旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

あなたを見てると時間を忘れるの

2011-04-29 | お手軽ケータイ日記
今日から2泊、友人 Iさん宅にお泊まりです

ずっと延び延びになってたジャニーズナイト
めっちゃ久しぶりなので楽しみです
Iさんとのお話はホンマに楽しくて、私の知らない世界を教えてくれたり、私とは違う視点で見ていたり、意見をくれたりして、会うとめっちゃいい刺激を受ける方なんですよ


ほぼ8UPPERS尽くしになる今夜

途中、ロイヤルウェディングを挟みますけども(笑)

ホンマに楽しみでワクワクしてます



ただ、予定してた到着時間より、1時間は軽くオーバー
いま急いで向かってます
スミマセン
録画してたヒルナンデス見ながら、アイロンがけをしてたら時間を忘れてました



横山さん、髪伸びてますね

もうエッチなんだからー

吹き出物が小さく目立たなくなりました!

2011-04-27 | お手軽ケータイ日記
もうすぐ黄金週間がやってきますけども


私はカレンダー通りのお休みなので、あまりゴールデン感がないですね


でも、GW期間中にお仕事、という方もいますからね。
私も前職はデパート勤務でしたので、その時はGWはフルで働いてました
それに比べたら幸せなもんです

皆さまは何か予定を立てたりしてますか?


私はですね

ほぼ舞台ですね

29日から友人の自宅にお泊まりして、∞の8UPPERSDVDとNEWSのライブDVD鑑賞会をするんですけども、並行して

30日に三谷さんの『国民の映画』。
横浜のKAAT神奈川芸術劇場なんですが、初めて行く会場です。
でも、行き方とか最寄り駅とかぜんぜん調べてないです
無事に行けるかな~

1日、赤坂ACTシアターで劇団☆新感線の『港町純情オセロ』。
どんな感じ?笑える悲劇?
主演が橋本じゅんさんという時点で、(笑)がないわけないでしょと思ってるんですけど。


3日間に予定がギッシリ。
慌ただしいですな


4日はシアターコクーンで『たいこどんどん』。
井上ひさし先生の作品を蜷川幸雄先生が演出するという、実はすごい舞台。
あれ、こっちの主演は古田新太さんじゃなかったかな?
いずれにしても濃い舞台が続きます

GWの最後を飾るのは、7日の山下智久ソロコン
アルバムも何も聴かずに、ライブに臨むのは初めてかも(笑)
ついていけるかなあー
でも今回のライブはかなり良いらしいので楽しみ


えーこの合間に、読み切りの短編を一つ仕上げる予定ですので、黒好きな皆さま(笑)、楽しみにしててくださーい

左のね、ほっぺにね、おっきな吹き出物がね、出来ちゃったの

2011-04-26 | ジャニーズ雑記
髪伸びるのが早いエッチな横山さんが大好きで仕方ない管理人ですけども




ムキャ

ウキャ






えーとですね



ほぼ毎日、横山さんを相手に(笑)短編を創作してるせいなのか…



私の頭の中が9割近く横山裕で占められてます
身の回りのものも、やたらと黒で占められてます
横山裕が私の世界の中心みたいになってますよ




幸せですなあ

なんというか

とても穏やかな気持ちで、すごく大好きでいられる

しげにはをいっぱい書いて、自分をアピールしまくってたけど、横山さんにはそういう気持ちはないんですよ、ないんですけど、めちゃくちゃ大好きなんです

好きという自分の気持ちがとても気持ちいい

うん





あっ

今日は久しぶりに、りょーこちゃんとイタリアンでランチしました

あのピザ、食べたかったねー

今度、ゆっくり出来る夜にでもリベンジしましょ

走るのは横山さんかと思ってたのに(笑)

2011-04-25 | お手軽ケータイ日記
発表まで長々と引っ張った結果…

24時間テレビのランナーが徳光和夫さんに決まりましたけども


奥さんの反対を押し切ってまで、本人が走る、と決めたことに否やを唱える権利は誰にもないかと。


とはいえ、無理のない程度でお願いしますよ

ゴール出来るかどうかの心配より、ランナーの体調の方が気がかりという感じになるのだけは。
ランニング経験のない70歳の人が走るというだけでも、すごいことなんです、もうそれだけで十分ですから



というわけで、24時間テレビの総合司会は実質、西尾アナとヒナちゃんになると思っていいですね

というか、徳光さんが司会を離れた時点で、進行は西尾さんと関ジャニ∞で回すことになるんやなあと、あらためて思ったんだけど…

この流れって、今までのメインパーソナリティの役目を越えた働きを彼らが求められてる、ということですよね



ぶっちゃけ嬉しい

制作サイドが関ジャニ∞ならきっと大丈夫やと思ってくれてるわけじゃないですか(たぶん)
Eighterとして誇らしいですよ


あ、日程の発表もありましたね(さりげなくテロップで)

