シネブログ

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『ソウ』

2007年02月23日 01時04分46秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:103分
監督:ジェームズ・ワン
出演:ケイリー・エルウィズ 、ダニー・グローヴァー 、モニカ・ポッター 、リー・ワネル 、トビン・ベル 、ケン・レオン
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
薄汚れた広いバスルームで目を覚ました2人の男、ゴードンとアダム。彼らはそれぞれ対角線上の壁に足首を鎖で繋がれた状態でそこに閉じ込められていた。2人の間には拳銃で頭を撃ち抜かれた自殺死体が。ほかにはレコーダー、マイクロテープ、一発の銃弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。状況がまるで呑み込めず錯乱する2人に、「6時間以内に目の前の男を殺すか、2人とも死ぬかだ」というメッセージが告げられる…。その頃タップ刑事は“ジグソウ”を追っていた。ジグソウが仕掛ける残忍な“ゲーム”で次々と被害者が出ていたのだった…。



コメント:
最初から最後まで続く閉塞感とスタイリッシュな展開がサイコーにおもしろい。
こういった程よいグロテスク加減&最後まで展開のわからない映画は大好きだ。

"saw"という英語には"のこぎり"という意味と"見た[seeの過去形]"という二つの意味があるが、これはどちらも当てはまる内容であるといえよう。
というかなかなかセンスのいいタイトルネーミングだと思ってしまった程だ。
最後まで気の抜けない展開で、痛々しいシーンが多々あるのでそれらの演出が苦手な人にとっては辛い映画だろう。
だが僕にとってはとにかく最後まで犯人がわからなくて、わかったときは思わず『こいつかよ~』と叫んでしまうくらいだった。
見事に”ソウトラップ”にハメられてしまったという形だ。
わかる人にはすぐわかるオチなんだろうが・・・

最後まで犯人がわからないし目が離せない展開というところでは『スクリーム』や『メメント』に似ているように感じた。
どの映画も衝撃的ラストが待ち構えている作品だ。

『ソウ』を観終わった瞬間=気持ちよく騙してくれる映画に出会えた瞬間
この感想が一番しっくりくる作品だ。
まだ観てない人には、ぜひともその驚愕のラストを体験していただきたい。


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