ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

ウイルスバスター クラウド (2013)へのアップグレード その3

2012-09-12 18:29:40 | ウィルスその他
 

 < その2

 




 

最新の「ウイルスバスター クラウド (2013)」導入後のオプションについて。

 
 

ウイルスバスターは多機能です。
しかし一部のオプション機能は、ユーザがOnにしなければ有効にならないのです。
 

ただし、機能をOnにすればその分、PCの負担は大きくなります。
利用状況を考えての設定が重要です。
 

弊社でお勧めしている項目をご説明します。

 

あ、もしも「ペアレンタルコントロール」をかける予定があるようでしたら、事前に設定変更防止のパスワードをかけておいてくださいね。
 ( その2 の 4.設定変更防止のパスワードをかけ直す を参照)

 
 

1.コンピュータ保護の設定を開始
メイン画面で、「コンピュータを守る」もしくは歯車アイコンの「設定」ボタン
1_r

 
 

2.ウイルス/スパイウェア対策
2_r
フリーソフトなどファイルのダウンロードをよく行う方は、コレをOnにしましょう。
  ・ZIPなどの圧縮ファイルをスキャンする
 

ただし!
ZIPファイルが沢山沢山保存されている装置にアクセスを行うと、自動スキャンで結構負荷がかかるかもしれません。
 

  ・外付けドライブ上のプログラムを自動起動させない
これは、USBメモリなどで流行った、OSの自動起動を利用した通称オートランウィルス等を事前に防御するものです。
ただし、CD-ROMをセットしたら始まるゲームなども自動起動はしなくなりますから、微妙に注意。

 
 

Web脅威対策
4_r
まあ、これはやっておいて損はないという事で。

 
 

迷惑メール対策
5_r
これもやっておいて損はないのですが、スペックの低いパソコンで、メールを毎日大量に扱う方では、動作がきついかも。

 
 

ネットワーク対策
6_r
 ・ファイアウォールチューナーを有効にする。
これはつけておきましょう。

 
 

例外設定
71_r
お勧めしたい機能は、Webサイト のブラックリスト/ホワイトリストの指定。
ここで任意のドメイン名を禁止指定すれば、そのサイトは開くことができなくなります。
 

例えば、あまり評判のよくない Registry Booster というソフト。
配布サイトのドメインは、
  uniblue.com
そのホームページは、こんなサイト名です。
  www.uniblue.com/ ~略~
 

例外設定では、 *(アスタリスク)を使ったワイルドカードで指定できます。
そこで、
72_r
 http://*.uniblue.com
 処理: 禁止
こう指定すれば、RegistryBoosterインストールに誘導されるサイトをうっかり開いても、
73_r
この通りブロックしてくれます。

 
 

3.その他の設定
  パスワードは、事前に設定いただけていると思います。
 

  お好みでテーマも指定できますが、、、
8_r
  性能には関わらないことですので、まあ、お好みで。

 
 

4.個人情報を守る
facebookやSNSのセキュリティが甘い設定をチェックしてくれます。
B_r
これは必要に応じて。

 
 

5.ペアレンタルコントロール
保護者には安心を、一部のお子様に絶望を与える機能、それがペアレンタルコントロールです。
C1
 

C2  C3
 

「アダルト」などのジャンルで、閲覧可能ホームページを制限できます。
C4
ただし、やりすぎにはご注意。
過去こんな事例がありましたから。
 ・「ギャンブル」を強くかけすぎて、年末ジャンボ宝くじの当選番号発表が見れない
 ・「宗教」を強くかけすぎて、京都の神社仏閣ホームページが見れない。
 

新機能の2つ
 「セーフサーチを使う」 「安全性が評価されていないWebサイトをブロックする」
これは説明を読み、ご検討の上お使いください。

 
 

使用時間制限
C5
例えば、夜10時以降のインターネット制限などができますね。

 
 

