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母の手術(白内障)

2009年03月25日 | 身辺雑記
母が老人性白内障だと診断されたのはたしか10年ぐらい前だったな。
その時には、当分手術の必要はないと先生に云われたと母が話していたと覚えています。
それからは、年に一度くらい「目の具合はどうなの」と母に聞いていましたね。
そんな時にはいつも、「まだ大丈夫だって先生が云ってたよ」と云う返事だったんです。

そして、遂に去年の年末に母から、
「かかりつけの眼科の先生から、白内障の手術をするんなら紹介状を書くけどどうしますかって聞かれたよ」と、云われました。

去年の春辺りから、母の趣味のジグソーパズルを完成させる期間が大分長くなっているなとは思っていたんですよ。
母も、「暗いと色が良く解らないから、明るい日じゃないとパズルは出来ないよ」
なんて云ってましたから、白内障が進んでるんじゃないかな、とはなんとなく思っていたんですがね。

「手術するんなら、家(うち)の近くの病院の方が良いんじゃないの」
母は今、父が特養(特別養護老人ホーム)に入っているので、私の家からは車で1時間ほどの、横浜市内の団地でひとり暮らしをしているんです。

結局、紹介状を書いて貰って、2月に私の地元の病院へ診察を受けに行ったんですが、その場で一月後に手術することに決まりました。

手術一週間前に検査を行い、手術の説明をして頂きました。
説明ビデオを見せられたり、眼球の模型(ソフトボールくらいの大きさ)を使って丁寧に説明して下さいました。
ホントに最近の病院は、患者への対応が丁寧になっていて驚くほどです。

入院は二泊三日です。
で、母は入院前日の日曜日に我が家に一泊し、月曜の朝入院しました。

白内障手術日は週に一回と決まっている様で、今週の患者は7人だとか。
入院後、7人と家族が一箇所に集められました。

私が五十数年前に受けた当時の手術の難しさとは比べものにならないほどの、技術や機械の進歩があるんでしょうね。
まるで、流れ作業のように入院から手術、退院までの説明を手際よく行っていきます。

火曜日に手術は、無事に終了。
そして今日退院してきました。
母は随分良く見えるようになったと云ってました。

延び延びになっていたジグソーパズルも近いうちに完成するでしょう。

来週通院が一回ありますが、もう心配はないでしょうね。
漸く、肩の荷が下りましたよ。

小雨の中、母が暮らす団地の駐車場から車を出すと、いつものようにベランダに出た母が、こちらへ向かって手を振っています。

私もいつものように、車の窓を開け手を振り替えしてから車を発進させました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kentnk)
2009-03-27 21:45:46
ウチの母も白内障の手術受けましたよ。
先生の説明は私が聞いて、手術は弟が付き添って。我が家は二人で対応できるからちよっとだけ楽できます。
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Unknown (てっちゃん)
2009-03-28 07:40:44
こんにちは、てっちゃんです。
お元気なお母上ですね。
私の母とダブってブログ拝見してました。
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Unknown (海老名誠)
2009-03-30 02:34:37
kentnkさん
医学の進歩は素晴らしいですね。
五十数年前には、失明も考えなければならないような手術だったんですからね。
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Unknown (海老名誠)
2009-03-30 02:39:28
てっちゃん
私の両親は、不自由を抱えながらも健在なので、私に出来る範囲のことはやっておこうと思ってます。
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