露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

書く歓び

2015-07-23 21:36:45 | 日記


以前から、万年筆が欲しいなと思っていたのですが

最近、新聞で特集されていた時に

お手頃な価格で割と良い万年筆があると知り

益々欲しくなりまして

インクのこととかも調べて、いざお店へ


グランフロント大阪にある紀伊国屋書店の一画にある

伊東屋さん

カウンターのガラスケースの中には

キラキラしたお高い万年筆が並んでいましたが

お目当てのお手頃万年筆は、カウンターの上にまとめて立てられてました

プラチナ万年筆のプレジール

PILOTのカクノに比べてきっちりした見た目ながら

税抜き1000円

色も豊富で、0.3mmの細字と0.5mmの中字があります


ただし、インクはPILOTの色彩雫シリーズを使いたくて…

本来はカードリッジ式のプレジール

そこにボトルインクを入れるために必要となる

コンバーターについて店員さんに伺ったところ

メーカーは推奨していないとのことですが

実際に装着して見せてくださいまして

保証は効かなくなるが、使用はできるとのことなので

使うことにしました


メタリックな淡い紫色が美しいバイオレットの細字のペン

シンプルな白いメタリックの中字のペン

それぞれのためにコンバーターを2つ

色彩雫は15mlのボトルが3本セットのもので

紫陽花・露草・月夜の3色を選びました


家に帰ってから早速インクを吸入

何分、万年筆を使うのは初めてなので間違いないか心配になりましたが

きちんとインクが出て嬉しかったです

細字の方に入れた紫陽花の綺麗な紫色を楽しみ

次は中字の方に月夜を入れてみたところ

何故か中々インクが出ない…

ペン先をティッシュで拭うと色が着くが、くるくる書いて見ても色が出ない

矯めつ眇めつ見つつ

何か対策はないかとスマホで調べながら

ずっとペンを立てて持っていたところ

ようやくインクが降りてきたようで

特に何もしない内に、書けるようになりました

月夜は緑がかった黒色で

満月の光が溶け込んでいる辺りの明るい夜空の色


菫色のペンに紫陽花のインク

白色のペンに月夜のインク

ローランとしての感性で選んだ組み合わせ

お気に入りの文具ができて

Plaisirの名の通り、書く歓びが増しそうです


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