旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

私はこの顔が見てみたい(笑)

2011-05-31 | ジャニーズ雑記

レコメンでも話にあがってた、横山さんの免許証の写真

なぜか笑える~

でも、超カッコイイ(笑) ←なぜ(笑)

あっ、今日は大阪に帰ってるんでしょうかね

しっかり充電してきて戻ってきてくださいねー



さて。

今にもマルモに追いつかれそうな「JIN」放送中の次クールの日曜劇場ですが
(私も今は「マルモ」を見てます

次クールの「華和家の四姉妹」に、なんとしげさんが出るというぢゃないですか

しかも、その役が 「プレイボーイのカメラマン」

カメラマンだなんて、やっと趣味がお仕事に活かせる仕事がきた
思ったら、プレイボーイですよ




楽しみすぎるーーー




だって今まで優等生な役ばっかりで、正直つまんなかったんだもん

どんな顔でプレイボーイを演じてくれるのか

100ワクワクなんて、軽~く超えてます

番宣とか超楽しみ


今年の夏は24時間テレビもあるし、もう楽しみがいっぱいで幸せすぎです


久しぶりに極楽でした

2011-05-30 | お手軽ケータイ日記
な月曜日でしたね


本格的に梅雨だなあ



今日はですね

久しぶりにマッサージしてもらってきましたよん

で、人にマッサージしてもらう気持ちよさを思い出しました

マッサージって、たぶん、去年の夏にバリ島とアマンジヲでやってもらって以来ですね
って、もう半年以上も前やんか

今日は50分の普通のマッサージだったけど、次はスパでやってもらうような極楽マッサージを受けたい~っ




そう。思いだした。

そうやって気持ちよくマッサージしてもらってから帰ったので、しげさんが出ていた番組、見れませんでした




しげ < 50分マッサージ




…ゴメン、しげ



てか、ちゃんとトークとか出来てたのかな?

愛すクリーム

2011-05-29 | ほかの話

因島(正しくは生口島)の「ドルチェ」のアイス、メチャメチャ美味しそうでしたねー
ダイエッターなクセに「アイスLOVE」な管理人には、超危険な映像でした

そして、そのアイスを食べる横山さんの口元に吸い寄せられそうになりました
アイスよりも危険すぎるそのエロさ

因島のお好み焼きをペロペロ食べる横山さんといい
おこぜのから揚げとごはんをむさぼり食う横山さんといい
もう見どころ満載で、「ごちそうさまでしたああ」とテレビの前で言ってしまったぢゃないか・・・

てか、横山さんばかり見ていて、すばるをほとんど見てないという・・・ごめんなさい


ドルチェのアイスは通販でも買えるということで・・・さっそくHPを見ようとしたのですが・・・


アクセスできません Oh no~


いやいや「関ジャニ∞MAP」の影響力はすごいものがありますね

と、思ってたら、ここのアイス、グータンヌーボやあさイチでも紹介していたみたいで、楽天のジェラート部門で毎週1位を取ってるみたいです(笑)

楽天ショップではサクサクと買えるみたいなので、もしご購入されたい方はこちらからどうぞ


私はですね、買いたいのはやまやまなんですが、今日、頼んでいた「ブルーシール」のアイスが、この雨の中届いたので、しばらくはこっちを楽しみたいかと。



えー・・・すっぴんでスミマセン
しかも、顔疲れてる?

