あ~あ、どうしてこう出かける前の日までバタバタなんだろうなあ。明日10月末日は第3四半期に集めた
消費税の納付期限。フリーランスの個人事業主でも一定以上の年間売上げがあればGSTという消費税を
徴収する義務がある。これが実にしちめんどうくさい。まあ、まめに帳簿をつけないから納付期限が迫って
めんどうだなあということになるんだけど、期限に納付しないと利子がついてくる。だけど、経費にかかった
GSTを相殺できるので、輸出扱いで税率ゼロの海外からの仕事の方が多いと還付されることもある。ま、
いつものように慌てたもので、結局は3ヵ月分の帳簿を整理するのに一晩中かかってしまった。
保守党政権時代に最初7%で始まったGST、去年から6%に下がって、今日発表された予算案では来年
1月からさらに5%に下がるとか。所得税の減税も今年初めまで遡ってやってくれるらしい。保守党の少数
政権になってから、カナダはやたらと景気がいい。どの政党だからというよりも、たまたまグローバル経済
がカナダに追い風ということなんだろうけど、おかげでカナダドルは上がりっぱなし。とうとう40何年ぶりの
レートになって、まだ上がるという噂だ。おいおい、米ドルと日本円の収入は目減りする一方じゃないか。
それもこれも原油価格の高騰とつながっているらしい。なんたってカナダは隠れた石油大国。アルバータ
北部のオイルサンドはアメリカ中の車を100年間走らせることができるくらいの埋蔵量があるそうな。東の
ニューファウンドランドにも大きな海底油田があるし、BC州の沖合いにも今は自然保護派によるストップが
かかっているけれども相当な規模の油田があって、先住民が開発したがっている。中近東の石油は汲み
上げるだけで安上がりだったから、オイルサンドは今まで太刀打ちできなかっただけの話。テロも反乱軍も
いないカナダは石油の「安定供給国」として売り出せるかもしれないなあ。
とにかく、銀行に走ってGSTの納付を済ませ、戻ってきた編集済みファイルの見直しをしていたら、1日が
暮れてしまった。バイリンガルの編集者がいなくて、今回はモノリンガルの人が編集。原稿と付き合わせる
ことができないから、「読む人の立場」で編集される。意味がよくわからん、この表現でいいのか、と質問が
どさっと来るからけっこう大変ではあるけど、見直して、考え直して、手直しをするという過程はまたとない
勉強にもなる。この人は、「明瞭であること」にかけては一段と厳しいもので、おかげでくらいついて、つい
気合が入ってしまう。英語は半生以上第1言語として使っているといっても所詮は母語ではないし、学歴も
ない(とヘンな自慢をしている)私にしてみれば、クライアントに育てられてきたも同然だなあと思う。多謝!
直せるところは直し、なお質問があるところはコメントをつけて、送り出した後は、請求書を書いて10月の
営業が終わり。仕事場は散らかり放題なんだけど、ま、いいか。留守番をしてくれるシーラのためにパンを
焼いて、そろそろ旅の支度を始めなきゃ。サンフランシスコは寒いかなあ・・・
消費税の納付期限。フリーランスの個人事業主でも一定以上の年間売上げがあればGSTという消費税を
徴収する義務がある。これが実にしちめんどうくさい。まあ、まめに帳簿をつけないから納付期限が迫って
めんどうだなあということになるんだけど、期限に納付しないと利子がついてくる。だけど、経費にかかった
GSTを相殺できるので、輸出扱いで税率ゼロの海外からの仕事の方が多いと還付されることもある。ま、
いつものように慌てたもので、結局は3ヵ月分の帳簿を整理するのに一晩中かかってしまった。
保守党政権時代に最初7%で始まったGST、去年から6%に下がって、今日発表された予算案では来年
1月からさらに5%に下がるとか。所得税の減税も今年初めまで遡ってやってくれるらしい。保守党の少数
政権になってから、カナダはやたらと景気がいい。どの政党だからというよりも、たまたまグローバル経済
がカナダに追い風ということなんだろうけど、おかげでカナダドルは上がりっぱなし。とうとう40何年ぶりの
レートになって、まだ上がるという噂だ。おいおい、米ドルと日本円の収入は目減りする一方じゃないか。
それもこれも原油価格の高騰とつながっているらしい。なんたってカナダは隠れた石油大国。アルバータ
北部のオイルサンドはアメリカ中の車を100年間走らせることができるくらいの埋蔵量があるそうな。東の
ニューファウンドランドにも大きな海底油田があるし、BC州の沖合いにも今は自然保護派によるストップが
かかっているけれども相当な規模の油田があって、先住民が開発したがっている。中近東の石油は汲み
上げるだけで安上がりだったから、オイルサンドは今まで太刀打ちできなかっただけの話。テロも反乱軍も
いないカナダは石油の「安定供給国」として売り出せるかもしれないなあ。
とにかく、銀行に走ってGSTの納付を済ませ、戻ってきた編集済みファイルの見直しをしていたら、1日が
暮れてしまった。バイリンガルの編集者がいなくて、今回はモノリンガルの人が編集。原稿と付き合わせる
ことができないから、「読む人の立場」で編集される。意味がよくわからん、この表現でいいのか、と質問が
どさっと来るからけっこう大変ではあるけど、見直して、考え直して、手直しをするという過程はまたとない
勉強にもなる。この人は、「明瞭であること」にかけては一段と厳しいもので、おかげでくらいついて、つい
気合が入ってしまう。英語は半生以上第1言語として使っているといっても所詮は母語ではないし、学歴も
ない(とヘンな自慢をしている)私にしてみれば、クライアントに育てられてきたも同然だなあと思う。多謝!
直せるところは直し、なお質問があるところはコメントをつけて、送り出した後は、請求書を書いて10月の
営業が終わり。仕事場は散らかり放題なんだけど、ま、いいか。留守番をしてくれるシーラのためにパンを
焼いて、そろそろ旅の支度を始めなきゃ。サンフランシスコは寒いかなあ・・・