8月20日と21日

会場はどこになるのかなあ

今回は電力問題もあるし、初の大阪になるんじゃないかという噂もあるけど

個人的にはどこでもええです
いずれにしても、観覧募集は6月くらいですよね

ご協力いただける方いらっしゃいましたら、よろしくお願いしますご連絡お待ちしております

短編集「Loving YOU~恋旅 Edenを探して~」最終話

2011-04-23 | 管理人著・短編集(旧・妄想劇場)

summer time> <第1話> <第2話> <第3話> <第4話

********************************

申告するものも特になく、私は税関検査を通過して、日本国内へ繋がる自動ドアの前に進んだ。扉が左右に開いて広々とした到着ロビーが目に入ると、やっと日本に帰ってきた、という気持ちになる。
パスポートだけが自分を証明する唯一の身分証という、ちょっと不便な世界からようやく解放され、次の旅まで使う必要がなくなったパスポートをバッグに入れた。

現地での出発が大幅に遅れ、中途半端な時間に到着したせいだろうか、あるいはこの時間に着く便自体がもともと少ないのか、出迎えの人も少なく、到着ロビーは普段と比べて閑散としている。
私はスーツケースを引きながら携帯をかけた。すると、1コール目が鳴り終わる前に電話が繋がったので、ちょっと驚いた。
「あ…ただいま」
― おかえり。
「今どこにいるの?」
― 2階の喫茶店。上がってきてすぐんとこの。一番奥の席。
私はエスカレーターで2階に上がると、目当ての喫茶店の入口から首を伸ばして奥の方を見やった。
こちらに背中を向けて、彼が座っている。
店員のいらっしゃいませという声を振り切るように、私は彼のいる席にまっすぐ向かった。後ろから彼の肩にそっと手を置いて、顔を覗き込む。
「あっ眼鏡…」
黒縁のフレームが、端正な彼の顔によく似合っている。私はフレームを指でちょんと突いてみた。
「もう、なにすんねん」
「素敵」
彼の白い顔にさっと朱がさして、照れくさそうに笑う。
「そんなんわかっとるわ」
行くぞ、と彼はレシートを手に立ち上がろうとしたが、私は彼の向かい側に座った。
「どしたん?」
訝しげに私を見下ろす彼を見上げて言った。
「お昼ご飯食べたい」

ちょうどランチタイムの時間ということもあって、店内で食事をしているのは空港関係者が多い。
私は1プレートのランチセット、彼はハンバーグとエビフライのセットをそれぞれ頼んだ。
「だから、ボロブドゥールって、元から黒かったんじゃないんだって」
「じゃあれや、保存のための調査に使った薬剤のせいで、元と違う色に変わったゆうことか」
「そう、それ聞くと複雑な気持ちになるでしょ」
「本末転倒やな」
「うん。ただね」
私はパスタに絡ませかけたフォークを途中で止めた。
「もし、元の赤茶色の遺跡だったら、世界遺産としてこれほど注目を浴びたかなあって思うんだよね」
「ふーん…まあ、俺は実物見とらんからな、ようわからん」
ハンバーグが彼の口の中に放り込まれる。
「あれ?それ、遠回しに私を責めてる?」
「別に責めてへんわ。事実をゆうただけやろが」
私はデジカメにボロブドゥールの全景を写した写真を出して、彼に見せた。
「ね、ほら、この重厚感と荘厳な雰囲気って、この色だからこそなんじゃないかな」
「黒」
「そう」
彼が私を見る。
私は彼を見た。
先に視線を外したのは彼の方だった。
「そやな」
「私、この色、好き」
言うと、彼はちょっと目を伏せて照れ笑いした。
私は伸び上がって、パスタとハンバーグの上で、彼の柔らかい唇にキスをした。
デミグラスソース味のキス。
照れるのを通り越して驚いている彼に、私はニッコリ微笑んで、フォークにパスタを絡ませた。
「…びっくりした。なんや、いきなし」
彼が口に手を当てながら、周りを気にするように伺う。
「おまえ、どしたん」
「何が?」
「なんか、あったんか」
「なんかって?」
「俺の知らん女かと思ったぞ。なにすんねん、こんな公共の面前で」
「誰も見てないよ」
「恥ずかしいやろが。リアクションに困るわ」
「私にキス返してくれたらいいじゃん」
「アホ。そんなん出来るか」
彼は耳まで真っ赤になりながら、私の頬を指でつまんだ。
「痛っ」
「おまえがアホなことゆうからや」と、頬を軽くつねって笑う。
彼の笑顔が眩しかった。頬をつねられながら、でも、胸の奥に温かい感情が広がっていくのを感じた。
「ごめんなさい言うたら放してやる」
「きみ君…」
名前を呼んだ途端、胸が詰まって、その後の言葉が続かない。
「ごめんなさいは?」無邪気な笑顔のまま、彼が言う。
不意に、彼を見つめる目の奥に熱いものがあふれてきた。
あの時、私はいったい何を迷っていたんだろう。
この笑顔を失うことと引き換えに得られるものなんて、そんなもの私にはいらない。
「…ただいま」
言葉と共に堪えていた涙が零れ落ちた。
彼がはっとした表情を見せた瞬間、その指がふっと緩んだ。

