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※症例は患者様の同医済み.

新年のあいさつと「あいさつ」について

2020-01-01 11:26:46 | コラム

あけましておめでとうございます 本年も昨年同様、 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 

突然ですが「おめでとうございます」という言葉、正月3が日の間に初めて会った方には、朝昼晩、時間にかかわらず通じる挨拶言葉です。 ところが平生のあいさつとなると、そういう都合のいいあいさつが見つかりません。 「おはようございます」朝の挨拶の定番で、患者さんでも目上の人でも上司でも、たいがいの人に通用する敬語です。これが午前11時くらいになると職場関係では「おつかれさまです」になってきます。若いときは「おつかれさまです」以外に気の利いた挨拶はないものかと思ってましたが、慣れてくると反射的に出てしまうようになりました。 余談になりますが、「ご苦労様でした」は、目上や上司には使っては行けないという話をよく聞きます。敬語なんだからいいじゃないかと思ってましたが、接遇研修の講師に確認したら、やはり同じ答えでした。今年、天皇の即位で、あるタレントが「お疲れ様でした」とブログに書くと、避難を浴びたことが、昨年の文藝春秋7月号に書いてありました。専門家によると、目上へのあいさつは昭和時代までは「ご苦労様」が普通に使われていて、「昭和天皇在位の祝辞で時の総理は「ごくろうさまでございました」と言った記録があり、「お疲れ様でした」どころでなく「ご苦労様でした」も全く上の人に対しての敬語としては問題ないそうです。ほんと、「ご苦労様です」が目上の人にはタメととか、こういう根拠のないルール、誰が決めるんですかね。 ところで、最近の若い職員は、患者さんでも上司でも「こんにちは」と言う人が多くなりました。そういう言い方もありかな?と思い、「こんにちは」を使うようにしてみました。しかし、慣れてないせいか、どうも違和感があります。 そんな中、落語などの咄家さんは、夜でも「おはようございます」と言っているという記事を見つけました。夜、出勤される方の中には「おはようございます」を使っている方もおられます。仕事はじめの挨拶かなと思ってましたが、その記事によると挨拶の敬語は「おはようございます」しかないので、通してそれを使っているというのです。そう言われてみれば「こんにちは」「こんばんわ」…、は、ため口に近い挨拶で、朝の挨拶を「おはよう」と言っているのと同じということになってしまいます。やはり話の専門家、腑に落ちました。 『さいざんす・マンボ』という曲があって、「Good afternoon…"おこんにちは”、Good evening…"おこんばんわ”」という歌詞があるのを思い出しましたが、なんでこういう挨拶敬語が成立しなかったのか不思議に思います。 しかし、職場では1日を通して「おはようございます」はおかしいし、やはり"お疲れ様"になるんでしょうね。 ただ、職員同士なら問題ありませんが、患者さんにはどう言えばいいんでしょうか。 施術書では患者さんが来院された時に、どういう挨拶をされているか気になります。

【蛇足】 家族にその話を言うと、「おはようございます」以外に敬語があると言い切る人物が約1名いました。それは何かと尋ねると、「おばんです」。


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