シネブログ

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『鉄コン筋クリート』

2008年07月18日 00時34分58秒 | 映画レビュー
原題:-
製作年度: 2006年
別題:-
製作国・地域: 日本 上映時間: 111分
監督:マイケル・アリアス
アニメーション制作:STUDIO4℃
動画監督:梶谷睦子
演出:安藤裕章
プロデューサー:田中栄子、鎌形英一、豊島雅郎、植田文郎
エグゼクティブプロデューサー:北川直樹、椎名保、亀井修、田中栄子
原作:松本大洋 『鉄コン筋クリート』
脚本:アンソニー・ワイントラーブ
デザイン:久保まさひこ(車輌デザイン)
美術監督:木村真二
編集:武宮むつみ
音楽:Plaid
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION 『或る街の群青』
CGI監督:坂本拓馬
キャラクターデザイン:西見祥示郎
サウンドデザイン:ミッチ・オシアス
作画監督:久保まさひこ、浦谷千恵
色彩設計:伊東美由樹
総作画監督:西見祥示郎
声の出演:
二宮和也 クロ
蒼井優 シロ
伊勢谷友介 木村
宮藤官九郎 沢田
大森南朋 チョコラ
岡田義徳 バニラ
森三中 小僧
納谷六朗 じっちゃ
西村知道 藤村
麦人 組長
田中泯 ネズミ(鈴木)
本木雅弘 蛇
オススメ度:★☆☆☆☆

ストーリー:
昔ながらの義理と人情が支配する街“宝町”を拠点に、何ものにも支配されずに自由に飛び回る“ネコ”と呼ばれるふたりの少年クロとシロ。彼らは誰よりも街を知り尽くしていたが、その愛する宝町に再開発と呼ばれる変革の荒波が迫ってくる。その影響でヤクザと暴力といった“退廃”が同時に街に押し寄せてしまい……。

コメント:
僕は基本的にアニメは好きなほうだ…と今まで言い続けていたが、実はそうではないのかもしれないことに気付いた。実際アニメ好きがアニメに求めるレベルってどういったものなのかわかってないが、個人的に求めるものと言えば”キャラ””声優”そして”世界観”の3つだ。

過去のアニメで好きなものと言えば、ジブリ(『ゲド戦記』はダメだったけど…)やディズニーといった王道の作品、最近は『時をかける少女』でも感動させられた。最低でもキャラクターと世界観ははずせない要素となっている。それらの個人的なこだわりがたまたまはずれたせいか、本作はその全てが自分に合わないと判断してしまったのだ。

あとから調べてみると、監督は「アニマトリックス」のマイケル・アリアスが手がけているではないか。実はあの作品もすんなり受け入れられなかったのが事実。やはりアニメには人それぞれの向き不向きがあるのだということなのだろう。合わないものはとことん合わないという事実を受け入れざるを得なかった。

人は皆好き嫌いがあるものなのだから当然このセンスに合わせる必要もなく、ただ義理と人情が支配する街という設定に惹かれたというのもあって最後まで鑑賞はさせてもらった。とはいえ声優にしても、はっきり言っていらいらするセリフが多く完全にシャットダウン。蒼井優の名演技という以前の問題であった。本作は映画版ではなく原作の漫画コミックで観るのが最適だということで判断した。

この夏、様々なアニメ作品が公開されるが、特にあの”ポ~ニョポ~ニョ”言ってるやつ。
個人的にはあれも危険な香りがしてならないのだ…。


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