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明日への遺言

2008年03月10日 | 映画
明日への遺言

大東亜戦争終結後、無差別爆撃を行った米軍機の搭乗員を処刑した罪に問われ、戦争犯罪人として、裁判にかけられた東海軍司令官・岡田資(たすく)中将は、法廷闘争を「法戦」と名付け裁判に臨む。

「部下が行った全ての行為について、責任を取るのが司令官としての自分であります」
これは、侍の言葉ですね。

部下を守り、全責任を負う岡田資中将の潔い姿は、次第に敵国の検察官や裁判官の心を動かして行く。

エンドロールを観ているときに、後ろの席の人がスティーブ・マックィーンの息子だよって、言っているのが聞こえました。
そういえば、検察官の精悍な顔は、あの大脱走や拳銃無宿のマックィーンに良く似てました。

岡田資中将役の、藤田まことの淡々とした中に責任を一身に引き受けようとする演技が良かった。
冨司純子の妻温子は、言葉は話さないが、気持ちを表情で伝えていた。
フェザーストン主任弁護人(ロバート・レッサー)の米国の利益に反しても被告の利益を守ろうとする姿に感動しました。

劇場には、大勢の年配者が観ておられました。
この映画は、若い人にも観て貰いたいと思いました。

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2 コメント

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日本の士♪ (toyopos)
2008-03-11 06:36:33
海老名誠 さん おはようございます~
楽しく拝見させていただいています。

>>岡田資中将役 日本の士

仰る通り、後ろ姿の潔さですね。
心見習いたいです。

ありがとうございました。
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Unknown (海老名誠)
2008-03-11 07:07:34
いつもコメント有り難う御座います。
返信する

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