ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ひとり野鳥の会(ヤマガラ・コガラ)

2016年02月21日 | ひとり野鳥の会


こんにちわ~^0^

 去年行ったヤマガラを手に乗っけられるステキなお山へ今年も行ってきたよ( ̄ー ̄*)ニヤリ

 ヤマガラさんの好物(?)のヒマワリの種をたっぷり持って、他の種類の小鳥さんも食べるかな~?と、”小鳥のえさ”というヤツも持参する。


 野鳥撮りをしていると、99%の野鳥は人を見ると逃げてしまうものだって事、よぉく、知ってる。 

 残りの1%は、いちお 逃げるんだけど、人を珍しそうに遠巻きに観察している場合もあるんだ。

 それに、鳴き声をまねると、何度もお返事を返してくれる野鳥もまれに居るんだょ。

 (お返事くれても、何を言ってるのか、誰か~通訳して~!っていうレベルなので、”お返事”と呼んで良いのかは不明で、単純にワタシがそう思っているだけかもしれないんだけど^^;)

 でも、このステキなお山は標高1000m級のしかも頂上なので、冬は雪が降ります。ってか、かなり積もります。(スタッドレスタイヤは絶対必要で、途中の道は、命がけなポイントもある^^;)

 そんなお山は、冬の間は、そこに住む野鳥さんにとっては、餌となる木の実が少ない過酷な場所なのだろうと思うのょ。

 だから、小鳥達は、とっても飢えている(に違いない。)

人は怖いけど、空腹では生きて行けない。
 
 野鳥社会にもちゃんと住み分けが有って、餌が豊富な野鳥さん達の楽園は、しっかり縄張り争いもある。 

 この時期は、北国から渡って来た渡り鳥さん達も加わるので、いくら餌が豊富な楽園であっても、フクフクとは暮らせない。

 小鳥達が集まる所には、当然、小鳥を獲物とする大型の鳥もやって来るので、餌が豊富だからとて、そこが楽園とは限らないんですね。

 そんな弱肉強食の社会を逃れて餌の少ない所へ寒い方へと追いやられた子達がココに集まっている。そういうお山だと、ワタシには思えるんです。

 だからなのかな、ヒマワリの種を手の平に乗せると、ほら^^*

 かわいーヤツ(ヤマガラさん)がすぐやって来ました。

 この子は一番に乗って来た勇気のある子ね。(腰が逃げ腰気味だけど^^)

 謂わばこの子は、ファーストピングゥインpenguinって事かしら?


 手の平には、ヒマワリの種と”小鳥のえさ”と両方乗せてあるのだけれど・・・
 ヤマガラさんは、”小鳥のえさ”の粟やヒエの小さな粒より大きなヒマワリの種が好きみたい。

 去年はヤマガラさんだけしか手に乗ってくれなかったのですが、なんと! 今年は、コガラさん↓が乗ってくれましたヾ(*´∀`)ノ


 リスク(人に捕まる)を冒してまでも餌を得ようとしているのだから、小さい餌よりも大きい餌を、そして、大きい餌の中では より大きい物をとつい選んでしまうんだね~

 手の平の上でヒマワリの種を吟味しています。
 (どっちが大きいかな~って見比べているのよ)


 ヤマガラさんより小さな身体、そして細くて小さなくちばし。
 コガラさんをこんなに近くで見られるなんて!! 感激です♪

 ヤマガラさんもかなり軽いけれど、その半分ぐらいの体重のコガラさんです。

 だけどね、コガラさんには、ヒマワリの種はいささか大きいみたいなの(u_u*)

 咥える事が困難で、咥えてもポロッと落としてしまう。

 落ち着いて!ゆっくりでイイヨ~と教えてあげたいけれど、驚かせてしまいそうで、指も動かせられず、硬直状態なワタシ。(顔は、デへへへ(=ΦωΦ=)状態だけどサ)