********************************

私は、赤いリングケースを彼の前に押し戻した。
ダイニングの灯りで出来た影とは明らかに違う陰が、彼の顔に浮かぶ。
「どういうこと?」
のどの奥で何かが詰まったような彼の声に胸が痛んだ。
「ごめんなさい。これは受け取れない」
彼が息をのむ音がはっきりと聞こえた。
「受け取れない?」
「本当にごめんなさい」
私はテーブルに額をつけるようにして頭を下げ続けた。
「意味がわからないな…もしかして俺、振られてる?」
私は顔を上げられなかった。
「…ごめんなさい…」
「はっきり言ってくれないか。ごめんなさいだけじゃわからないから」
私は心持ち頭を上げた。でも、顔は下を向いたままだ。彼の顔を見ることが出来ない。
「…あなたとは結婚できない」
「どうして?」
「…ごめんなさい」
「理由を聞いてるんだ。理由もわからなくて、はい分かりました、とは引き下がれないよ」
たしかに彼には知る権利がある。この高い投資が無駄に終わった理由を聞く権利が。
私は顔を上げて、彼の目をまっすぐに見て、静かに言い放った。
「あなたを愛していないから」
自分の言葉がどれほど残酷か、百も承知。でも、これが事実。
彼の覚悟に、私も覚悟を決めて正直に答えようと決めた。彼を酷く傷つけてしまうことも、そして返す刃で、自分もまた傷つくこともわかっていたけれど。私の一太刀を受けた彼は、されど、表情を一切変えることなく、黙って私を見つめ返していた。
いま、彼の中ではどんな葛藤が繰り広げられているのだろう。それとも、伝えきれないほど山ほど湧き出てきた怒りの言葉を整理しているのだろうか。
私は、これで何回目になるのだろう、ごめんなさいという言葉を、また口にした。
彼が静かに目を閉じた。「滑稽だな」
自嘲するような彼の声が、耳に、心に、痛かった。
「俺は、相手のいない土俵の上で、独り相撲を取ってたというわけか」
そう言って彼は目を開け、赤いリングケースを手にした。
「俺を愛していない…それが答えのすべて?」
「………」
「俺を愛していないんじゃなくて、愛せないんだろ?」
彼はケースをジャケットのポケットの中に納めた。まるでその箱の色のごとく燃える熱情をも封じ込めるように。
「なぜなら。君には他に愛してる人がいるから。そうなんだろ?」
私は黙ったまま俯いた。
正直に答えたつもりでいたのは、自分だけだった。
私は彼を愛していない。私が答えたのはカードの表だ。表には裏がある。
愛していないのは愛せないから。愛せないのは他の誰かを愛しているから。
「その彼と…結婚するの?」
彼の声に、ほんの微かだが震えが混じった。この問いに対する答えは、さらに彼を傷つけるかもしれない。
私は肩をすくめて言った。「どうかな。わからない」
私の言葉に彼は苦笑した。
「なるほど。彼とは結婚しないかもしれない。だから迷った。そういうこと?」
迷う…そう、たしかに私は迷っていた。確かな未来と不確かな未来の狭間で。
「そう、だと思う」
今にも泣き出しそうな表情が彼の顔に浮かんだ。
「それで、君のその迷いを解いたのは何だったの?彼氏と話でもした?」
私は視線をゆっくりと外へ向けた。深い夜の闇の向こうへ。
「ボロブドゥール寺院から昇る朝日を、誰よりも彼と一緒に見たいって思ったの」

********************************

カーテンの隙間から部屋に差し込むオレンジ色の帯の中で、小さな塵がきらきら輝きながら舞っている。
僅かに離れた唇と唇の間で彼が呟いた。
「俺、何話そうとしたか忘れてもうたわ」
彼の首筋に流れる一筋の汗を、私は指先で拭った。少し汗ばんだシャツの肩口に頬をのせて、「ごめん」と囁く。
だって、不意にキスしたくなったんだもん…
彼は手にしたままの本を持ち上げた。
「これやな。思い出してきた」
歌人、茨木のり子のエッセイ本。
「これ、この詩、し…しゅくこん、うた、て言うんかな?」
彼は開いていたページを私に見せた。そこに書かれている漢字三文字のタイトル『祝婚歌』。
この詩を作った吉野弘のことを書いたエッセイの冒頭に、詩の全文が載っている。
「うた、じゃなくて、か、じゃないかな。『しゅくこんか』」

 二人が睦まじくいるためには
 愚かでいるほうがいい
 立派すぎないほうがいい
 立派すぎることは
 長持ちしないことだと気付いているほうがいい

「な、この詩、ええと思わん?」
意外だった。彼がこの詩に興味を持つとは思っていなかった。

 完璧をめざさないほうがいい
 完璧なんて不自然なことだと
 うそぶいているほうがいい

「これ結婚式とかでめっちゃ使われてるんやって。俺、全然知らんかった。初めて見た」
「一度だけ友だちの式で聞いたことあるけど。最近はあんまり使われてないのかな」

 二人のうちどちらかが
 ふざけているほうがいい
 ずっこけているほうがいい

「俺やったら知り合いとか友だちの結婚式で使ってみたいな。だってこれ聞いたら、みんなめっちゃ感動するやろ」
そうだね、と答えながら、彼の話はどこへ向かっているんだろうと訝しく思う。