ソフトウェアの使用制限
C6
子どもには使って欲しくないソフト、
時間制限付きで許可するゲームなどが指定できます。

 
 
 

今回のバージョンのウイルスバスターの多機能ぶり、
まるで、学校パソコン室の教育支援ソフトウェア(例:SKYMENUWinbird授業支援リモコン倶楽部スクールEd.)のようですね。

 

----

 

折角のウイルスバスターの多機能です。
お客様の利用状況に合わせ上手に使ってみてください。

 




 
 

オマケ
ご興味ある方もいるかもしれないので、バージョンアップ前後のタスクマネージャ:パフォーマンスの値も掲載しておきます。
 

 【参考機体】
  OS:Windows7 Professional 32Bit版
      Service Pack1 適用済み
  メモリ:4GB搭載
  Microsoft Office 2007 Professional
      Service Pack3 適用済
  InternetExplorer9 適用済み (WindowsUpdateにて)
 

バージョンアップ前=ウイルスバスター2012クラウド時
Dsc_0007
 

バージョンアップ後=ウイルスバスタークラウド (2013)時
Dsc_0041_r

 



ウイルスバスター クラウド (2013)へのアップグレード その2

2012-09-12 17:18:35 | ウィルスその他
 

 < その1 へ

 




 

「ウイルスバスター 2012 クラウド」から、
最新の「ウイルスバスター クラウド (2013)」へのアップデートを行ってみました。
 

 【参考機体】
  OS:Windows7 Professional 32Bit版
      Service Pack1 適用済み
  Microsoft Office 2007 Professional
      Service Pack3 適用済
  InternetExplorer9 適用済み (WindowsUpdateにて)

 
 

今回のアップデート手順は、一般の方でも悩まずにできる方法です。
ポイントは、
 ・事前に手動のアンインストールはしない。
 ・ホームページ かんたん!インストール手順 (無料バージョンアップ)に従う
です。

 
 

1.念の為に設定変更パスワード解除
ペアレンタルコントロールなどを設定している場合、他者(こども等)の勝手な設定変更を防ぐために「設定変更防止のパスワード」をかけていると思います。
Dsc_0005
もしもの為に、一応
 「無断で設定が変更されないようにパスワードを設定する」
の機能をOffにしました。
Dsc_0008

 
 

2.メーカーのサイトを開きダウンロード
トレンドマイクロ社のサイトを開きます。
 かんたん!インストール手順 (無料バージョンアップ)
 http://safe.trendmicro.jp/support/vb/versionup_install.aspx
 

自分でやってみる-「かんたん!インストール」をクリック。
Dsc_0009
 

任意のフォルダ(Windows7なら ログインユーザのダウンロードフォルダ 等)に、
ファイル「TrendMicro_Ti60_Downloader.exe」がダウンロードされたと思います。

 
 

2.セットアップ実行
ダウンロード先に指定したフォルダ(Windows7なら ログインユーザのダウンロードフォルダ 等)を開きます。
ファイル「TrendMicro_Ti60_Downloader.exe」を実行します。
 

ご利用のOSに適合する本体セットアッププログラムが、デスクトップ上にダウンロードされます。
Dsc_0010
  ・Windows7 32Bit版なら、「TTi_HE_Download_32bit.exe」
  ・Windows7 64Bit版なら、「TTi_HE_Download_64bit.exe」
 ※上記ダウンロードファイル名は今後変更される可能性もあるので
  参考程度と思ってください。 
 

この「TTi_HE_Download_ ~略~.exe」が自動実行されセットアップ処理が開始されます。
 

まず、現在インストールされているバージョンが自動でアンインストール
Dsc_0011
再起動
Dsc_0012
PC再起動後、新バージョンのインストール
Dsc_0013_r
ちゃんと今までのシリアル番号情報も引き継いでくれたようですね。
Dsc_0014_r
インストール完了です。

 
 

