イヌビワとクサギ

衣笠山公園駐車場に本日は虫取り網の忘れ物がありました。どなたかが掲示板横辺りに立て掛けてくれています。

迷彩柄の小さな虫取り網

公園内では何箇所かでイヌビワの実がたくさん落ちています。

植物の名前に付けられたイヌとは犬を表すのでは無く、食べられないという意味があるようです。

イヌビワはクワ科イチジク属なのでイチジクの仲間。衣笠山仲間のサシガメさんによると、オスとメスの木があるのだそう。食べられるのはメスの実。

オスの木

少し調べたところ、オスの実の中にはイヌビワコバチがいて卵を産みつけ、春になると飛び出してメスの木に受粉。夏以降にメスの木で甘い実がなるのだそう。

ジャムにする方もいるようで。😄

そういえばスノウは以前から、見向きもしないイヌビワの実と、次々に食べてしまう実がありました。

ここは素通り

赤いまま落ちているオスらしきイヌビワ

こちらはメスの木のようです。↓


実が黒く熟す

ここですぅちゃんはバキュームに。🤣

落ちているのは、ほとんどが黒い実。スノウは黒い実だけを食べる。ヴァレンシアは食べません。

割ってみると↓

見た目もオスの実より多少イチジク感が強い⁈

私がいつか食べてみたのはメスの実だったようで一安心、良かった🤣。

ところで果物のイチジクには、犬にとって中毒症状起こす成分が含まれているはず。イヌイチジクに、または熟した実にはないのかしらね。

もっともあまり近寄らないよう気をつけてはいます。

さて公園内のあちらこちらではクサギに花が咲き、近づくとスイカズラに似たような甘い香りが漂っています。

クサギ

なのにクサギとは、葉が臭いための名前なのだそう。

クサギを撮って戻ると、

すぅちゃんニコニコ。😄