ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ぷち旅~食うて買って走る旅 -大分・熊本編-

2016年05月07日 | ぷち旅


 こんにちわ~^0^

 GWの後半を九州で過ごしました。

 こちらでも、少し触れましたけれど、熊本・大分の震災後に倒壊した阿蘇神社の楼門と拝殿がとても気になっていましたので、大分から九州入りして熊本へ行って来ました。

 しかし、この日は猛烈に雨風が強くて、台風みたいな大荒れのお天気。

 余震も少しは弱まったとは言え、まだ続いているようでしたので、大雨と揺れによる山崩れが心配でしたけれど、いてもたっても居られず・・

 行けるところまで行ってみようとなりまして。。

 熊本・大分の震災による通行不能な道路も一部有りましたが、殆ど問題無く通行できました。

 被災地支援の自衛隊等のトラックの列を見かけると、さすがに被害の大きかった所へはお邪魔になるので、遠慮したのですけれど、阿蘇神社周辺は通行規制も無く、周辺の町並みも以前と変わらぬ雰囲気でしたので、少しホッとしたのです。

 阿蘇神社に到着して、参道に入ると、いつもなら大勢の参拝客でごった返しているのに、
閑散としていて、大雨だからかも・・・??

 石の囲い(柵?)や石造りの灯篭が破損しているのが判りますか?


 あのデデーン!と立っていた楼門が見えて来ず、中にも入れなさそう。


 楼門の立っていた場所の前に仮設の参拝所が設けられているみたい。

 参拝所の横に説明書きがありました。↓

 楼門と拝殿だけでなく、他の神殿も破損しているようです。


 仮設の参拝所↓に近寄って 

奥を見ると、地面に落ちた屋根のみが確認出来る程度で、

 それでも仮設の真新しいお賽銭箱には、たくさんの参拝客が来ていたのか、たくさんの千円札のお賽銭が見えました。

 皆、日本三大楼門と言われる楼門の修復と再建を望んでいるのでしょうね。

 再建には、かなりの費用がかかるとの事ですので、ワタシも少しでもその足しになればと、祈りとともに添えさせていただきました。

 楼門の面影は無く、ただ無残な瓦礫となっています。



 とても、悲しい気持ちになりました。

 地震って本当に怖い。

 どうか神様、これからもこの土地を、土地の人々をどうかお守り下さい(u人u)


 丁度、お昼時、折角 阿蘇までやって来たのだもの、営業をしているかどうかわからなかったけれど、ここまで来たらムリヤリにでもと、よく立ち寄っていた美味しいだんご汁とお土産屋さんが並ぶお店へ向かってみました。

 車から見る風景は特に以前と変わらない風景で、地震の爪痕は特に感じられなかった事に正直驚きましたが、きっと復旧が早かったのでしょうね。

 東日本大震災の時のような道路のうねりも特になかったです。(主要幹線道路ですけれど)

 お目当てのお店は、ちゃんと有りました。

 お店の軒に沿ってトウモロコシが干してあります。

 いつもなら、人で溢れかえっているのですが・・・誰もいません。

 お土産屋さんは営業しているみたいで、お客さんが数名いるようですが・・・
レストランは営業しているのか、微妙;;;

恐る恐る入り口に近寄れば、強風のため自動ドアを手で開けて下さいとの張り紙。

 ドアの隙間に指をねじ込み、指の力だけで重いドアをムギューとして開けると、
レストランが営業しているのが判りました(*⌒▽⌒*)ヨカッター!