ブルーシールのアイスは、去年のあの酷暑の中、2度も買ったのですが、沖縄の味もアイスで楽しめて、めっちゃお気に入りになりました
卵アレルギーの母でも食べられる、卵なしのアイスクリームがほとんどで、糖尿病の父親はほったらかしで(笑)、母と二人でせっせと食べまくってたなあ
他のアイスと比べて、カロリーも低めなのもいいところですね。

というわけで、今日さっそくこれ食べました。



塩ちんすこう。沖縄銘菓、ちんすこうのアイスです。
ちょっとわかりにくいんですけど、中にちんすこうのかけらが入ってるんですよ。
ちゃんとちんすこうの味もします

先にいただいてしまって、母には申し訳ないですけども・・・

でも退院したら、好きなだけ食べられるように、母の好きな「パナ・パコ」とか「バニラ」とか「シークワーサー」とかシャーベット系のものはちゃんと残して、しまってあります。

そういえば、来週のMAPも横山さん&マルちゃんでしたね
2週も続けて横山さんを見られるなんて、頑張ってるご褒美みたいで、嬉しいな


本当にありがとう。

2011-05-28 | ほかの話

嬉しいです、本当に。

昔からの友人、mixiで仲良くさせてもらってるマイミクさん、まだ一度もお会いしたことがない方・・・
いろんな方たちから、ブログへのコメントやメールをいただいて。
みなさん、母のことだけでなく、私のことまで、心配してくれたり、励ましてくれたり、気を使ってくれたりして・・・
すごくすごく力になりました。

きっと被災地の方も(状況は違いますが)友人や知人からのこういうメッセージに力づけてもらっているんでしょうね。

今はまだ余裕がないので、メールやコメントへの返信が遅れたり、他にもいろいろ失礼をしてしまっているかもしれません、ごめんなさい。
ブログの更新の方も、少しずつ元のペースに戻していけたらと思っています。


横山さんも頑張って、時々うっかりちゃっぷりんで遅れながらも更新しているし(笑)

はい。
どんなに余裕がなくても、夕方6時には「よこやまゆうのにっき」にアクセスしてます

なんだろう。

にっきが更新されていると、なんだかホッとします
いつもと変わらず、たとえ遅れても毎日更新されているという、そこにゆるぎない安心感をおぼえるんですよね。
こんなところで言っても、本人には伝わらないけど・・・

横山さん、毎日にっきを更新してくれて、本当にありがとう。
自分でも思いがけないほど、心の支えになってます。

でも、先日のヒルナンデス!も仕分け∞もまだ見ていなくてですね・・・

明日のMAPがめっちゃ楽しみです


まあ、つぶやきだと思ってください。

2011-05-25 | お手軽ケータイ日記
母が明日から入院することになりました。

今朝、病院の主治医から連絡がありまして。

そして、6月2日に手術です。












肝臓ガン。


CTで見ただけでも、なにそれ!?ってなくらいに、肝臓の半分近くを占める大きな腫瘍。

肝臓って『沈黙の臓器』と言うじゃないですか。
痛みや症状が現れにくい臓器なので、発見が遅れやすいと。
本当にその通りだな、と思いましたよ。
腫瘍で肥大した肝臓に他の臓器が圧迫されて、今までにない痛みを感じて、それでやっと嫌いな病院に行くことを決意して、癌が見つかったんですよ。





