ヒーリングノート[東洋医学 漢方薬 中医学 手技療法(接骨 整骨 整体 カイロプラクティックを除く) 鍼灸(針灸)]

真実は一つ!自然の理にかなった健康情報.
施術所 鍼灸院 治療院 趣味の話題.
※症例は患者様の同医済み.

死ぬこと以外かすり傷!!来年こそは強い自分をつくる

2016-12-31 11:42:58 | コラム

 今年を振り返り、健康・医療において、いろいろなことがありました。印象に残ったことの一つに「週刊現代」の一連の記事があがると思います。今の日本の医療の陰の部分に、次々と切り込んでいったことで、それは薬から始まり、手術、歯科..連発し、枚挙にいとまがありませんでした。これを言っているのが現役医師というのだから、現場の医師も「全てを否定しませんが....」という返答しかできなくなっています。真実は一つのはずなのに患者側からしてみれば、結局どっちなんだろうと思うばかりです。
 この週刊現代の影響で薬が悪者扱いにされている論調ですが、コメントしている医師はすべての薬を否定してません。 人の自然寿命の対応年数は50年と言われてますので、そこからはいろいろと体にガタがくるわけで、自然に健康に生きようと思っても無理が出てきます。筋力とか脳とかはある程度の努力でむくわれることもありますが、目とか耳になると努力しようがありません。目で言うと白内障の手術や加齢黄斑変性の薬などです。「プレジデント」で、「患者増加中の眼病「加齢黄斑変性」をiPS細胞で治す」という記事があって、見えなくなった人の視力をなんとかしてあげたいと邁進する社長の苦労がかいてあります。 自分自身は今のところ薬は葛根湯以外は飲まない派ですが、こういうのを読むと簡単に「薬はダメ!」と言うのは無知とエゴではないかと反省してしまいます。

 あと有名人が次々と亡くなった印象です。永六輔 大橋巨泉 デビット・ボウイ、プリンス、ジョージ・マイケル、キャリー・フィッシャー....。
 驚くとともに気になるのがやはり死因で、いずれも寿命で往生されてないことです。ストイックというか神経質で自分に厳しい人に短命な方が多い気がします。
 有名人になると最高の医療を受けれるはずなのに、大橋巨泉の場合は訴訟になるくらいの不満が残ったことが奥様の手記に書かれていたことが印象的です。

 また健康・医療以外でも、いろいろなことがありましたが、今年というよりいつまで続くのだろうと思うのが、いじめです。
 熊本の震災ではいろいろな人が応援に行って、やはり日本人はすばらしいと思うのに、もう一方では、福島出身者がいじめを受けているということです。しかもそれは大人の間にもあるということで、ちょっと驚きました。
 例えば、福島から引っ越してきて、引越しの挨拶で品物ををもって、近所をまわったのですが、翌日の朝、すべて玄関の前に置いてあったという具合です。
 逆にそういう仕打ちをした近隣住民をいじめたくなるのですが、そう考えるといじめはなくなりませんね。

 いい話題を列記してみますと、
・オバマ氏広島訪問
・オリンピック・パラリンピック
・カープのリーグ優勝
 そんな中、ある記事で「オリンピック」と「パラリンピック」を別々にしていること自体、差別ではないかということが書いてありました。確かに、車いすバスケットでは、健常者も車いすに乗って競えばいいし、盲人マラソンでも、目隠しマラソンとして健常者も参加できればいいと思います。そうすると障害者に不利ではないかと思われますが、おそらく健常者でも目隠ししたら同じタイムは出せないと思いますし、いまの障害者スポーツレベルは相当高くて、例えば、マラソンの時に誘導する伴走者は選手よりも幾分か早くなくてはいけませんが、今の障害者の実力では、オリンピッッククラスの選手になり、伴走者が見つからないそうです。すごいですね。


 気になったこと、すべては書けませんでしたが、今年もいいニュースは少なかった気がします。これを閲覧されている方の中には気持ちよく年を越せない方もおられると思います。病気はもちろん、人間関係、組織の抑圧、経営不振....。
 ただ一つ言えることは損になる経験はなく、失った分、得るものもあると思うんです。それはポジティブに考えろというのではなく、経験したマイナスをどう生かすかということができるかどうかではないかと思うんです。

 自分自身、成功者ではないので説得力はありませんが、苦労や障害でたいへんな経験をされている方の話を聞いて、勇気づけられることが多々あります、。それは「自分はまだまし」という上から目線の安心感ではないかと指摘する方がいますが、自分の場合はその逆で、「さして大変でもない状況で、苦労したとか言うなよ!」と上から言われているような気がするんです。「死ぬこと以外はかすり傷」と...。


 来年はいいことがあればいいとは思うのですが、それより今の問題や悪いことが一つ筒かたづいてくれればいいなと思います。


【蛇足】
今年も自分を含めていろいろなことがありましたが、初めて警察を呼ぶ事件がありました。
9月のことですが、大雨が降った日がありました。翌朝山の神が玄関で大騒ぎしているんです。何事かと思うと、家の前のスロープがなくなっていて、花壇も荒らされているというんです。花壇はともかく、2mくらいあるスロープを誰がもっていくんだよ!と言っても、もうかっかきていて警察を呼ぶというんです。「おいおい、ちょっと待てよ」と言い、ネットでそういう盗難があるか調べていたら、すでに警察を呼んでいるんです。警察はいたって冷静で、盗難というのは考えにくく、昨晩の大雨で流された可能性が高いという見解でした。流されたにしても周囲にはないし、ちょっとそのへんをまわってみましょうというので、二手に分かれて、周辺を歩いていると数分後にスロープがみつかりました。200mは離れていたと思います。結局かなりの水位があったので花壇がぐちゃぐちゃになっていたのもうなづけます。
 山の神はいつも人には「ちょっと考えればわかるでしょう!」と言うのですが.....。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。