ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

引退アスリート 再出発支援 静岡県内企業で広がり

2022-06-04 | Weblog
2022年1月31日、静岡新聞文字起こし

引退アスリート
再出発支援 (静岡)県内企業で広がり

スポーツ選手の引退後のセカンドキャリアを支援する
動きが県内で広がっている。競技で培った強い心身
を仕事でいかしてもらおうと、県内企業との雇用の
マッチングを図ったり、自らの会社で雇用したりと、
選手の第二の人生を後押しする。

静岡の会社 雇用マッチング開始
トラック運転手として勤務する新間怜臣(右)。業務後に
健康状態のチェックを受ける
=3月25日、磐田市東平松のキャリスター

「若者が安心して夢を終える環境を」。石油製品・
漁業用餌料販売機のフジ物産(静岡市清水区、
山崎伊佐子社長)は4月から、引退選手と企業の雇用
のマッチングを軸にした事実の始める。企業と元選手
をつなぐ専用ウェブを立ち上げ、キャリアコンサルタントが
面談し、個々の選手にとって最適なマッチングを
目指す。ビジネスマナーなどの指導も行う予定だ。

サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスなど複数の
地元チームに協賛する同社は、ファンをプレーで魅了
する選手に恩返しをしようと、昨夏から構想を練り
始めた。山崎社長は「たくましい人材が県内企業に
集まってくれたら」と来たいする。

運送業のキャリアスター(磐田市、中村多希留者)は
フットサルF料金2部「アグレミーナ浜松」のスポンサー
就任以来、選手の練習に配慮した雇用を続けている。
「競技だけで生活できるのは一握り。自社の人材確保
にもつなげようと考えた」と中村社長。

同チームのサテライトでプレーした新間怜臣(25)は
現役時代の2019年、チーム関係者の紹介で、トラック
運転手として就職。引退した2020年からも「体力に
自信があり、運転も楽しい」と仕事を続けている。
「引退後に不安がある選手は多い」と支援の広がりを
願う。中村社長は「競技継続を前提とした雇用では、
引退と同時に退職してしまう選手もいるだろう。選手、
企業の双方にとって有益な環境かどうかを事前によく
話し合うことが重要」と指摘する。

(静岡)県スポーツ協会は選手が県内で競技を継続
できるよう、雇用を希望する企業とつなぐ事業を展開し、
弓道や陸上などの選手の就職を実現している。
佐々木心事務局次官は、「引退後も
就職して地元に残れば、競技の普及活動
にも取り組める」と、競技の裾野拡大
とレベル向上に期待を寄せる。
(経済部・駒木千尋)






6月3日(金)
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