 逃げ腰のままヒマワリの種を咥えて慌てて飛び立とうとして、ポロリと落としてしまう失敗を何度もしていて、種を地面にポトポト落してしまっていたよ。

 落ちた種は素早くヤマガラさんが かっさらって行ってしまい、コガラさんは、空振りばかりしていたよ。

 小さい子用にと”小鳥のえさ”も手の平に乗せているから、そっちを食べたら~?ってテレパシー送りまくってたんだけど、ちっとも伝わらないゃ(:^ー^A


 手の平のごちそうを戴こうと、周囲にはヤマガラさんの集団が次は自分の番だと順番待ちしているんですよ、鳥社会にも、力関係みたいなモンがありまして、順番を守らないと、コラッ!って突かれて叱られちゃうんですよ^w^ だから、ちゃんと順番を待ってるの。
賢いねー良い子達だねー^^*

 ビィービィービィー!(訳:早くしてよ~!)と、周囲から、声をかけられると、コガラさんは、余計焦って、やっと咥えたヒマワリの種を飛び立つ瞬間ポロリ。

 落とした種をもう一度咥えようと戻りかけた時、次の順番のヤマガラさんとバッティング


 ヤマガラさんは、Uターンしてきたコガラさんと危うく正面衝突しそうな所を回避(手の平の真ん中じゃなく、指先に留まりました。)

 2羽が同時に留まってくれるというハプニングにワタシ うはうは(o≧▽≦)o

 去年はヒマワリの種をちょぼっとだけしか持参していなかったのを反省し、今年はたっぷり持ってきたので、慌てなくても、たっぷりのヒマワリの種を今回は用意して来たから、安心して~!(って誰か伝えて~~~!!!)


 しばらくするとコガラさんも、種を掴むコツを得たのか、種ゲットする率も上がってきました。


 ”小鳥のえさ”は、ちっとも売れません(u_u*)

 ヒマワリの種の大勝利! 残ったヒマワリの種は※餌台に全部置いて帰りました。

 ※餌台・・この場所は、夏になるとキャンプ場になるので、
     野鳥用の餌台みたいな台がいくつか置いてあるの。


 実は、ワタシ、自宅の庭にも餌台を設置しているのょ。

 そう、自宅にも、ヤマガラさんは来ています、ってか、通り過ぎるだけ^^;
 いつか、このステキな山みたいに、手の平に乗ってくれるかな~と期待してるんだけど~~~

 平地は餌が豊富なのか、ヒマワリの種も”小鳥のえさ”も、ちっとも売れません(´ε` )
 スズメでさえ、見向きもしてくれません。

 たぶん、鳥達にとって、ヒマワリの種は、そんなに美味しいごちそうでは無いのだろうと思います。

 しかし、標高1000mに住む野鳥さん達にとっては、美味しいごちそうなのでしょうね。

 ただ、”小鳥のえさ”が標高1000m級の野鳥さんにも無視されるマズい物である事が、わかりました(o≧▽≦)o

 昔、手乗り文鳥やジュウシマツを飼っていたとき、”小鳥のえさ”ばかりあげていました。
 こんな野鳥も喜ばない餌を食べさせていたのね。。。と歴代ピピ達に悪かったなぁ。。って^^;

 思い起こすと、歴代ピピ達は、小鳥のえさの中に何割か入っている『カナリヤシード』というもみ殻付きの餌を好んで食べていました、カナリヤシードを探し出すために、他の餌をくちばしでしきりに鳥かごの外へ飛ばしていたっけ。

 ダメヨ~、お行儀良く食べなさい~!って、自分の母親のマネをして言っていたっけ。。

 きっとマズイからイラネー!って捨てていたのねゞ( ̄∇ ̄;)

 カナリヤシードばかり食べていた歴代ピピ達は、全員ポッチャリ系(笑)

 察するにカナリヤシードは非常に栄養価が高いのでしょう。

 ”小鳥のえさ”は、小鳥にとっては、美味しくないけど、”栄養が偏らない配分を人間が考えた食事”だったのだろうねσ( ̄∇ ̄;)

 今度このステキなお山へ行くときは、カナリヤシードも持って行こうかな♪( ̄ー ̄*)ニヤリ