露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

劇場版「進撃の巨人」後編2回目! 

2015-07-16 17:26:08 | 日記


1回目に観てから、すぐにでももう1度観たくて堪らなかった

劇場版「進撃の巨人」後編 ~自由の翼~

というのも、「自由の代償」と映像のリンクを確かめたかったのです


前編の「紅蓮の座標」の時はそこまで強い欲求ではなかったので

2度目を観に行ったのは上映期間が終わるギリギリだったのですが

「自由の代償」は聴いていると、おのずと映像が浮かんでくるので

もう1度、観たくて観たくて堪らなくなるのです

そして、初回とは異なり、歌詞をきちんと把握して臨みました


漫画で読んで、テレビで観て、劇場版を1度観て

話の展開は十分に知っているので

今回は、「自由の代償」が流れる直前

壁外調査に出るところが一番ドキドキしました

パンフレットで小野大輔さんが語っておられた

エルヴィン団長の迫力の声と表情を合図に始まり

斬撃や舌噛み等のシーンとも調和しながら展開する曲に

改めて驚きました

それも馴染みの既存のメロディーを使って合わせてあって…

一方で既存のメロディーと流れるシーンの両方に合うよう

細かく歌詞は調整されていることに驚嘆

しれっと遣って退けられていますが

どう考えても、新しいメロディーと歌詞で合わせる方が簡単な筈ですよね…


その歌詞の方ですが

「自由の翼」が描かれたマントをはためかせて騎馬を駆る姿

「敵と味方を別つ…」の所のライナー

壁外を飛ぶ鳥のところで「鳥は飛ぶために…」に続いての

「死地の只中に活路を見出せる」アルミンの翼

「冷徹な意思」はエルヴィン団長そのものですし

「迫り来る」巨人の「巨大な影」

サシャにぴったりな「貪る」の言葉、「走れ」の檄

「両手には≪鋼刃≫…」の所で構えるネス班長

「弧を描く旋風」の様な立体機動と回転運動の斬撃

「大地を揺らして」倒れる巨人

自由を求める代償として「屠り屠られる」壁の外の世界へ身を投じる

そして、勝利の歓び

ただし、「自由の翼」は凱歌の余韻に浸る間もなく、次なる戦いへ

「自由の代償」は凱歌の後、女型の巨人が姿を現す

この安堵する間もない緊迫感の連続が

「進撃の巨人」の大きな魅力だと感じています


そして、大好きな「進撃の巨人」において

作品とRevoさんの音楽の新たなリンクの形を感じることができて

本当に嬉しいです


そんな風に大好きなRevoさんの音楽を堪能しまして

お次は映像美を堪能

巨大樹の森での戦いの所が大好きなのです

一瞬で姿を現し、追ってくる女型の巨人

とっても怖いのですが、ゾクゾクと高揚する光景でもあって

大画面で観られて本当に幸せ

また、巨人vs巨人の戦いも迫力があっていいのですが

一番好きなのは巨人vs立体機動なのです

空中を舞うアクションや、煌めくワイヤーの軌跡もさることながら

映画館の音響で聴く立体機動の音が堪らなく好きです


そんな激しい戦いの一方で、頭脳戦もあり

選択の葛藤や、怒り・悲しみ・狂気といった繊細な心の動きもあり…

多くのシーンが削られているとはいえ

盛りだくさんで贅沢なストーリーだなと思います


2度目なのにたくさん感動しました

Blu-rayが発売される日も楽しみです


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