本来であれば、JAVA Runtimeのアップデートはセキュリティホール解決の為にも、なるべく行った方がいいものです。
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しかし、最新JAVA Runtimeに対応できないアプリというものもあります。
今回相談を頂いたのは、「ちば電子調達システム」を利用する建築関連のお客様です。
Windows Vistaのパソコンをご利用のお客様、
画面右下部に「Java Update 利用可能」のバルーンが表示される度に、セキュリティ対策の為アップデートを行っていました。
その結果、最新JAVAに対応していない「ちば電子調達システム」が使えなくなってしまったのです。
これの対処方法はこの通り。
アプリケーションのアンインストール画面を開き、JAVAの名がつくものを全部アンインストール。
お客様が購入された電子入札システムのマニュアルに従い、付属CD-ROMに格納された旧バージョンのJAVA(JRE6.0 Update17)をインストール
プロファイルなどの設定をやり直し解決しました。
一応、JAVA Runtimeの設定画面で自動アップデートはOffの設定をしたのですが、これが時折勝手にOnになる。
なんで?
仕方ないので、「Java Update 利用可能」のバルーンが表示されても当面は無視してくださいとお願いしました。
うーん。
これはちょっと困ったもんですよね。
IE9対応&新JAVA対応がされないままでは、数か月後には問題があるかも。
もしも新型PCにIE9が標準インストール出荷されるようになったら、ちば電子調達システムには新規購入PCは使えないことになります。
この場合、最悪中古PCを用意せねばならないことになるかも。
はやく対応してほしいものです。
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