ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ぷち旅 高野山~卑弥呼を求めて編*8~奥の院への参道2~

2010年10月27日 | ぷち旅

こんにちわ~^0^

今日は・・・今日も^^;ですね。
ぷち旅記録の続きでぇす~

高野山・奥の院へ向かうつもりがぜんぜん反対方向へ進んでしまったホイミ一行。

一の橋はどうやら奥の院へ向かう参道の入り口の事のようだ。

けれど、この参道からトコトコと気持ちの良くない道を歩くのはよほどのモノ好きか、途中に自分ちのお墓がある人ぐらいだろうな。。と思うょ。

私達は一の橋から再びやって来た道をテクテクと戻りだしたの。
相変わらず、小さなゾクゾク攻撃は続いていた。

さらに、急に人気が無くなってしまった事が更に不安感を掻き立てる。。

嗚呼、このまま進むとまたさっきの恐ろしい所を通らなければナラナイのか。。無事に奥の院へ辿り着けるのか。。
と考えながら相変わらず下ばかり見ながら歩いていたホイミ。

助さんも『さっきの所、いややな!もう通りたくない!』と、言っているけど、この参道を外れるのはキミにはキツイと思うんだょね^^;

ホ:『ダメダョ、このまま進むしかないからね。』と、助さんに念を押す。

曾我兄弟供養塔~武田信玄・勝頼供養塔・・歴史に名を連ねた武将達の供養塔の前を通り過ぎる度に幾度となく気配を感じ振り返る。

あれだけぞろぞろと人が歩いていたのに、全く誰も居ない。私達だけ。。

いつもなら違和感を覚えた所はまた戻って確認しに行っちゃう彼が、(この行為は危険です。真似はしないように!)もう戻りたくないと言うのはよほどの事だ。。

先程の強烈なエネルギーを感じたポイントが近づくにつれ、自分自身を集中させることで精一杯で、助さんの方から注意が逸れていた時。。

少し前を歩いていた助さんの足取りがパタリと止まった。。

そして、急に『もうアカン>< ココから出る! あっ!ここから外に出られそうやわ!』ととっさに向きを変えた。

おぃ! キミには無理だと言ったハズだろう!!!!!

(参道から外れなければ何ら問題はない。ただの気色の悪い道なだけだ。)

墓場を通り過ぎると、参道と平行に走っている道が見えたから、ココから出られると思ったのだろうが、ココはマズイ。

『ちょっ、ちょと待ちぃや!!』
とっさに助さんを呼び止めたが、叫んだ時には、既に手遅れだった。。

なんて馬鹿な事を。。(;´д`) 

既に助さんは、参道から一歩墓場の方へ出てしまっていたのだ。

慌てて追いかけ助さんの腰と背中を両手で掴まえた。
助さん!ダメだろ!! 道から外れ出てはイケナイって言ったのにっ!!

・・・でも、もう戻れない。。

助さんは見えない何かに引かれるように、道を外れてしまった。

助:『どしたん?もしかしてヤバいの?』
と聞いて来たが、ホイミは頭を抱え込みながら必死に考えていた。。

危険!危険!危険!何かがワタシにそう告げていた。。

助さんは、『ヤバいなら戻るわ・・』と、元の参道へ戻ろうとするが、もう遅いんだょ。。(;´д`) トホホ。。

さて、どうすべ。。

お腹に力をふんっ!と入れ、気合いを入れて、
私が後ろを守るから、真っ直ぐよそ見をしないで普通に歩きなさい。(周りを見てはイケナイよ)

スタスタと二人真っ直ぐ歩き出す。

4・5歩進んだ所で、後ろに妙なエネルギーを感じ、助さんが『ウオォォォォ~~~~~><』と絶叫!

明らかに最初に感じた強烈なエネルギーを遥かに上回る強いパワーが襲ってきたと感じた。
次の瞬間、何かが後ろからホイミの背中を斬りつけた。 
(まるで、背中を大きく×と、刀で切られたような痛みが走る。)

うぅ・・・>< 斬られた。。間違いない。。。
お腹に力を入れていたから、内蔵は無事か。。

助さんを離すわけにも行かないので、背中が痛いが前へ進む。

横目でちらりと周囲を見ると、ゴロンゴロンと丸い墓石が
まるで屍の頭(こうべ)のように無数に、無惨に転がっていた。

アイタタタ( ; ̄ω ̄)ゞマジヤベー 

助さん、悪いが、ちょっとだけ ゆっくり進んでちょうだい。

よくもこんな所を通らせたもんだ。。助さんを引っ張ったな。
斬られた所が火傷をしたように熱く猛烈に痛む。

ギロリと私を斬ったであろうエネルギー体を振り返り睨みつける。

黒いもやっとしたものがソコにあった。目が離せない。。が、前進するのは止めない。

少しペースダウンしたがそのままゆっくり進み続け、
何とか抜け出し一般道へ出る事が出来た。

はぁ。。。。。(ーー;)

一般道へ出たら、黒いもやっとしたものは消えていた。

とんだ目に遭った~(;´▽`A``タスカッター
 助さんのドアホ!

