SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」

2022-05-03 21:29:00 | 日記
セルゲイ・ラフマニノフ(1873−1843)はスラブの
伝統を受け継ぎ叙情的で
哀愁を帯びた作品を作曲。
偉大なピアニストでも
あった彼はピアノ協奏曲を
4曲書きましたが
一番の人気は「第2番」で
ついで「第3番」「第4番」
「第1番」です。
これらは全てラフマニノフ
自身が演奏会で弾くために
作曲したものでソロの部分は
名人的な技巧が要求される
のです。

「第2番」は1954年の
イギリス映画「逢びき」の
主要な場面で流れ
哀愁を帯びたメロディは
切ない男女の気持ちに
ぴったりマッチして
クラシックに縁のなかった
人々の間でも
大変に親しまれました。

ロシアに革命が起きた時
亡命してアメリカを中心に
ピアニスト&作曲家として
国際的な名声をを得ましたが
二度と故国の地を踏むことは
ありませんでした。



独奏 ワイセンベルク
指揮 カラヤン