト、そしてWEBサイトを利用することをお勧めします。
これらは自分が自ら、自発的に、積極的に、そして情報選択しなければならないという「しんどさ」が伴います。でも、新聞、TVなどの情報操作から開放されるのですから、それだけ価値のあるものだと思います。


また『八ヶ岳…』から離れてしまいました。
皆さんに報告するまで、まだまだ時間がかかりそう。
私自身この柳生博さんの活動をはじめて知ってから10数年たったこの夏に、やっと『八ヶ岳倶楽部』を訪れることができました。
ゴールまで、長いぞ~。