怖いな

見えない病気って怖いです。





こんな話、ブログで書いて、どうすんだって自分でも思ってるんだけど


着地点は見つからないし




不愉快な気持ちにさせてしまったら、ごめんなさい。







じゃ、また。

ちょっと疲れた

2011-05-23 | お手軽ケータイ日記
今日は朝から病院へ行ってました。

ここの所、体調悪かった母の付き添いでしたけども。

内科の検査、終わったと思ったら、外科の検査。

全部終わったのは夕方。

病院もほとんどの窓口の受付終わってて暗いし。






で、手術なんですと。





ふむー

明日、違う病院で大腸の検査してもらって、転移が認められなければ、来月に手術、みたいな。





えーと

来月から始まるオレンジの件ですけども、来週の月曜に手術の日程とか決まると思うので、関係者の皆様には、後ほど、個別にご連絡&ご相談させていただきたいかと。

出来れば行きたいんですけどね、手術の方もそう悠長に構えていられるものじゃないので…

スミマセンm(_ _)m

録画したものをまとめて見る雨の週末

2011-05-22 | ジャニーズ雑記
が降っても全然OK
先日、ストレートパーマをかけてサッラサラな管理人ですけども



1ヵ月に3日間しか仕事がなかった、と堂々と暴露するしげさん


やっぱり

という気持ちと

それを公共の電波で言うか

という驚きと

言える勇気があるんだ

という感嘆と



加藤成亮の魅力再発見みたいな内容だった少年倶楽部プレミアム

一人っ子だから、呑気に構えてんのかなあと思ってたら、そうでもなくて、ちゃんと焦りを感じてたりしてて、彼なりに成果を出そうと考えてることがわかって、ちょっとホッとした

でも、その一見、欲がなさそうに見える脱力系な所も加藤成亮の魅力だと思うから、太一君が言ったみたいに、変に焦らなくてもいいんじゃないかなと思ったよ

とはいえ、それなりに仕事はしていてほしいけど(笑)

まあ、加藤成亮の魅力がはっちゃけまくってた昨日の『チューボー』といい、ああ、やっぱり、私、この人好きだなあって思っちゃった…



実はGWにやっと『Myojo』を買って、最後のエッセイを読んだんですけど
今までのエッセイのベスト3を読者から募集してたわけですよ。
その募集をね、「最終回を読んでから送ろうとしてる人の分が入れられるように」と、4月末日を締切にしてくれてたんですね…

私、そのくだりを読んだ時に、思わず泣きだしてしまいました。
ゴメンなさいって…
バックナンバーを買い集めたりして、エッセイを全部ファイリングしてきたのに、結局、ベスト3も感想も送らなくて…
私、何やってたんだろうって。


いや、何やってたかはわかってるんだけど…


もうMyojoさんの集計には間に合わないんだけど、舞台の感想と一緒に送ってもいいかな?





…いいよね?





なんだか、また「しげ推し」な気分になったところで、録画したヒルナンデスの続きを見てしまいました。




東の加藤

西の横山




振り子が行ったり来たり





忙しい~っ

短編集「Loving YOU~変・化~」

2011-05-20 | 管理人著・短編集(旧・妄想劇場)

 美容院を出てすぐに時計を見た。午後1時を少し過ぎていたが、ほぼ予定通り。それでも少し早足で、私は次の目的地に向かった。
 雨雲ではないが、薄鼠色の雲が空全体を覆っていて、五月晴れらしい抜けるような青空はどこにも見当たらない。3連休最後のこどもの日だというのに惜しい天気だった。
 でも、久しぶりに髪全体にストレートパーマをかけて、仕上げに毛先を緩く内側に巻いてもらったヘアスタイルが気に入って、私の気持ちは弾んでいた。もちろん、気持ちがフワフワと浮き立っているのは、微風をはらんで揺れる髪だけが理由ではないけれど。
 途中、お気に入りのセレクトショップの前を通り掛かった。店のウィンドウに映る自分の姿をちらりと見る。去年の秋口にバッサリ短く切った髪は、ようやく肩先まで伸びて、最近はシュシュで結ぶことが出来るまでになった。ショップには夏物の新作が並んでいたが、あいにく今は立ち寄って買い物を楽しむ余裕はない。今日は、その先の信号を渡った所のスーパーマーケットに用がある。
 信号が青に変わるのを待ちながら、私は今日のメニューに必要なものを、頭の中でもう一度リストアップした。