 互いに非難することがあっても
 非難できる資格が自分にあったかどうか
 あとで
 疑わしくなるほうがいい

「弟の時とか、俺がこれ読んだら『兄ちゃん、カッコええ』って絶対なるやろ」
自分の時、じゃなくて弟なんだ。
彼にとっては、自分のことよりも、2人の弟の人生が最優先なのだろう。
そんな彼の生き方が、私をますます彼に惹きつけてやまない。

 正しいことを言うときは
 少しひかえめにするほうがいい
 正しいことを言うときは
 相手を傷つけやすいものだと
 気付いているほうがいい

「けどな、作った本人はこの詩はアカンって思ってんの、おもろいよなあ。だって周りはめっちゃ評価してるんやで」
彼は本のページを繰りながら続けた。
「エイトレンジャーかて、俺が意地通してやりたいもんやっただけやけど、めっちゃウケて、ライブの定番みたいになったしな」
祝婚歌とエイトレンジャー。
「だから、何が他人にウケるとか、おもろいって思ってもらえるんかは、結局は誰にもわからんもんなんやな。蓋あけてみて、初めてわかることなんやって。俺、これ読んで、そう思たわ」
思わず彼の顔を見た。また彼の新しい横顔を見た気がした。

 立派でありたいとか
 正しくありたいとかいう
 無理な緊張には
 色目を使わず
 ゆったり ゆたかに
 光を浴びているほうがいい
 健康で 風に吹かれながら

「ねえ」
「うん?」
「私、あなたのそういう思考回路がほんとに大好き」
彼がチラと私を横目で見る。
「それ、誉めてんの?」
私は首を横に振った。「惚れてんの」
一瞬の間を置いて、彼が笑い出した。
「おまえ、いま自分巧いこと言うたって思ったやろ」
「なにそれ、そんなん思ってないよ。私、きみ君とちゃうもん」
「いや、いや、俺はそんなベタなことよう言わんわ」
「私だって狙って言ったわけじゃないし。惚れてんのはホンマのことやから…」
私は彼の首に両手を回した。
この日、2度目のキスは彼の方からだった。

 生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる
 そんな日があってもいい
 そして
 なぜ胸が熱くなるのか
 黙っていても
 二人にはわかるのであってほしい

********************************

あの時、私の迷いを解いたのは、この詩だった。
この詩が、迷子になりかけていた私を、探し求めていた場所に導いてくれた。
目の前の彼の元に。

私の頬をつまんでいた彼の指が、頬に伝う私の涙をそっと拭っている。
何も言わず、何も聞かず、穏やかな笑みを口元に浮かべ、そして最後に、大きな手を私の頬に優しく押し当てた。
決してぶれない芯の強さ。
すべてを包み込む懐の深さ。
子供のような無邪気さの裏側に秘めた彼の度量に、私はいつも救われ、そして甘えてる。
私の頬に当てられた彼の手に、私も黙って自分の手を重ねて、微笑み返した。


Fin

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


最後までご愛読いただき、ありがとうございました。

えーと、今回のお話、いかがでしたでしょうか。
今まで「私」と「彼」の二人だけでまわる話が多かったのですが、もう一人の「彼」を出したことで、今までとはちょっと違う感じで、これはこれで楽しんでいただけたのかなと思うのですが・・・忌憚のないご感想をいただけたらと思います

さて。
その今回のもう一人の「彼」ですけども。私は誰をイメージしてたんでしょうか。



あー野立会に参加したいな~

はい、そうです
野立参事官ですもとい、竹野内豊さんです「ビーチ・ボーイズ」の頃からの憧れです
そして今、見れば見るほど、昔よりも断然カッコよくなってるやーんと思うのです。
横山さんもそうですけども、歳を重ねるたびに素敵になっていく人っていいですよね~
まあ、これで、「私」が悩んだわけも、ご納得いただけるかと
今でも、「ホンマにこれでよかったのか、『私』!」と思わないでもない(笑)

一昨日の木曜日、ラジオでレコメンを聞きながら、テレビで「BOSS」を見るという、聖徳太子的なワザをやってました。
正直、キツイ
「BOSS」を録画して後から見ればいいんだけど、でも、リアルタイムで見たくてたまらんのです。
来週からはどうしようかなあ…

ところで、みなさんはもう一人の「彼」を、誰でイメージされていましたか?
ぜひぜひお聞かせくださいませ

それと、ここしばらくはいろいろ思う所もあり…リアルタイムでお話を書くことを躊躇ってました。
現在進行形だと、どうしても、3月11日のあの日のことを避けては通れない。
でも、それについて、フィクションで書くことはどうしても出来ませんでした。
それもあって、約1か月の間、過去の話、ということで短編を書いていたのですけども、そろそろリアルタイムなネタで書きたいなと思ってます
だって、楽しいネタがいっぱいあるから
というわけで、みなさまに楽しんでいただけるものを近いうちにお披露目しますね