3.初めての画面
自動で開くメイン画面
Dsc_0015_r
おや、イメージカラーが変わったのかな?
旧バージョンでは「赤」がメインだったのが、「黒」になってますね。
 

Dsc_0016_r
おっと、こんな画面も開きました。
Dsc_0017_r
まあ、これは閉じてと。

 
 

メイン画面から[設定]を開いてみましたが、以前のバージョンに行っていたオプションの設定はそのまま引き継いでくれていました。
 

また、「例外設定」-「Webサイト」で自分で追加した、開きたくないホームページドメイン設定等も有効でした。

 

あ、コレも一度やるといいですね。
タスクバーからの、手動アップデート
 
Dsc_0019_r
ちゃんとにアップデートが働くかどうかの確認になりますから。

 
 

4.設定変更防止のパスワードをかけ直す
  「設定」-「コンピュータの保護設定」
  その左下部にある[その他の設定]ボタンをクリック
Passkakenaosi
  ここで、バージョンアップ前に解除したパスワードを有効に直します。

 
 

ひとまずはバージョンアップ作業は完了です。

 
 

5.セットアップの為にダウンロードされたファイルの削除
ここまでのセットアップの為に、2つのファイルがダウンロードされています。
 ・任意ダウンロードフォルダに、「TrendMicro_Ti60_Downloader.exe」
 ・デスクトップに「TTi_HE_Download_32bit.exe」もしくは「「TTi_HE_Download_64bit.exe」」
 

セットアップが正常に完了したならば、この2つのファイルは削除しても問題ありません。
 

同じOSのパソコンがあるならば、USBメモリ等でコピーして使いまわすことも可能ですが、まあ、「かんたん!インストール手順」のホームページを使う方が楽な気がしますね。
 
 

この後、オプションの設定に行きます。

 

 > その3


 


ウイルスバスター クラウド (2013)へのアップグレード その1

2012-09-12 16:05:43 | ウィルスその他
 

今年の8月末、
ウイルスバスターシリーズの最新版がリリースされました。
 

 製品名「ウイルスバスター クラウド」
 

なお、今年のバージョンは製品名に「2012、2013」といったバージョン名が付かないようですね。
 

 公式製品紹介サイト
  ウイルスバスター クラウド
  http://safe.trendmicro.jp/products/vb.aspx

 

一般向けウイルスバスターシリーズの契約面の特徴はは、バージョンに関わらず「シリアル番号」を中心としたサポート期間契約であるということ。
 

シリアル番号に対するサポート期間契約が有効であるならば、好みで最新バージョンのウイルスバスターにアップデートを行うことができます。

 
 

弊社のパソコンも数台はウイルスバスターを利用しています。
 

現在利用しているバージョンは、この通り。
 ・ウイルスバスター2012 クラウド
 ・ウイルスバスター2011 クラウド
 


さて、今回は「ウイルスバスター2012 クラウド」利用機を、最新「ウイルスバスター クラウド」へのアップデートをしてみましょうか。
 




 

旧バージョンのウイルスバスターをインストールしているパソコンで、新バージョンウイルスバスターにバージョンアップをする方法は主に2通り。

 
 

1.アンインストールも含め、手動で頑張るぞ。
 ・ウイルスバスター クラウドの最新版セットアッププログラムを入手。
  ウイルスバスター クラウド 手動インストール方法
  Trendmicro 最新版ダウンロード
 ・既存ウイルスバスターをアンインストール
 ・入手したセットアッププログラムを実行。
 ・今まで使っていたシリアル番号を入力し直す。
 

「最新版のセットアッププログラムの、旧バージョン自動アンインストールが信頼できない」
「今までカスタマイズしていた内容(設定変更防止パスワード、検索設定、自分で追加したURLのブラックリスト 等)を新バージョンへ引き継がせたくない」
そんな場合にはこの手順でしょうね。
 

そうそう、
最近のウイルスバスターなら大丈夫とは思いますが、ウイルスバスター2010へのバージョンアップ時には、旧バージョン自動アンインストールが失敗するという事例が多々ありましたね。

 
 

2.ホームページ記載手順に従いアップデートをそのまま実行する。
 かんたん!インストール手順 (無料バージョンアップ)
 

あまり悩まずに行える方法です。
 

今まで使っていたウイルスバスターが、2011もしくは2012であれば、カスタマイズした内容(設定変更防止パスワード、検索設定、自分で追加したURLのブラックリスト 等)もそのまま引き継いでくれます。
 

今回はこの手順でやってみるとしましょうか。

 
 

 > その2






 
 
 
 




 

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2012年09月 MicrosoftUpdateで表示される更新の参考画面

2012-09-12 09:34:40 | 技術部屋より


 

2012年09月12日
WindowsUpdate/MicrosoftUpdateの毎月の定期更新日です。


 

MicrosoftUpdateを手動で行った際に表示されるパッチ類の参考画面を掲載します。

 
 
【参考機体】
OS:Windows7 Professional 32Bit版
    Service Pack1 適用済み
Microsoft Office 2007 Professional
    Service Pack3 適用済
InternetExplorer9 適用済み (WindowsUpdateにて)

 
 

前回の定期WindowsUpdate実施は8/16(過去記事あり)
緊急性の低い物も含め、「Microsoft Security Essentials」以外の殆どのオプションも適用済みです。

 
 

Dsc_0040_r

 

表示されるパッチの種類や数は、ご利用Microsoft Office Suiteやランタイム等によりケースバイケースですので、あくまで参考程度と思ってください。

 

詳細情報が知りたい方は、こちらをどうぞ

 Microsoft Security TechCenter マイクロソフト セキュリティ情報







2012年09月のWindowsUpdate/MicrosoftUpdateが公開

2012-09-12 09:30:43 | 技術部屋より

 

Windows系OSのセキュリティホールを解決するWindowsUpdate/MicrosoftUpdate
 

定例的な新修正プログラム配布の“目安”タイミングは、毎月の第2水曜日。
(ただしくは、アメリカ時間の毎月の第2火曜日が基点なのですが)
 

そして本日(2012/09/12)もいくつかの修正プログラムが配布開始となりました。
 

 「ちょっと休憩しようかな」
 

などという時に、手動で実行されてはいかがでしょう?
 
 
 
----
 

WindowsUpdate/MicrosoftUpdate 手動実行例
 

1.OSのスタートメニューからの起動
  ・スタートボタン ― すべてのプログラム - WindowsUpdatもしくはMicrosoftUpdate
 

2.Internet Explorerからの起動
  ・メニューバーにて、 ツール(T) - WindowsUpdate(U)
 

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Microsoftダウンロードセンターでは、毎月のWindowsUpdateの配布プログラムを格納した「ISOイメージ」の配布もしております。
 

 ・マイクロソフトのダウンロード・センター 「セキュリティ リリース ISO イメージ」 検索
 

 ・2012年08月13日時点の最新 2012 年 8 月 セキュリティ リリース ISO イメージ 直リンク

 
 

インターネットに接続できないパソコンに対しては、他PCで上記を入手することで修正プログラム適用ができます。
内容は最新とは限らないようですね。 (一か月遅れ?)
入手、CD-R/DVD-Rへの焼き付けも含め、ちょっと難易度が高いので、一般の方にはおすすめできませんが。

 
 
 
更に「MicrosoftUpdate カタログ」を利用するという手もあります。
こちらはパソコン管理担当者向けになりますね。

 
 

※Microsoftダウンロードセンター、MicrosoftUpdateカタログなどのページは、InternetExplorerでの閲覧を前提に設計されています。
普段FireFox 、Google Chrome等を使われている方は、この処理だけはInternetExplorerを使った方がいいでしょう。