 彼から電話がかかってきたのは、実家から戻ってきたばかりの昨日の夜中だった。
 ―おまえ、いま実家?
 「ううん、さっき帰ってきた。金曜日、仕事だし」
 ―そっか。明日は何するん?
 「明日?特に予定ないから家にいると思うけど……」
 言ってから思い出した。
 「あっ、お昼は『ヒルナンデス』見るよ」
 ―その『ヒルナンデス』終わった後なんやけど、そっち行ってもかまへん?
 「私はかまへんけど。時間あるの?」
 ―レコメンまでずっと空いてんねん。
 それじゃあ来れば?待ってるからと電話を切ってから、もうすぐ彼の誕生日だということを思い出した。もちろん、プレゼントは用意してある。連休前、クライアントの仕事に付いて行ったロサンゼルスで買ってきたTシャツ。
 現地滞在わずか2日間という強行スケジュールの中、仕事場所が目当てのショップに近かったことと、クライアントも興味を持っていたブランドだったことが幸いだった。
 ちょっと早いけど、明日渡しちゃおうかな。今の彼の仕事のスケジュールだと、渡すタイミングを逃しちゃうかもしれないし。でも、家に来た彼にプレゼントを渡すだけというのも何だかなあ……
 というわけで、ちょっと手間暇かけて、手料理を振る舞うことにしたのだ。
 家に着くと、スーパーで買った食材をキッチンに置いて、私はテレビのスイッチをつけた。
 番組は、ちょうどエンディングの真っ最中だった。彼のために番組が用意したバースデーケーキを横目に、スタジオからここに来るまでにかかる時間を気にしながら、私は調理に取りかかった。
 まず、下ごしらえにアスパラガスの皮を削いで、ベーコン、じゃがいも、玉ねぎを細かく切りながら、小鍋に湯を沸かして、アスパラガスを軽く茹でる。
 番組が終わったのをきっかけに、テレビからCDに切り替えた。コンポから流れるaikoの歌のリズムにのって、大きめのボールに豚の挽き肉、生卵、刻んだベーコンを入れ、そこに塩、胡椒、薄力粉を混ぜ合わせ、さらに牛乳を少量ずつ加えながら、ハンバーグのタネをせっせと作る。出来たタネを大きなスプーンですくって、熱したフライパンの上にふわりと落として形を整えた。
 ハンバーグに焼き色がつくまでの間、パスタの準備を始める。ブラウンとホワイト、2つのマッシュルームを加えたスパゲティーニ・アッラ・ジェノヴェーゼ。スパゲティより細麺のスパゲティーニに絡めるバジルソースは、以前にイタリアの惣菜専門店で買った。自分で作るよりずっと美味しいし、これを混ぜるだけでプロの味に変わるので重宝している。
 パスタを茹でる前にハンバーグの仕上げにかかった。ひっくり返したハンバーグを弱火でじっくり加熱している間に、じゃがいも、玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ってきたタイミングで、茹でたアスパラガスを加えて、塩と胡椒で味付ける。
 盛り付け用に、食器棚から備前焼の大きな皿を引っ張り出した。

