極楽とんぼは風まかせ

東は東、西は西。交わることなき二つとはいえ、
広い太平洋、東の風が吹き、西の風が吹き・・・

ストレス太りしたり、ストレスやせしたり

2011年09月29日 | 今日の風の吹きまわし
木曜日。ごみ収集車の音で一度何となく目が覚めて、また眠りに落ちて、目が覚めたら午後12
時40分。カレシを肘で軽く突いたら、パカッと目を開けて「ヘンな夢を見てた~」。ここんところ、
老朽化してもうろくしたコンピュータと格闘していたから、カレシの脳もデフラグが必要になったの
かな。「ボクたち2人とと、顔のわからない2人とでリゾートのようなところにいて、顔のわからな
いやつが特別サービスをさせるとか何とか言っていて・・・」って、なんかおもしろそうな夢。

起きてバスルームの秤に乗ったら、きゃっ、きのう増えていた分がまだ残っている。ふむ、おとと
いの飲茶の影響がまだ抜けていないのかなあ。体重は毎日欠かさず就寝直前と起床直後に同
じ条件(下着のみ)で計る。夜と朝の体重の違いが寝ている間の基礎代謝量の目安になってい
て、それを数年続けていると自分の新陳代謝のパターンがある程度わかって来る。だいたいの
ところ、日課的に運動をしているときは夜と朝の差が大きいし、運動をさぼっていると差が縮まり、
かなり長いことさぼるとまじめに運動をしていた頃の半分になって、同時に体重がじわ~っと右
肩上がりになる。ときどきは急に体重がパターンを外れて跳ね上がり、だいたい2日くらいで何と
なく元に戻ることがあるけど、浮かび上がった共通点がなぜか出汁(の中のいわゆる「旨味」成
分)や醤油のようなナトリウム分の多い調味料を多用する料理。ということは、ふだんがわりと低
塩の食生活なので、急にたくさん食べたら一時的に「むくみ」が起きる・・・のかな?

もちろん、ストレスがかかっているときはすぐに空腹状態になるから、食べる量や回数が増えて
体重が増えることもある。徹夜などしようものなら、2日くらいは冬眠から覚めた熊みたいな状態
になって、普通に食事をしていても30分も経たないうちに「おなか空いた~」ということになる。
この頃は精神的なストレスを感じることが少なくなって、やけ食いをすることもなくなったんだけど、
年とともに肉体的なストレスには敏感になって来たということかな。思えば、在宅自営業が多忙
な上に家事も100%やっていて、おまけにカレシからの精神的なストレスがどんどん高まってい
た1990年代にはBMIが25まで行った。あの頃の写真を見ると、ほんとに「太って」いた。マッ
チ棒のようなオンナノコと比べたら百年の恋(があったとして)が冷めるのも理解できると思って
しまうくらい「どっしり」していた。何であんなに太ったのかって、カレシが家にいないランチタイム
に、インスタントラーメンを2つも食べるというような大食いをしていたことに尽きるんだけど、あ
れはまさにストレス太り。

逆に、急激に強いストレスに襲われると食欲がなくなるから、当然やせる。カレシご狂乱の場に
なって、半年でBMIが20まで急降下したのはまさにそのストレスやせだった。何しろ口論が始
まったらいつ終わるのかわからない。終わりそうになってはまた始まるという繰り返しで、食事時
が近いと食べる気が失せる。夜だと空が白んでくるまで延々と続くから、翌日は寝不足で仕事。
最悪のときには2日がかりで大喧嘩をしたこともあった。表向きは普通に仕事をしていたから、
大量の仕事をこなしながらうつ病の治療とカウンセリングを受け、頻繁に派手なけんかをやり、
合間にオンナノコが「ひょっとしたら」の期待感に胸を膨らませて日本からノコノコとやって来るし、
夜のお仕事のオンナには「同じ」日本人として恥ずかしいと攻撃されるし、しまいにはカレシがス
トーカーまがいの行動に出るし・・・うん、ワタシにとっては破壊されそうになっている自分という
「人間」の生存をかけて戦っていたような気がするから、ストレス食いなどしていられなかったん
だろうな。

それが10年前で、今のBMIは22。おなかのあたりがちょっとぽっちゃりして来たように思うん
だけど、まあ、着るもののサイズを変えないで済んでいるうちはいいか。体重増加の大半はお
酒だということ(つまり、酒量を減らせばいい)はわかっているし、ストレス食いに気をつければ
「メタボ」は回避できるだろうし、人間、年を取ると服のサイズよりも何よりも中身の健康だから。