あ、マルちゃん、映画出演おめでとう


FRIDAY ∞ EIGHT

2011-04-22 | ジャニーズ雑記
なんか…

録画予約しないで、録画ボタンを押しただけやったのがアカンかったみたいで…

しげの番組がほとんど録れてないオーマイガッ

てか途中から、クレヨンしんちゃんになってるし
(チャンネル変えてこっち見ててん…)
テレビの電源切ったとこで録画は切れてるし



結局


今日は∞尽くしということで


少クラプレミアムはまだ見てないんですけども

Mステの∞さんたち



みんな可愛すぎるー
ワチャワチャー
もうこんなん見せられて、こっちの表情筋は緩みっぱなしですよー(笑)
いやもう、振り付けがめちゃくちゃ可愛い
早く覚えて、ライブでブンブンしたいっすねー

ヤスがマッシュルームヘアになってて、ますます女子力アップしてるしー(笑)

でも

横山さんがやっぱり可愛くてたまりません
私には横山裕が天使にしか見えません
幸せそうな笑顔を見てるだけで、癒やされるし


テレ東で見たしげさんのビジュアルが、奇跡みたいにカッコよかったんだけど

ゴメン…

私は天使の笑顔の誘惑に負けちゃいました



さて。
22時からは、たっちょんのドラマがスタートしますね
亮ちゃんのドラマもあるし、まだまだ∞の時間は続くって、なんか嬉しいなあ

あぶなかったー(笑)

2011-04-21 | ジャニーズ雑記
明日、金曜日は忙しいですね


∞さんたちの情報ばかりチェックしてたもので…



まろこさんのコメントであわわっと思い出すという


しげがパネラーとして出る番組も明日が初回オンエア

完全にスルーするとこでした



つかオンエア時間がダダカブリじゃーーん


こーゆーのやめてくんないかな

私の愛の尺度を測るようなマネは



えーと


Mステ始まるまでは、しげさん

ミニステ始まったところで∞

という感じかなあ

だって『T.W.L』早く見たいし


Mステの方はBlu-rayのHDに落とすから、しげのは普通のHDになっちゃうけど…

あとでちゃんと見るから…


それにしても明日は忙しすぎですよ


少年倶楽部プレミアム
クレヨンしんちゃん
しげの番組
たっちょんのドラマ
亮ちゃんのドラマ


楽しすぎるーーー



あーあ、仕事がジャマやな(笑)

今夜ずっとALL NIGHT

2011-04-20 | ジャニーズ雑記

なんかですね

遠くない記憶にですね

もうさすがに閉まってるやろ、という時間に、地元のCDショップがまだやってて、買いたかったCDを買ったことがあったような、なかったような…

で、帰り間際にお店に電話してみました

「今日は何時までやってますか~?」
「11時まで開いてますよ


ウッホホーイヾ(^▽^)ノ

ってすごくないか

ブラボー地元



というわけで無事フラゲ出来ました



PV…最高ッス

超絶楽しい関ジャニ∞とガチでカッコいい関ジャニ∞という、異なる味が同時に楽しめるこの贅沢

関ジャニ∞、間違いないッス

『T.W.L』楽しすぎ~
PVとメイキングの違いがわからないよー(笑)
みんなめっちゃ可愛い~
横山さん可愛すぎ~
キュッと抱きしめたいデスー

『イエローパンジーストリート』この歌好きだなあ詞が優しさに溢れてて
赤と黒の衣装もカッコいい
というか、スタイルが完全にイギリスの有名な某バンドグループですよね
思いきってロンドンかリヴァプールに行ってPVを撮ってきても良かったのに。
あ…テイチクさん的にムリ?

ところで、バンドになると完全に後方にまわる横山さん(笑)
でもそうやってメンバーを見守ってんですよね、お父さんみたいに

先週の8UPPERSから、次から次へと楽しすぎる

そして今日の横山さんのにっき

もちろん、もう少し先のことになるんだろうけど、早くライブ行きたいなあ
ド派手な演出なんかいらないから、関ジャニ∞とひたすら楽しい時間を過ごしたいな


待ってるからねー


通勤なう

2011-04-19 | お手軽ケータイ日記
ですね。

雨の朝ですね。


今日は『T.W.L / イエローパンジーストリート』をフラゲするぞーと意気込んでたんだけど


明日から、後輩B君が仙台に支援要員として9日間行くことになってまして、今日はその激励会をやることに

現地の事業所や事業者をしっかりサポートしてきてほしいので、激励会をすることに否やはないのですが…





何時に終わるかな~

地元のCDショップって何時までだったかなあ~




今日は手に入れられないかも

短編集「Loving YOU~恋旅 Edenを探して~」第4話

2011-04-17 | 管理人著・短編集(旧・妄想劇場)