 目当ての【だんご汁】があるかどうかが気になっていましたが、【がんばろう熊本メニュー】に、だんご汁定食が( ̄∀ ̄*)アッタ♪


 限定30食だ;; まだ残ってるかな。。。ドキドキ

 以前に来た時は、他にもたくさんメニューが有ったのですけれど。

 880円の定食になっていました。

 以前↓は、紙鍋+ミニコンロの高級っぽい感じでした。

 平麺ではなく、小麦粉を手でこねて ちぎった感じの細長いおだんご、スープも透明っぽかった。


 こちらが、今回出てきた高菜ご飯とお椀のだんご汁の【だんご汁定食】↓

 ちぎった感じのおだんごではなく、つるりとした長い平麺で味付けは味噌仕立てに変わっていました。

 お茶は『とうきび茶』 自家製でしょうか。

 ココの(今回の)だんご汁は、山梨の『ほうとう』と激似でした。麺は幅2cmぐらいある太いきしめんみたいな感じ。

 スープもお店によって違いはあるでしょうけれど、味噌仕立ても美味しかったので、OKで~す( ̄∀ ̄*)♪




 そして、こっち↓は、今回初挑戦の赤牛丼♪
 

 阿蘇山一帯は、木々がうっそうと茂る山と言うよりも、緑一面に広がる巨大な草原のイメージだね。

 その広大な草原には、赤茶色の牛さんがたくさん放牧されています。

 その赤茶色の牛さんのお肉がたっぷり乗った牛丼。

 お肉をめくると、中のご飯の中にも、甘辛く煮付けたお肉を細かく裂いて混ぜ合わせたご飯でした。 これがまた絶妙に旨い。

 今まで食べた牛丼よりも格別で、コレはまたリピート確定です!

 お腹も満たされ、隣接するお土産屋さんでお土産を物色していると、店主(女性)に、『お客さん、どちらから?』と、声をかけられお話を伺う事が出来ました。

 まだ余震は毎日起こっていて、あまりにも揺れの回数が多いので、少し揺れ出すともう この揺れは震度○○と判るようになってしまった程だょ、と笑いながら話す店主。

 先に阿蘇神社を見てきたけれど、修復に時間がかかりそうですね。と言うと、ぜんぜん目処が立たないらしいよ~と悲しそうな表情をされていました。

 このお店からほんの少し熊本市側に進んだ地域は、被害が大きい所も有り、自慢の景色が見渡せる展望台に上がる道はもうズタズタで通れませんよ~と教えてもらったり、その女性の自宅もヒビがあちこちに入っていて、日々安心して眠れてはいないと話していました。(そのご自宅も避難地域に入っていて、いつ避難指示になってもおかしくはない。らしい;;)

 例年、この時期はかき入れ時で観光客でいっぱいのこの地域は、地震の影響か観光客はほぼ居なくて、

 こんな中、遠くから来てくれるなんて、まだ地震が収束したわけではないのに来てくれてホントに有り難うね。

 と、凄くキラキラした瞳を向けて下さった店主に、熊本は大好きな所だから、また来ますね、またこちらにも必ず寄りますから、どうかお元気でとお別れを言うと、『また来てねー!』と店を出てからも手を振って見送ってくれていました。

 爆買いまではしていないのだけれど・・・^^; 

 買ったお土産は、lu-xのお買い上げプレゼントにと思ってます(*´∀`)

 もちろん、大分のお土産も買ってきましたので、こちらもプレゼントにしたいと思っています。

 大分もいろいろと走り回ってきました(笑)

 神社を見付ければお詣りをしながら進んでいたのですが、、、

 ひたすら走り回ってお土産買いあさるか、
ひたすら食ってた旅・・・みたいになってしまった(いつもの事か^^;)


(あとがき)

 旅の間、警戒していた地震は、ワタシの滞在中は揺れの情報は無かったのですが、
その数時間後にまた震度3~4が数回発生していたようです。 

 今日も小さめの揺れが起きているようですが、地震の規模も回数も減少傾向でしょうか。。

このまま収束してくれる事を祈っています。

 現地は一部被害の大きかった地域を除けば普通に営業しているお店が多いので、地震にはくれぐれも警戒をして、行ける人は出向いてみてくださいね。

 この時期は晴れていると新緑がとても美しく最高のロケーションですから。



 今回は暴風雨でちょっぴり残念だったけど(u_u*)またきっと行くわ!