明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

読書メモ 『プリズンホテル 春』

2009-02-15 | 読書メモ

 

  『プリズンホテル 春』 浅田次郎 
図書館に予約したのを意気揚々と取りに行くと
予約したはずのものが書架にある…なんで?

文庫本を頼んだつもりが単行本を予約したらしく…重い!
失敗しました。

さて、『プリズンホテル』シリーズも最終巻。
気合いを入れて読みましたよ。

桜が咲く少し前のプリズンホテルが舞台です。
『ぼく』の身辺も環境がずいぶん変わり
精神的に成長していく姿が描かれています。

『ぼく』担当の編集者たち、大部屋女優とその娘、
復学した支配人の息子の担任、
手違いで52年も服役した老人と借金に追われる社長…

レギュラーメンバーがいい味を出しつつ、元気に大騒ぎ
サイコロ賭博の場面は真剣なのに、
なぜかおかしく…色々な意味で涙が出てきます。
夏から始まったプリズンホテルの四季。
締めくくりに相応しく、それぞれの春が描かれていました

満足度:

いつもクリックありがとうございま~すにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする