露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

発見

2011-06-28 22:56:55 | 叙情

ごく最近 読んだ本

『ドイツ幻想小説傑作選』
解説によると
ドイツ・ロマン派の<創作メルヒェン>の作品集

『幸福な王子』
オスカー・ワイルドの童話集

読んでやっと解った
わたしが求めていたモノ




昔から本が好き
というか
物語が好き

どういう物語が好きかといわれると

ファンタジー というか…
ホラー というか…
非現実的なことも違和感なく受け入れられる世界観 とか…
お気楽で都合の良い幻想性だけではなく、ある種の残酷性も とか…
狂気が含まれているような とか…

いろいろ表現しようとしてきたけれど
今日
原点がやっとわかった

童話

わたしの理想はその一言に尽きる

非現実的な事象も違和感なく包みこんだ世界
あっさりと描かれる悲劇
何の感慨もなく示される狂気
華やかで 素朴で 楽しくて 哀しい
様々な顔を持つ物語

それが
わたしの大好きなモノ




新発見した
わたしの一面

きっかけはもちろん
Sound Horizon

でも
今回の事の始まりは
「Märchen」
ではなく
「Roman」
なのよ



しばらくは<創作メルヒェン・ブーム>に陥りそうな気がする


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