 あれは、去年のソロコンサートが終わった後だったか。
 4月から始まったツアーの間、彼とは電話でよく話をしていたのだけれど、5月のあの日を境に彼との連絡が途絶えた。ツアーが終わった後も音沙汰がなく、誰もが知り得る情報しか入ってこない。
 まだ電話で話す程度の付き合いしかしていない彼のプライベートにどこまで立ち入っていいのか迷いながら、気持ちだけは伝えたくてメールした。返事は来なかった。
 頼りにもされない、心の支えにもなれない、彼にとって私はどういう存在なんだろう……まるで底無しの深淵を覗いている気分のまま、時間だけが淡々と過ぎていく。
 ようやく彼から連絡がきたのは、梅雨入りの声を聞いた頃だった。梅雨の晴れ間に恵まれた休日の午後、久しぶりに彼と会った。
 「ここ来る途中、骨董市やってたけど、ちょっと見に行かん?」
 骨董なんかにまったく興味がなさそうな彼が珍しいことを言うと思ったけれど、もしかしたら気を使ってくれているのかもしれないと、二つ返事でいいよと答えた。
 近所の商店街の空き店舗を利用して開かれていた骨董市には、日常で使えそうな食器から高価そうな掛け軸やインテリアまで所狭しと並んでいた。
 店内をひやかしながら一回りした私たちは、食器が置かれた一角でなんとなく立ち止まった。彼が茶碗を一つ手にとって、その値段を見て目を丸くした。
 「なにこれ、茶碗1コでこんな値段ついてるで」
 「古伊万里だからじゃないの」
 「骨董ってすごいな」と言いながら、彼はなぜか真剣に茶碗を物色し始めた。
 私は周りを見回して、ふと目に付いた備前焼の大皿を手に取った。素朴な風合いになんとも言えない味わいがある。ただ、一人暮らしの身には不要な大きさだ。それでも迷って眺めていると、「なあ」と彼が横に立って、渋い焼き色の大ぶりの茶碗を差し出した。
 「これ……」
 「え?」
 「おまえんとこ、置いといてええか、俺用に」
 始めは彼が何を言っているのか、分からなかった。ぽかんと口を開けた私を見て、イエスと解釈したわけではないだろうが、彼は私の返事を待たずに、私が持っていた大皿を取り上げて
 「これも一緒に買っとくわ。刺身とか乗せたら旨そうやもんな」
 そう言って、皿の値段も確認しないで会計に行ってしまった。
 私の部屋の食器棚に、彼の茶碗。
 それは、私たちの関係を少し先に進めてもいいという彼の気持ちの表れなのか。彼がはっきりと言葉にして言わない分、私の心はまだ不安定に揺れていた。そこへ支払いを終えた彼がニコニコしながら戻ってきた。
 「びっくりしたぁ、俺の茶碗の方が高かったわ」
 「いくらしたの?」
 彼は首を横に振った。「言わん」
 「言ってよ。どれくらい取り扱いに気を使えばいいのか気になるじゃない」
 「いや、言わん」
 彼は笑うばかりで、結局、値段は教えてくれなかったけれど、そのあと刺身の盛り合わせを買って帰り、備前焼の大皿と、彼専用の茶碗をさっそく使った。
 そして、最初から2人の間で決まっていたことのように、どちらから言い出すわけでもなく、いとも自然な流れで、私たちは初めて、一晩を一緒に過ごした。そこに確かな言葉はなくても、私の中で渦巻いていた不安のかけらは、彼を受け入れたことでいつしか消えていた。

 あれから何度となく使った大皿は、ここ1年の間に少しずつ色目が変わり、さらに風合いを増している。付け合わせの野菜炒めを敷いてその上にハンバーグを盛った。
 茹で上がったスパゲティーニにバジルソースを絡めて色づけし、それから炒めたマッシュルームを軽く混ぜ合わせて、パスタ皿にそれぞれ盛り付ける。
 最後に、オーガニック野菜でサラダを作っている所に、「なんや美味しそうな匂いがするぅー」と言いながら彼がやって来た。
 「うっわ、これハンバーグやん。てか、なんでaikoちゃんの曲流してんの?」
 料理するのにちょうどリズムが合うのよ、と言い訳しながら冷蔵庫を開けた。
 「ビール……じゃない方がいい?このあと仕事だし」
 「ええよ。まだ時間あるし。もしアカンかったら全部ヒナにしゃべらせるから」
 「もうすぐ30歳になる人の発言とは思えないなあ」
 美奈子に教えてもらったオリジナルのフレンチドレッシングをサラダにかけて、缶ビールと一緒にテーブルに持っていった。
 「おまえの料理、久しぶりやな。どしたん?」
 「ああ……いちおう誕生日祝い、のつもり……」
 「ホンマに?ありがとうな」
 「ゴメン、ケーキは用意してないんだけど」
 「ええって。ケーキばっか食ってたら、俺、ぽっちゃりしてまうで。おまえ、そんなん嫌やろ」
 体型のことを言うなら、ビールもどうかと思うけどね、と私は心の中で苦笑しながら、缶ビールを開けて祝杯をあげた。

