SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

「フィガロの結婚」

2022-05-04 21:49:00 | 日記
モ―ツァルトの四幕の
オペラブッファ(喜歌劇)で
美しいけれどとにかく長い。

大学時代、二期会公演の
練習ピアニストを務めたので
とても愛着のあるオペラです。





頭の回転の恐ろしく早い
フィガロといつもにこにこ
若くて気が効いて色気が
あるスザンナとの結婚を
巡って展開されるドラマ。

アルマヴィ―ヴァ伯爵は
奥方がいるのに
生来の浮気心は少しも
おさまらない。
そこに降ってわいたのが
フィガロとスザンナの結婚話

スザンナのような
可愛らしい娘を
一指も触れずに
フィガロに渡すのは残念。
そこで以前に廃止した
「初夜権」を復活させようと
思いつくのです。
これは封建時代の悪習で
「庶民の婚姻に際し、領主
などが花婿に先だって
花嫁と同衾する権利」
なんとも酷い慣習ですが
このことを頭に置いて
置かないと
このオペラの面白さは
わからないのです。(*^^*)

フィガロ・スザンナ
伯爵・伯爵夫人・ケルビ―ノ
女中頭のマルチェリーナ、
後見人のバルトロが繰り広げる喜劇。
最後は夫人が伯爵を許して
めでたし・めでたし。


序曲も人気があります。
指揮レナ―ドバ―ンスタイン




フィガロの結婚のフィナーレ