墓地で鳥追い

横須賀市の大矢部に位置する市営公園墓地。

ここには実家の母方の従兄弟や、昨年亡くなった私の叔父が永遠の眠りについている。自然の林なども残っているとても広い敷地であるため、いつか犬達を連れて行きたいと思っていた場所でもあった。

春には綺麗な芝生の上でお花見をすることも可能。公園内の駐車場は何カ所かに設置され、一番上の敷地にまで車で行くことができる。


お正月も一段落したこの日、初詣客でにぎわう衣笠山公園を避け、市営公園墓地で墓参りがてら犬散歩をさせることにした。


車で出かけることが大好きなボブは、何かのときにガッシと掴むことができるハーネスを見て外出を察知。大騒ぎの舞いとなった。

墓地に着くと、散歩が目的の一つでもあるため、一番下の駐車場に車を止めて歩き出す。公園内の道路沿いではなく、すぐ脇にある山の中を行くため、設置された階段を昇る。



このような自然林の中を行く階段道が何カ所か存在


昇り始めて間もなく、リスや野鳥が階段上から逃げていくのが見えた。



ヴァレンシア、大興奮。



途中で振り向いて見れば、この引きの強いイヌドモと一緒に下りに使いたくないほど、長い階段。



ようやく頂上に到着。




公園墓地だから、もちろん辺りは墓一面。(笑)



何しろ広大な敷地、平日なら殆ど人に会うこともなく犬散歩をさせることが出来る。



この辺りでもリスや小鳥が飛び交い、ヴァレンシアもボブも大喜びでグイグイと引いていく。「ヒール」（つけ）コマンドは全く効かず。



ときおりオスワリをさせ、コントロールしながら小鳥が出没する敷地内で遊ばせた。



何しろとても広い墓地であるが、墓石が建っている芝生の区画への犬の立入は禁止されている。



桜の木がたくさん植えられており、春の時期にも一度訪れてみたいと思う。



ここでは、



もちろん、



わかったかな、ボブ君。


「ヘイ」

すぐ近くに岩戸高校が見える。




さらに進むと、



当然であるが、墓地の次もまた墓地。



墓地の区画内に鳥が出没しているのを察したヴァレンシア。



得意のお立ち見で移動しながら監視中。



芝生のある墓地の区画にいたのは、鳩やセキレイ、そして小さな小鳥達。



ここまで一時間程。

お墓参りを済ませて、帰路は公園内の車道に沿って下っていく。



ボブ達はなぜか、石垣の上を歩く。



嬉しすぎて大きなヨダレがマズルをカバー




ところどころに休憩所やベンチが設けられ、何カ所かに水場もある。



水路を覗きこみ、鳥チェックに余念のないヴァレンシア。




さすが公園墓地。とても綺麗に整備されている。



ときどき出没するリスに気を取られたり、



知らない場所で、刺激されながら2時間程を費やした。




また来ようね。


ところで、最近とても気になっていることがあったが、帰路に立ち寄ったコンビニで撮影に成功。犬にとっては問題事だと思われるため、改善して頂きたく、改めて別記事で取り上げたい。