気を取り戻して、一般道を中の橋駐車場方面へ歩き出したのだが・・

助さんが、急にガクガクぶるぶると震え出す。

ホイミ、ナンカ身体がヘンだ。やたら寒い><

もしかして、、、ナンカ憑いて来てないか?

そら~私が後ろを取ったから憑けてはいないが、少々アテられるんはしょうがないわなぁ。。

ほな、コレでもしとき。 とホイミ特製のブレスを1本助さんの腕に入れてやる。

助:『おぉ!あれれ?ちょっとマシになったみたい。。軽くなった気がする。
もう1本貸して!! へぇ~~~ホイミの作るブレスって効くんだ。。へぇ。。効くんだ~^0^ もう1本着けさせて~(=^エ^=)w』

(普段、ブレスやらストーンやらに無関心な助さんなのに、、)

あほぅ! キミのお陰で、アタシャ後ろから抜刀されたゎ。

助:『え゛え゛~~~!? マジで??』

ホ:『現実のホンマモンの刀で斬られたワケでないから心配要らんょ。
ウチは、あぁいうのには、殺されへんねん。気合い入れたし。』

血が服に付いて無いか助さんに見てもらい、何ともないし、
斬られたであろう背中の痛みはもう薄れてきていた。

あ~。。。困ったな、、中の橋駐車場から、また歩き直しか。。。

助さんは、以前から興味本位に危険な所へ無謀に飛び込む人だから、いつかこういう日が来るとは覚悟してたけど、今回はマジでえらい目に遭った。
しかも、歩き疲れの気疲れで猛烈ヘトヘトやのに、、まだまだ歩かなアカンやんけー!(プンスコ!)

ま、助さんが無事ならエエか。。

中の橋駐車場にやっと着いてから、再びさっき通った企業の広告塔みたいな供養塔の並ぶ墓地の参道を歩く。

左 一の橋  右 奥の院 と書かれた立て札がある分かれ道を今度は迷わず右へ。

右へ進んでも、再びあの気持ち悪げな参道は続く。
だが、人がたくさん行き交っていた。

さっきは全く人が居なくなったのはどういう事だ。。。全くの別世界に飛ばされてたのかもしれないな。。と、ふと思ったが口には出さなかった。

助さんは、またナンカ気持ち悪いトコ有るなぁ。。と言ったが、ブレスを離そうとはしない。
(もうエエ加減 ブレス、返して欲しいんだが。。。。。ま、いいか^^;

っつか、ホイミ用のサイズなので、助さんが腕にはめるとゴムがめーいっぱい伸びきってかなりキツイだろうに・・・^^;ゴムが切れる心配は無いが・・しゃーないな、、貸しておくか。)

加賀前田家・安芸浅野家・越前松平家・赤穂四十七士・豊臣家・織田信長供養塔と供養塔がいっぱい。

途中で、また強めのエネルギー体を妖怪アンテナが感知。
その度に頭を押さえるホイミに、助さんが、目ざとくチェック!

お!来とるか?

来とる?とちゃうわ!!アタシの防具を3つも取り上げとるくせに!

余裕あるなら、1本返せ!!! 

助: あ・・スマンスマン(;´▽`A``

1本返してくれたが、すぐに、やっぱ、もういっぺん貸してもろてもエエ?と助さん。

。。。(ーー;)ハァ・・・・2本有れば十分でしょー!!!

結局 最後まで助さんは3本のブレスを手放さなかった。

御供所でお茶を一杯頂く。
ああ、、ココまで来れば安心。

ココ↓は、お札などを買う所。


水向地蔵が並んでた。。すごい数並んでるんだょ^^;


私がお地蔵さんをお参りしようとして近づいたら、
おじさんの団体が、どわぁー!!とやってきて、私を押しのけ 
ひしゃくに水を汲んでパシャ!と、お地蔵さんに水をぶっかける。

またオジジだ。。。;;; 後にしようっと♪

御廟橋(みみょうのはし)という橋がかかっている。

橋を渡ってすぐ清々しくて、さっきのピリピリと張りつめた空気がなくなったょ^0^

不思議と指の腫れは引いていて、痛みもなくなってた。。

真っ直ぐ進んで、奥の院 弘法大師御廟となるが、
手前に撮影禁止と書かれた札がある。
残念ながら、手前でパチリ。


やっと到着した奥の院。 何とか来れました。



あまりにも奇妙な体験をしたので、帰ってから調べてみました。

奥の院に続く参道はかなり有名な心霊スポットらしいです。。ヽ(ヽ´Д`)

もし、今後、ココを訪れる方は、気持ち悪く感じても、真っ直ぐ前を見てチャッチャと歩いてください。
参道内は、弘法大師様の加護が効いており、比較的安全みたいです。

決して、参道から外れてはいけません。
今回の助さんのような行動をしてしまうと、まず とり憑かれるらしいですよ^w^

助さんは、磁力とか電磁波とかって言ってます。
ホイミはエネルギー体って呼んでます。
二人とも、霊とかって認めたくない人なんですよね^^;

人によっては、 霊って言う人も居るでしょうけれど・・・

今日は、ここまでね^^;

  ※このお話はフィクションではありませんo(*≧ω≦*)o

 
 次回はホイミの怪力を披露いたしませぅ(((((((o≧▽≦)oギャハ