第1話> <第2話> <第3話

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「仕事、夜からとちゃうの?」
私を空港まで送っていきたい、と彼が出発日のスケジュールをマネージャーに確認しているのを、私はその隣で片肘ついて頭を支えながら聞いていた。どうやら彼の思惑通りとはいかないようだ。
なんやねん、とぼやきながら携帯を切った彼は、抱えていた枕をバスンと叩いた。
八つ当たりされた枕もだが、今日の仕事は午後からなのに、早朝から電話を受ける羽目になったマネージャーも気の毒だと私は思った。
「悪い、この日、仕事あんねんて」
「だから、いいって言ってるじゃん。いつもバスで行ってるんだから。だいたい一週間程度の旅行でお見送りなんて逆に恥ずかしいし」
「そんなら帰りは?俺、迎えに行くわ」
「それもいいって。だって今忙しいんでしょ」
「マネージャーに確認しとく。成田、何時に着くん?」
また電話を掛けようとする彼の携帯を、私は慌てて押さえつけた。
「あのね、あなたが空港でウロウロしてたら目立つでしょ」
「俺な、こう見えて意外と気づかれないねん」
「意外とって…ねえ、それ喜んでいいの?」
「オーラがないとかとちゃうで。オーラを消すのが上手いねん」
どや顔で言う彼に思わず笑ってしまった。
「なんで笑うん。ホンマやって。おまえ、疑っとんのか?」
彼も笑いながら、私の上に体重をかけてきた。
不意に密着した体を通して、直に伝わってくる彼の体温と重さに、たちまち全身が溶ろけてしまいそうな感覚に私は落ちた。体中が潤うような甘美さの中で、私は首を小さく横に振る。
「なあ、成田に何時に着くん?ほんまになんも予定なかったら迎えに行くから」
私の体の中の深いどこかでくすぶりだした熱が、私の思考を蝕んでいく。すでに、彼の言葉は記号のように、私の中では意味をなさない。
「…何時だったかな…たしか朝なんだけど…ねえ、あとでも、いい?」
「ええけど、忘れんなよ」
うん、と答えようとした私の声は、キスで塞がれ行き場を失った。


携帯の呼び出し音で目が覚めた。
私はゆっくりと寝返りをうって、自分がいまどこにいるのか確かめた。
間接照明の灯りが、乳白色の部屋の壁に影を作っている。広々としたベッドの端で携帯は光っていた。その呼び出し音は、私が電話を待っている相手ではないことを、はっきりと教えてくれている。
電話を手に取り、相手を確かめると、はい、と一言だけで電話に出た。



― なかなか出てくれないから、避けられてるのかと思ったよ。
「ごめんなさい。うとうとしてて…」
― じゃあこっちが、ごめんなさいだな。…今、話せるかな?
「いいけど…」
― 帰国は明後日の夜だよね?
「ええ」
― 明日、そっちに行くよ。ディナーを一緒にしないか。
「え、なんで…」
まだ返事は決まっていない。中途半端な心の状態で会うことは躊躇われた。
電話の向こうで彼が笑う。
― またごめんなさいだな。この前の返事はまだいいよ。君が日本に帰る前にもう一度だけ会っておきたかったんだ。どうかな、会える?
「…別にいいけど…」
本音を言うとよくない。その時、思い出した。
「あ、でも、明日の夜はここの名物ディナーを予約しちゃったの」
― 名物?
「マカン・マラム。アマンジヲの最後のディナーはこれにしようと思って」
― ジャワの伝統料理か。
「今日の夜だったらまだ未定だったんだけど…」
― そしたら、マカン・マラムを二人分で予約変更すれば?俺は全然構わないよ。もともとアマンジヲのメインダイニングでディナーにしようと考えてたし。
「え、でも…」
会わなくて済む言い訳を考えたが、とっさに思いつかない。
― ああ、そうか。ごめん。
言って彼は笑った。
― 今日は謝ってばかりだな。大丈夫。食事代を君の部屋に全部つけたりなんてしないから。
そんなことを気にしていたわけではないが、彼の笑いに少し助けられた。
確かに、一人きりで食べるより、二人で食べる方が楽しいはず…
食事くらい、という私は考えが甘いだろうか。ただ断るだけの理由もない。
「そしたら…何時にこっちに来るの?」


翌日、私は午前中に周辺の仏教寺院を見て回った。
ムンドゥ寺院、パウォン寺院、どれもボロブドゥールのような壮大な規模の寺院ではないが、歴史的遺産価値を持つことから観光客の姿も多い。
同時にボロブドゥール寺院同様、この地に住む人々にとって、日常的な信仰の対象として今も根付いている。
この日も、パウォン寺院に家族、親類一同揃って祈りを捧げに来た所に遭遇した。
「インドネシア人が信仰深いのは知ってるけど、今のインドネシアはほとんどがイスラム教でしょ?それなのに仏教の寺院に参拝するのはなぜ?」
今日の寺院巡りをアレンジしてくれたホテルスタッフに、私は尋ねた。
「確かにイスラム教徒の数は一番多いけれど、バリ島にヒンズー教が多いように、インドネシアには仏教人口も少なくないんだよ」
「すると、彼らは仏教を信仰しているということ?」
「もともと仏教はここジャワ島とスマトラ島を中心に布教していったからね。その影響があるかもしれない」
「あなたは?」
「私はイスラム教徒だよ。妻もね」
「あなた結婚されてたのね。お子さんはいるの?」
「2人いるよ。男の子と女の子」
「それは素敵ね」



