シネブログ

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『ロード・オブ・ウォー』

2007年01月14日 23時34分08秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:122分
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク 、ブリジット・モイナハン 、ジャレッド・レトー 、イアン・ホルム 、ドナルド・サザーランド
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
ソビエト連邦崩壊前のウクライナに生まれ、少年時代に家族とともにアメリカに渡ったユーリー・オルロフ。やがてニューヨークにレストランを開いた両親を手伝い、そこで働くユーリーはある時、ギャング同士の銃撃戦を目撃する。この時彼は、食事を提供するレストランと同じように、いまの世の中では武器を必要としている人に武器を提供する仕事が求められていると気づき、弟のヴィタリーと2人で武器売買の事業を始める。危険と隣り合わせの裏社会で天性の才覚を発揮し、世界有数の武器商人へと成長していくユーリー。しかし、そんな彼にインターポールのバレンタイン刑事が迫ってゆく…。



コメント:
陽気な音楽に語りを入れて淡々と進んでいく映画かと思いきや、言っているセリフにはやけに説得力があり、戦争の実態をまざまざと見せつけられる内容でした。

よく考えたら戦争では武器がないと戦えない。
ではその武器は誰がどこでどうやって入手しているのか?
そんな世界を見せてくれる映画でしょう。

実話に基づいて製作されているらしいが、どこからどこまでが本当に現実なのかわからない。
でも確かに言えるのはこの映画で描かれているような世界が本当に実現すること。
武器商人が存在する限り戦争がこの世からなくなることはないのかもしれません。

戦争の裏側をストレートに描ききったこの作品は一度は観ていて損はない映画だと思います。


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