日曜日と祭日に挟まれた月曜日。休みを取った人が多いと見えて、なんとなくあたりがひっそりしている
感じ。まあ、1日だけ有休を取って五連休だから、きわめて効率の良いカレンダーの配置というところ。
勤めていたら私もツレアイ君もさっさと休暇を取っていただろうけど、私は自分が自分の雇い主。仕事が
詰まっているから、「お休みください」のお願いにはコワイ顔で「NO!」 あ~あ・・・
東京に「自由が丘」という地域があるらしい。なんか昔風に颯爽としていて、のびのびとして、かっこいい
名前だなあと思ったけど、小町のセレブ論議を読んでいたら、どうやらあまり自由闊達とはいいがたい
場所という印象。この自由が丘に引っ越すといったら友だちに「セレブ、セレブ」といわれて嫌味だという
愚痴なんだけど、嫌がっているようで心のどこかで「羨ましがられている」という満足感がありそうな感じ。
自由が丘がどんなところなのか想像もつかないけど、やっかまれて困るとこぼしながら内心はうれしくて、
だけどその本音を言うとほんとに嫌味を言われそうでいやだから、匿名掲示板に「どうしてそんなことを
いうのか理解できない」みたいなトピックを立てて「羨ましがられているのよ~」と自分の本音を代弁して
もらわなければならないほど(ああ、まわりくどい・・・)、鼻っ面が天を向いた人たちの住むところらしい。
ここでおもしろいのは、海外在住組がセレブの語源である英語のcelebrityの本来の意味を書き込むと、
それに対して「セレブは日本語。なぜ必死に文句を言うのか」というような反駁が出てくること。たしかに
セレブはカタカナ語だから元の英語とは意味がぜんぜん違ってあたりまえなんだけど、そこはおそらく
「海外在住日本人」に英語の講釈をされるとカチンと来て、いちいちうるせ~ということになるんだろう。
まあ、そうカリカリしなさんな。英語だってcelebrityの省略形のcelebというのはジューシーなゴシップで
タブロイド紙を賑わす人たちのことなんだから。日本のセレブっておセレブ雑誌にブランド品に囲まれて
登場する単なる成金らしいけど、欧米のセレブはパパラッチに追い回されてスキャンダルをさらされる
羨ましくもない存在なんだから。それにしてもなあ、「海外在住」とか英語の意味の講釈に何かにつけて
過敏に反応する心理はおもしろい。「いかがなものか」と気取って、暗に「黙れ」と言ってるわけだから。
毎日新聞が英語版の「WaiWai」というコラムを「不適切な表現があった」という理由で廃止し、編集者を
停職処分にした上、監督不行届きと幹部まで減給処分にした。「不適切な表現」というのは日本語版に
載った理由で、英語版に掲載された理由とはかなり違っていた。だから、日本語のブログや掲示板では
「日本について嘘っぱちの下品な情報を垂れ流していた」と憤慨し、英語のブログや掲示板では「言論
統制だ」と憤慨。読者の反応がまったく違ってくるからおもしろい。元々このコラムは日本の通勤電車で
おじさんたちが読み耽る週刊誌の記事を英語訳したもので、出所が出所だから当然セックスに関する
ものが圧倒的に多かった。まあ、かなりおもしろおかしく書いてあったけど、元の週刊誌名も掲載されて
いた。それを日本人は「日本人の恥を捏造して世界にばらまいた」かのように怒っているけど、つまりは、
「不適切な表現」そのものについて怒っているわけではなく、日本の週刊誌に載っていて、(その膨大な
発行部数から推測すれば)膨大な数の日本人が愛読する卑猥な記事(日本の恥)を「世界にさらした」と
いって怒っているということになるなあ。
そっか。世界最大級のセックス産業、痴漢に美少女趣味に援助交際といったセックスへの執心ぶりが
世界に知られたら、慎重に築き上げて来た「品行方正なニッポン人」のイメージが穢れてしまうと恐れて
いるわけで、ここにも上辺さえきれいに飾ればそれでよしとする日本の「包み紙文化」が見えて来るから
おかしくなる。な~んだ、臭いものにふたってことかあ。自分自身の嫌な部分は見たくない。見たくない
から見ない。見ようとしないから、いつもそのふたを押さえるのに忙しくて、結局はどこかでボロが出る。
こっちではとっくにボロが出ているみたいだけどなあ。近頃は何かにつけて「在日」の仕業。いくら注意を