車に戻り、次の場所に向かいながら、日本の仏教について聞かれた私は、乏しい知識とうろ覚えの記憶を総動員して、わかる範囲で答えた。
「日本では日常的に参拝する習慣はないのよ」
「なぜ?日本には有名な寺院がたくさんあるのに。今の日本人は信仰心が薄いのかな?」
「そうじゃなくて、毎日の生活の中で参拝することがないだけ。新しい年の始まりとか、子供が生まれた時とか、何かの節目ごとに参拝することが多いの」
「結婚の時とか?」
「結婚…そうね、結婚前に参拝することはほとんどないし、結婚式を寺や神社で挙げる人はあまり多くないかな」
「どこで結婚式を挙げるの?自宅?」
私は笑って手を振った。
「日本の自宅でなんてぜったい無理。人気があるのは教会ね。ホテルや結婚式場には必ずオリジナルのチャペルがあるの」
「教会?今の日本人はクリスチャンが多いの?」
信仰心篤いインドネシアの人から見たら、クリスチャンでもないのに、教会で式を挙げる日本人は奇妙に見えることだろう。
「日本人の多くは仏教徒よ。でも今は、日本人の生活に宗教が深く結びついていないのよ。結婚式はイベントみたいなものになってるし」
「イベント?神聖な儀式ではなくて?」
私は慌ててNOと否定した。
「説明が下手でごめんなさい。結婚は神聖で厳かな式ではあるんだけど、そこで交わされる誓いに宗教観は介在しないの。クリスチャンの人以外は」
「それはどういうこと?」

― あなたは彼女を妻として永遠に愛することを誓いますか?
― はい、誓います。
― あなたは彼を夫として永遠に愛することを誓いますか?
― はい、誓います。

チャペルでは神の前で誓っていることになっているけれど、クリスチャンでもない人にとって、その誓いの言葉が持つ重みは、いったいどれほどのものなのだろう。
いや、突き詰めたら、祭壇の前に立つ2人は、いったい誰に対して誓っているのだろう。
「上手く説明出来ないかもしれないけど…」
私の言葉で、日本人は宗教に対して節操がないとか、結婚を軽視していると誤解されても困る。
「私が思うに、結婚する日本人のほとんどは、神様や仏様に誓うんじゃなくて、目の前の相手に対して誓っているんだと思うの。男性は妻となる人に、女性は夫となる人に。私はあなたに永遠に変わらない愛を誓います、って」
運転席から、感心したようなため息が聞こえた。
「それは素晴らしい。とても素敵なことだよ」
良かった。これが正解かどうかは分からないけれど、間違っているとも思わない。
「相手に永久の愛を誓うなんて、その相手に対して敬い、慈しむ心がなければ出来ない行為だよ。もしかしたら、神に誓うよりずっと重くて貴いかもしれないね」
そうか。
結婚する、ということはそういうことなのか。
相手を敬い、慈しむ心でもって、永遠の愛を相手に誓う。
敬い、慈しむ…
ふと何かを思い出しかけた。遠くない過去の記憶。そこには「彼」がいた。
「あなたは?まだ愛を誓える相手に出逢えていないの?」
その時、記憶の扉がカチャと軽い音を立てて開かれた。
自由を求めて、内なる何かが、扉を大きく大きく広げていく。
開け放たれた扉から、記憶の壁にうっすらと塗り込まれた美しい言の葉が、零れるように溢れて出てくる。
その言葉たちに優しく包まれて、私は探し求めていた答えがそこにあることに気がついた。


おそらく、ゲストルームの一つをスパ・ルームにしたのだろう。案内された部屋で約2時間、マンディ・ルルーを受けて外に出ると、辺りはすっかり夕闇に包まれていた。
通路の灯りをたよりに、夢心地な気分で自分の部屋へと戻っていると、コーランの調べが静かに空気を震わせながら聞こえてきた。
黄昏時、時報のように耳にするコーランの穏やかな調べは、なぜかイスラム教徒でもない私の心を静めてくれる。
マンディ・ルルー。花嫁が結婚前夜に受ける特別なマッサージ。
プロポーズしてきた相手とのディナーの前にマンディ・ルルーとは、何とも意味深ね、と思わず笑いがこぼれた。
約束の時間までは、まだ1時間以上ある。コーランを聴きながら、ゆっくり準備すればいい。



