木曜日。何となく薄暗いこともあるけど、どうもどんよりした気分。起きてみたら小雨模様。いか
にも肌寒いという感じがする。ちゃんと寝ているのに寝たりなくて疲れたような気分なのはやっ
ぱり季節の変わり目ということなのかな。週明けまでずっと雨模様の予報では、元気づけにモー
ルまで歩くというのもめんどうそうな気分。でも、歩かなくても何だかやたらとおなかが空くし、か
といって、「グー」信号にいちいち反応して食べていたらまずいような感じだし・・・。
秋といえば、食欲の秋、天高く馬肥ゆる秋、スポーツの秋、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋、文
化の秋、収穫の秋・・・他に何があるのかな。あれもこれもと忙しい季節だなあという感じがする
けど、たぶん蒸し暑くてかったるい日本の夏が過ぎて、みんな俄然元気になってやる気が出て
来るからだろう。季節感まで几帳面に仕分けされているようでおもしろい。たぶん日本人の体内
時計にそういうカレンダーが組み込まれているんだろうな。でも、大雑把に短い乾期と長い雨期
しかないようなところに長い間いれば、体内時計がリセットされてそういう季節感は薄れて行くも
のらしい。もっとも、蝦夷地の霧の最果てで生まれ育ったワタシには日本標準規格の季節感は
ピンと来ないんだけど、それは幼稚園の出席帳の各月の季節を代表する絵柄がその月々の自
分の周りの風景とは全然違ったもので、未だに季節感覚が混乱したままなのかもしれない。
先週M6.4の地震が起きた同じ震源地で今度はM4.1の余震があったんだそうな。午前4時頃
だったそうだけど、ワタシたちがそろそろ寝ようかと言っていたあたりか。先週のもそうだったけ
ど、何も感じなかったから、寝て、起きて、昼のニュースを見るまで知らなかった。でも、実際に
は余震とされる小さな地震が何十回もあったらしい。前回ブリティッシュ・コロンビアで大地震が
あったのは300年以上前だそうで、次の大物がいつ来てもおかしくないとか。そうだろうなあ。
地図を見れば、カナダの西岸はもろに「環太平洋火山帯」にあるんだもの。地球が生きている以
上はいつかは来るだろうけど、問題はそれが明日なのか、200年先なのかわからないことか。
地球は太陽系の中でたまたま生命の誕生や生存に適した位置にできた惑星だけど、太陽系の
外にもたくさんの惑星があるはずだとして、いろんな観測や研究が進んでいる。これまでに生命
を維持できそうなものも見つかっているそうだし、太陽系とはまったく違った不思議な惑星系もあ
るそうだし、すごいのになると何らかの理由で「太陽」を失ったらしいみなしご惑星が宇宙空間を
ふらふらと浮浪しているというから、宇宙にもホームレス問題があるんだとびっくり。そこへ発表
されたのが惑星探査機ケプラーが2つの太陽を持つ惑星を見つけたというニュース。白鳥座に
あって太陽系から200光年ぐらいという話だから、宇宙のものさしではけっこう近いじゃないの。
この惑星は「ケプラー16b」と命名されたけど、天文学者たちは名作『スターウォーズ』の処女作
に登場した2つの太陽を持つ惑星にちなんて「タトゥーイン」と呼んでいるとか。うん、まさに科学
は小説より奇なりだな。
『スターウォーズ』は最初に作られた3作しか見ていないけど、双子の太陽が沈んで行くシーン
はあまりにも強烈な印象で今でもはっきり覚えている。育ての親の叔父夫婦を殺されて独りぼっ
ちになったルークが辺境の惑星タトゥーインで悲しみにくれながら眺めていた赤い2つの夕日。
これからひとりで荒々しい世界へ出て行かなければならない若者が沈んで行く夕日に決意を新
たにする・・・(サウンドトラックも含めて)まさに正真正銘の古典的西部劇のシーンだったけど、
じーんと来るほど清冽な感じがした。(『スターウォーズ』の第1作(今はエピソード4)は正統派
のアメリカ西部劇をしっかり踏襲した名作だと思う。)辺境の砂漠の夕日に2つの太陽を想像し
た人はすごいと思たもんだけど、それが現実になったんだからもっとすごい。宇宙に何十億とあ
る連星。ひょっとしたらタトゥーインは数え切れないくらいあるのかもしれないな。白鳥座の2つ
星アルビレオにも惑星があるのかなあ。青と黄色の宝石のようにうっとりする美しいカップルの
太陽が綾なす夕焼け空を見上げてみたい!
でも、この太陽系の三番目の惑星の西半球の北の方の大陸の西側にある街の南の方の小さな
家のベースメントにズームインしてみたら、ああ、ここは「仕事の秋」一色。それも大きめの仕事
ばかり。この週末はねじり鉢巻だなあ、もう。だけど、何となく、ほんとに微妙に何となくなんだけ
ど、日本に「復興の秋」が訪れつつあることを感じさせるような内容の仕事が出てきたような気
がする。May the Force be with you、ニッポン!
