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『ゴーストライダー』

2007年11月13日 23時24分24秒 | 映画レビュー
上映時間:110分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月:2007/03/03
ジャンル:アクション/アドベンチャー/ファンタジー
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ウェス・ベントリー、サム・エリオット、ドナル・ローグ、ピーター・フォンダ、マット・ロング、ラクエル・アレッシ、ブレット・カレン、ローレンス・ブルース、ダニエル・フレデリクセン、マシュー・ウィルキンソン、ギブソン・ノルティ
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、ジョニー・ブレイズ。そんな彼にはある秘密があった。17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィストと取引をして魂を売り渡してしまったのだ。自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。メフィストはジョニーに魔界の反逆者ブラックハートを捕らえるよう命じる。メフィストにより魔界の力を得て、ゴーストライダーとなったジョニーは、“地獄(ヘル)バイク”に乗ってブラックハート率いる悪魔軍団を追いつめていくが…。



コメント:
この映画は真面目に観れない。
だってニコラス・ケイジのあの髪型見てん!!
あまりに似合わな過ぎ、やばいもう無理あり得ん(笑)

いくらニコラス・ケイジが「このキャラクターを愛してやまない」と公言しているとはいえ、前髪をちょっと付け足してまで彼を起用する必要があったのか疑いをもたずにはいられなかった。冒頭でジョニーが悪魔に魂を売ってしまう背景が語られるが、いっそのことその若きジョニーを演じた俳優にそのまま最後まで演じさせたほうがよかったんじゃないか?と、思うほどだ。いやむしろそうすべきだったと思う。あのイケメンからニコラス・ケイジへ変化させたんじゃあ、笑いを押さえるのは不可能。それだけならまだしも(いや許せる問題ではないが)はっきり言ってヒロインも若かりし頃の女優さんの方が可愛かった気がする。やたら胸を強調するエヴァ・メンデスじゃあ逆に冷めてしまったことは言うまでもないだろう。

でもねでもね、そんな二人が主人公でもゴーストライダーはカッコいいと期待していた。さすがにその期待には少しは応えてくれていた気がする。まあヒーローがなんで骸骨?ってのは置いといて、そのヒーローが乗っているヘルバイクはなかなかカッコいい。炎の車輪を持ち、車体各部から炎を吹き上げ、垂直の壁面や水面も走ることができるという優れもの。また口笛を吹けば犬のように自分のところに走ってくるのがなんともかわいい。

でもそんなカッコいいバイクが登場するにも関わらず見せ所は極少だ。なぜなら問題は”敵”にあったからだ。とにかく今回登場する敵が弱すぎるったらありゃしない!!ほぼ全キャラがゴーストライダーの技を一発受けただけで死んでしまうという前代未聞の弱さ。これには緊迫感どころか笑いのひとつすら出す暇がないほど瞬殺な出来事であった。どうせやるならもっとはちゃめちゃな展開でもいいからたくさん見せ所を作って~とお願いしたいくらいである。まあラストの展開からして続編は間違いないだろうから、それのためのネタ温存なのかもしれないが、あまりに本作が序章になりすぎて「つまらない」言わざるを得ない内容だった。

おそらく続編が同じ雰囲気を醸し出していたら絶対観ることはないだろう。
だが本作から更に20年後という設定で、ニコラス・ケイジの髪を地毛のまま使うようなことがあれば観に行くかもしれない(笑)


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