 ヒルナンデス、見てる? 録画して見てるよ。 なあ、ハンバーグにはパスタじゃなくて、白いごはんが鉄板やで。ごはんじゃ誕生日って感じしないもん……たわいもない会話を交わしながら、私たちは1時間もしないうちに完食した。
 「てか、なんでこんなハンパな時間にガッツリ食うてんねん、俺ら」
 ソファーの上で猫のようにゴロゴロ横になっている彼のお腹の上に、私はプレゼントの包みを置いた。
 「え?プレゼント?」
 こういう時、彼は抱きしめたくなるほど可愛い笑顔になる。起き上がって、ニコニコしながら包みを開ける彼の隣に座って言った。
 「ロサンゼルスで買ってきたんだけど、気に入ってくれたら嬉しいな」
 Tシャツを取り出しながら、彼は驚いた顔で私を見た。
 「ロサンゼルス?アメリカの?」
 アメリカ以外のロサンゼルスってあるのかな?
 「いつ行ったん?俺聞いてへん」
 「連休前。あ、でも仕事だよ。現地にいたのはたった2日間だし」
 「じゃあ、これ仕事中に買うてくれたん?」
 「仕事中というか仕事の合間ね。あのね、たまたまクライアントの社長も行こうと思ってたショップだったの。で、じゃあ一緒に行こうよって」
 「社長?男?」
 「うん」
 「若いん?」
 「さあ、そんなん聞いたことないけど、30代かなあ」
 「独身?かっこいいん?」
 私は彼の手からTシャツを取り上げた。
 「もう、一生懸命探してきたのに、なんでヤキモチ妬く?」
 「アホか、ヤキモチなんか妬いてへんわ」 と言って、私の手からTシャツを奪い返した。
 「俺、そんなヤキモチとかめんどくさいことせえへんもん」
 「じゃあ、変なこと聞かないでよ」
 「それは。興味があるからちょっと聞いただけやろが……」
 言葉尻がデクレッシェンドの見本みたいに弱くなっていく。手にしたTシャツに視線を落としている彼は、今にもシャツに頭だけ突っ込んで隠れようとしているみたいに見える。意地悪な質問を振ってみた。
 「男の人が独身か、かっこいいか、そんなんに興味あるの?」
 「ない」
 ふてくされた口元が可愛いらしくて、その唇に触れたくなって、だけど唇じゃなくTシャツを手にして彼の前に当ててみた。
 「似合ってる」
 彼は私をちらっと見ると、いきなりTシャツを挟むようにして私を抱きしめた。彼の息づかい、彼の体温、彼の匂い、私を包み込んだ彼のすべてに、体の芯が燃えるように熱く沸騰する。夏でもないのに溶けてしまいそうな感覚に、めまいを起こしそうになった。あの日から、同じことを何度も繰り返しているのに、毎回新しい刺激を感じるのはなぜなんだろう。使い込むほど風合いを増し、表情を変えていく備前の焼き物のように、彼と体を合わせるたびに、私の体も変化をしているのだろうか。
 「なあ、ええか」
 「なにが」
 「今から……抱いてもええか」
 もう抱いてるじゃん、と思ったけど、彼が言っているのは違う意味だということくらいわかる。今まで一度だってダメだなんて言ったことないのに。
 「なんで、聞くの」
 「髪。だって、せっかく綺麗になっとんのに……くしゃくしゃになってもええのかなて」
 つい数時間前のことなのに、自分でもすっかり忘れていた変化に、彼は気づかないふりをしながら、ちゃんと気がついてくれていた。彼の不器用な優しさは、いつも思いもしないサプライズを私にくれる。
 私は、いいよという言葉の代わりに、精一杯の熱いキスで答えた。髪なんて。あなたに愛されて乱されるのならちっとも惜しくない。
 レコメンに遅れんように起こしてな、と唇と唇が一瞬離れた隙に彼が言う。うん、と頷いた私の体は、柔らかいソファーの上で二人分の重みで沈み込んだ。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