その約束の時間より少し遅れて、私は部屋を出た。
オープンエアのメインダイニングへと続く階段を上がっていくと、その入口でダイニングのスタッフが両手を合わせ「Selamat siang」と笑顔で私を迎えた。
彼女は私に何も聞かず、彼が待つ席にまっすぐ私を案内した。他の高級ホテルが追随できないアマンジヲのクオリティの高さはこういう気配りで随所に表れる。
向かいの席に腰掛けた私を見て、彼は読んでいた本を閉じた。彼の前にはグラスに入ったビールが置いてあった。
「素敵なドレスだね」
私は自分の服を見下ろした。
黒地に薔薇だか蘭だかよく分からないが大きな花が白で染め抜かれたコットンのサマーロングドレス。バリ島の、土産物屋に毛の生えたようなお店に陳列されていた、日本円にして1000円するかしないかの安物だが、その色が気に入って買った。安くてもお気に入りのドレスだ。
私は極上のシャネルのドレスを誉められたかのように、満面の微笑みを浮かべて、バリの人をならい、両手を合わせて「Terima kasih」と頭を下げた。

マカン・マラムは、ジャワの伝統料理を個別の器に入れて、客人に出す特別な料理で、ここアマンジヲではアンティークな真鍮製の容器に入れられて6種類の料理が出される。
最初に、スタッフがそれぞれの皿に、ライスと一緒に少しずつ取り分けてくれた後は、残りは自分たちでサーブしていく。
ワインを飲み交わしながら、2人で頂くマカン・マラムはとても美味しく、楽しい時間だった。そう思えたのは、私の心がすっかり吹っ切れたからかもしれない。

最後にメニューからデザートを選び終えた私は、柱と柱の間から見える外に視線を向けた。階段状に配されたゲストルームの彼方、田園地帯が広がるその先、ケドゥ盆地の豊かな緑の中に密やかに、厳かに、堂々と存在する聖なる場所の方へ。今は、その姿は深い闇の中にある。

すっかり片付いてデザートの到着を待っているテーブルの上に、デザートが来るより先に、軽いものが置かれる音がした。
私は視線を戻して音の正体を見た。それから彼を見た。
今度は、彼が暗闇の彼方に目を向けた。
「君が不自然だなんて言うからだよ。これで本気だってわかってもらえるかな」
私はそれには答えず、目の前に置かれた小箱に手を伸ばした。女性ならおそらく誰もが憧れる、革製の真紅のリングケース。彼の視線を感じながら、私は蓋を開けて中を見た。
メインダイニングの控え目な灯の中でも、プラチナの台座に嵌め込まれたそれは、申し分ないほどの輝きを放っている。彼の覚悟も呑み込んだ本物の輝き。
「まだ返事してないのに…」
「怖かったんだ」
「えっ?」
「このまま日本に帰したら、返事すらもらえないような気がした」
彼は私の方に向き直った。違う?と私に問うその瞳に、微かな不安と強い意志が浮かんでは消え、そしてまたあらわれる。
覚悟を決めた彼の思いをちゃんと受け止め、それに答える責任が私にはある。
「そんなことしない。答えるって約束したし」
彼がそっと息を吐き出すのを耳にした。そして、そのタイミングを待っていたかのように、デザートが運ばれてきた。
私はカルティエのマリッジリングにもう一度目を向けた。
彼が椅子の中で小さく身じろぎするのがわかった。
「気に入ってくれた?」
「ええ、素敵。とっても」
それは本当に、心から思った感想だった。素直に思ったままをそのまま口にした。
私はリングケースの蓋を静かに閉じて、口を開いた。
「裕」
その名前を口にするのは、あのパラオの最後の夜以来だった。あれから、長い時を経て再び、彼の名前を声に出した。ゆたか、と。
彼が目を大きく見開いて私を見つめる。
私は微笑んで、赤いリングケースを自分のデザートプレートの斜め前にそっと置いた。


To be continued

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ひさしぶりに「MAP」に横山さんが出ていて、超ご機嫌な管理人です
ふわふわハンバーグでごはんをほおばる横山さん可愛すぎーーー
大人子供なバランスがホンマに絶妙すぎて…彼の愛らしさにメロメロです

えーと

4話で終わらそうと思っていたこのお話ですが、思ってたより長くなりまして。
自分で書いてて楽しくなってきて、帰国後の話につなげて続けてみようかなーと、ちょっと欲も働いたのですが、なんだか…ひと昔前の月9みたいな話になりそうな気がしてきたので(笑)、泥沼にはまる前に、とっとと終わらせることにしました。

というわけで、次回の5話が最終回です

自分でも思うんですが、今回の話はかなり「ベタ」ですよねー(笑)
カルティエのエンゲージリングなんて、もろに恋愛ドラマの小道具じゃん。
自分で書いてて、うわーこんなのどこかで見たことある場面やしーと思ってました。
指輪のブランドですが、個人的な好みでハリー・ウィンストンにしようと思ってたら、ジャカルタには取扱店がない。で、カルティエにしました。まあ、ティファニーでもよかったんだけど。
皆さんなら、どっち欲しいですか?(笑)

だけど、リアルにカルティエの婚約指輪なんて出されたら、もう断れないですよね。
そんな「私」が出した答えは次回わかります。
だけど、相変わらず、まだ書き終わってません