逸らしてみたって、臭いものはいくら蓋をしても結局は臭ってしまうんだけど・・・
感じ。まあ、1日だけ有休を取って五連休だから、きわめて効率の良いカレンダーの配置というところ。
勤めていたら私もツレアイ君もさっさと休暇を取っていただろうけど、私は自分が自分の雇い主。仕事が
詰まっているから、「お休みください」のお願いにはコワイ顔で「NO!」 あ~あ・・・
東京に「自由が丘」という地域があるらしい。なんか昔風に颯爽としていて、のびのびとして、かっこいい
名前だなあと思ったけど、小町のセレブ論議を読んでいたら、どうやらあまり自由闊達とはいいがたい
場所という印象。この自由が丘に引っ越すといったら友だちに「セレブ、セレブ」といわれて嫌味だという
愚痴なんだけど、嫌がっているようで心のどこかで「羨ましがられている」という満足感がありそうな感じ。
自由が丘がどんなところなのか想像もつかないけど、やっかまれて困るとこぼしながら内心はうれしくて、
だけどその本音を言うとほんとに嫌味を言われそうでいやだから、匿名掲示板に「どうしてそんなことを
いうのか理解できない」みたいなトピックを立てて「羨ましがられているのよ~」と自分の本音を代弁して
もらわなければならないほど(ああ、まわりくどい・・・)、鼻っ面が天を向いた人たちの住むところらしい。
ここでおもしろいのは、海外在住組がセレブの語源である英語のcelebrityの本来の意味を書き込むと、
それに対して「セレブは日本語。なぜ必死に文句を言うのか」というような反駁が出てくること。たしかに
セレブはカタカナ語だから元の英語とは意味がぜんぜん違ってあたりまえなんだけど、そこはおそらく
「海外在住日本人」に英語の講釈をされるとカチンと来て、いちいちうるせ~ということになるんだろう。
まあ、そうカリカリしなさんな。英語だってcelebrityの省略形のcelebというのはジューシーなゴシップで
タブロイド紙を賑わす人たちのことなんだから。日本のセレブっておセレブ雑誌にブランド品に囲まれて
登場する単なる成金らしいけど、欧米のセレブはパパラッチに追い回されてスキャンダルをさらされる
羨ましくもない存在なんだから。それにしてもなあ、「海外在住」とか英語の意味の講釈に何かにつけて
過敏に反応する心理はおもしろい。「いかがなものか」と気取って、暗に「黙れ」と言ってるわけだから。
毎日新聞が英語版の「WaiWai」というコラムを「不適切な表現があった」という理由で廃止し、編集者を
停職処分にした上、監督不行届きと幹部まで減給処分にした。「不適切な表現」というのは日本語版に
載った理由で、英語版に掲載された理由とはかなり違っていた。だから、日本語のブログや掲示板では
「日本について嘘っぱちの下品な情報を垂れ流していた」と憤慨し、英語のブログや掲示板では「言論
統制だ」と憤慨。読者の反応がまったく違ってくるからおもしろい。元々このコラムは日本の通勤電車で
おじさんたちが読み耽る週刊誌の記事を英語訳したもので、出所が出所だから当然セックスに関する
ものが圧倒的に多かった。まあ、かなりおもしろおかしく書いてあったけど、元の週刊誌名も掲載されて
いた。それを日本人は「日本人の恥を捏造して世界にばらまいた」かのように怒っているけど、つまりは、
「不適切な表現」そのものについて怒っているわけではなく、日本の週刊誌に載っていて、(その膨大な
発行部数から推測すれば)膨大な数の日本人が愛読する卑猥な記事(日本の恥)を「世界にさらした」と
いって怒っているということになるなあ。
そっか。世界最大級のセックス産業、痴漢に美少女趣味に援助交際といったセックスへの執心ぶりが
世界に知られたら、慎重に築き上げて来た「品行方正なニッポン人」のイメージが穢れてしまうと恐れて
いるわけで、ここにも上辺さえきれいに飾ればそれでよしとする日本の「包み紙文化」が見えて来るから
おかしくなる。な~んだ、臭いものにふたってことかあ。自分自身の嫌な部分は見たくない。見たくない
から見ない。見ようとしないから、いつもそのふたを押さえるのに忙しくて、結局はどこかでボロが出る。
こっちではとっくにボロが出ているみたいだけどなあ。近頃は何かにつけて「在日」の仕業。いくら注意を
逸らしてみたって、臭いものはいくら蓋をしても結局は臭ってしまうんだけど・・・