久しぶりの短編という気がします。
というか、今までがかなりのハイペースで書いていたんですよね。続きものを書いていたから。
えーと、今回は、彼の誕生日という話なので、とにかく早くアップしないと、え?いまさら?みたいな感じになってしまう~と、少々焦りながら仕上げました

今までにない料理のシーンなど入れてみたりしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
最近は、自分でも書きながら赤面してしまうようなことも書いておりますけども…電車の中で携帯で書いてる時とか、私、こんなとこで何書いてるんやろ?と思ったりするんですよね

とはいえ、基本、楽しんでますが、何か?(笑)

あとはですね、また、美奈子さんを登場させたいなあ……と、いま考えています。
次回作まで、少々お待ちくださいませ


旅がしたいですね

2011-05-19 | 旅のよもやま話
丸ちゃんはパリ経由でどこに行ってるのかなあ

そんなことが気になってしかたない管理人です




ところで、嵐のドームイベントとドームツアーが発表されましたね

さて、どうするかな(笑)

でも早く発表になったおかげで
「えええ~旅行とダダカブリじゃーん
などという、過去に何度も味わった事態にならなかったのが何より



ところで。お寺の宮司さんとメル友という堺雅人さん。

いや、だっていきなし、レコメンでキムタクが「雅人が…」と堺さんの話をし始めたので、素でビックリしたさー

てか、雅人…って言ってるんだ…




ポッ




あれ?
何の話してたんだっけ



あっそうだ、嵐ですね

嵐の日程が出たので、そろそろ私も夏の予定を立てようかと

なにしろ夏休み5日間プラス、10日間のリフレッシュ休暇があるもんで…

いつもよりちょっと遅いですけども、少しずつ準備に取りかかってます

去年のアマンジヲが夢のようなパラダイスだったのでね~

今年はですね~








ナイショ



まあ、ちゃんと決まったら報告します

青に白、赤に黒、黒に緑…

2011-05-17 | お手軽ケータイ日記
よこすばでお食事かー

ぜひぜひご一緒したかったんだけどー
今日はペテカンのお芝居を見るからダメなのー(笑)


「青に白」

期待していた以上に面白かったです

友人に誘われた時に、主演が田中真弓さんと聞いて、「キャールフィだ行く行く~」と邪道な考えまみれで二つ返事をしたんですけど

たしかに、最初に田中さんが登場した時には、「うわっルフィの声だ」とテンションが変な方に上がったんですが、気づいたら、舞台の世界にぐいぐい引き込まれて、ルフィの影はすっかり消えてました。

おじいちゃんの葬儀というのが、ストーリーの軸になっているんですが、「あるある」的な話を、ちょいちょい笑いにしていて、それがいちいちツボでした

でも同時に、登場人物たちの喜怒哀楽に考えさせられ、泣かされて、そうか、人っていろんな感情に満ちていて、多彩な顔を見せているものなんだなあと、思いました。

もしかしたら、私のごく普通の、一見フラットな人生でさえ、他人から見たら、笑えたり泣けたり感動したり(?)、浮き沈みの激しいものだったりして(笑)

舞台がはねた後、懐かしい方にお会い出来たり、お会いしたかった方とお話出来たり、貴重な体験もさせていただきました

でも、せっかくご紹介いただいたSさんとは、挨拶の時も目をろくに合わせず、無愛想な女だな、と思われたかもしれません

実は私、特定の人に人見知りするんです

そうですね

きっと、横山さんやしげさんに対しても、人見知りするかと思います。

客席から見ている分にはぜんぜん平気なんですけどね……



あ、写真のケーキはですね、たっちょんのハピバケーキです

お芝居の前に、赤坂エクセルホテル東急のダイニングで、友人とお祝いしました

1日遅れたけど、たっちょんお誕生日おめでとう