にも肌寒いという感じがする。ちゃんと寝ているのに寝たりなくて疲れたような気分なのはやっ
ぱり季節の変わり目ということなのかな。週明けまでずっと雨模様の予報では、元気づけにモー
ルまで歩くというのもめんどうそうな気分。でも、歩かなくても何だかやたらとおなかが空くし、か
といって、「グー」信号にいちいち反応して食べていたらまずいような感じだし・・・。
秋といえば、食欲の秋、天高く馬肥ゆる秋、スポーツの秋、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋、文
化の秋、収穫の秋・・・他に何があるのかな。あれもこれもと忙しい季節だなあという感じがする
けど、たぶん蒸し暑くてかったるい日本の夏が過ぎて、みんな俄然元気になってやる気が出て
来るからだろう。季節感まで几帳面に仕分けされているようでおもしろい。たぶん日本人の体内
時計にそういうカレンダーが組み込まれているんだろうな。でも、大雑把に短い乾期と長い雨期
しかないようなところに長い間いれば、体内時計がリセットされてそういう季節感は薄れて行くも
のらしい。もっとも、蝦夷地の霧の最果てで生まれ育ったワタシには日本標準規格の季節感は
ピンと来ないんだけど、それは幼稚園の出席帳の各月の季節を代表する絵柄がその月々の自
分の周りの風景とは全然違ったもので、未だに季節感覚が混乱したままなのかもしれない。
先週M6.4の地震が起きた同じ震源地で今度はM4.1の余震があったんだそうな。午前4時頃
だったそうだけど、ワタシたちがそろそろ寝ようかと言っていたあたりか。先週のもそうだったけ
ど、何も感じなかったから、寝て、起きて、昼のニュースを見るまで知らなかった。でも、実際に
は余震とされる小さな地震が何十回もあったらしい。前回ブリティッシュ・コロンビアで大地震が
あったのは300年以上前だそうで、次の大物がいつ来てもおかしくないとか。そうだろうなあ。
地図を見れば、カナダの西岸はもろに「環太平洋火山帯」にあるんだもの。地球が生きている以
上はいつかは来るだろうけど、問題はそれが明日なのか、200年先なのかわからないことか。
地球は太陽系の中でたまたま生命の誕生や生存に適した位置にできた惑星だけど、太陽系の
外にもたくさんの惑星があるはずだとして、いろんな観測や研究が進んでいる。これまでに生命
を維持できそうなものも見つかっているそうだし、太陽系とはまったく違った不思議な惑星系もあ
るそうだし、すごいのになると何らかの理由で「太陽」を失ったらしいみなしご惑星が宇宙空間を
ふらふらと浮浪しているというから、宇宙にもホームレス問題があるんだとびっくり。そこへ発表
されたのが惑星探査機ケプラーが2つの太陽を持つ惑星を見つけたというニュース。白鳥座に
あって太陽系から200光年ぐらいという話だから、宇宙のものさしではけっこう近いじゃないの。
この惑星は「ケプラー16b」と命名されたけど、天文学者たちは名作『スターウォーズ』の処女作
に登場した2つの太陽を持つ惑星にちなんて「タトゥーイン」と呼んでいるとか。うん、まさに科学
は小説より奇なりだな。
『スターウォーズ』は最初に作られた3作しか見ていないけど、双子の太陽が沈んで行くシーン
はあまりにも強烈な印象で今でもはっきり覚えている。育ての親の叔父夫婦を殺されて独りぼっ
ちになったルークが辺境の惑星タトゥーインで悲しみにくれながら眺めていた赤い2つの夕日。
これからひとりで荒々しい世界へ出て行かなければならない若者が沈んで行く夕日に決意を新
たにする・・・(サウンドトラックも含めて)まさに正真正銘の古典的西部劇のシーンだったけど、
じーんと来るほど清冽な感じがした。(『スターウォーズ』の第1作(今はエピソード4)は正統派
のアメリカ西部劇をしっかり踏襲した名作だと思う。)辺境の砂漠の夕日に2つの太陽を想像し
た人はすごいと思たもんだけど、それが現実になったんだからもっとすごい。宇宙に何十億とあ
る連星。ひょっとしたらタトゥーインは数え切れないくらいあるのかもしれないな。白鳥座の2つ
星アルビレオにも惑星があるのかなあ。青と黄色の宝石のようにうっとりする美しいカップルの
太陽が綾なす夕焼け空を見上げてみたい!
でも、この太陽系の三番目の惑星の西半球の北の方の大陸の西側にある街の南の方の小さな
家のベースメントにズームインしてみたら、ああ、ここは「仕事の秋」一色。それも大きめの仕事
ばかり。この週末はねじり鉢巻だなあ、もう。だけど、何となく、ほんとに微妙に何となくなんだけ
ど、日本に「復興の秋」が訪れつつあることを感じさせるような内容の仕事が出てきたような気
がする。May the Force be with you、ニッポン!