ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

JAVAをアップデートしてしまった為に、ちば電子調達システムが使えなくなったお客様の例

2011-11-02 18:43:58 | 技術部屋より
 

本来であれば、JAVA Runtimeのアップデートはセキュリティホール解決の為にも、なるべく行った方がいいものです。
 関連記事 2011.10.28 JAVA Runtimeのアップデート画面がでたら
 
 

しかし、最新JAVA Runtimeに対応できないアプリというものもあります。
 

今回相談を頂いたのは、「ちば電子調達システム」を利用する建築関連のお客様です。
 
 

Windows Vistaのパソコンをご利用のお客様、
画面右下部に「Java Update 利用可能」のバルーンが表示される度に、セキュリティ対策の為アップデートを行っていました。
 

その結果、最新JAVAに対応していない「ちば電子調達システム」が使えなくなってしまったのです。
Sn3l0664_r

 

これの対処方法はこの通り。
アプリケーションのアンインストール画面を開き、JAVAの名がつくものを全部アンインストール。
Sn3l0663_r

 

お客様が購入された電子入札システムのマニュアルに従い、付属CD-ROMに格納された旧バージョンのJAVA(JRE6.0 Update17)をインストール
 

プロファイルなどの設定をやり直し解決しました。

 

一応、JAVA Runtimeの設定画面で自動アップデートはOffの設定をしたのですが、これが時折勝手にOnになる。
なんで?
 

仕方ないので、「Java Update 利用可能」のバルーンが表示されても当面は無視してくださいとお願いしました。
 
 

うーん。
これはちょっと困ったもんですよね。
 

IE9対応&新JAVA対応がされないままでは、数か月後には問題があるかも。
 

もしも新型PCにIE9が標準インストール出荷されるようになったら、ちば電子調達システムには新規購入PCは使えないことになります。
この場合、最悪中古PCを用意せねばならないことになるかも。
 

はやく対応してほしいものです。

 
 

 関連記事 2011.11.02 ちば電子調達システムを利用されるなら、専用パソコンを用意したほうがいいかも。

 
 



ちば電子調達システムを利用されるなら、専用パソコンを用意したほうがいいかも。

2011-11-02 18:23:22 | 技術部屋より
 

千葉県及び、千葉県内の市町村で入札支援に使用される電子入札システム
「ちば電子調達システム」
 

こちらは本日(2011年11月2日)時点でもInternet Explorer9(以後 IE9)、及び最新JAVA Runtimeに対応しておりません。
 
 

Windows VistaやWindows7でWindowsUpdateを行うと、重要な更新にIE9が含まれています。
よって普通に使っていると IE9のインストールを行ってしまうでしょう。
そうなると「ちば電子調達システム」が使えなくなります。
 
 

また、JAVA Runtimeも問題です。
JAVAは新機能の追加及びセキュリティホール修正の為に数か月に1度はアップデートが行われます。
 

これらでアップデートを行っても、千葉電子調達システムが使えなくなるのです。
 
 

いずれは解決するとは思いますが、当面IEとJAVAは古いバージョンのままで用いねばなりません。
 

 具体例
  ・Internet Explorerは、7もしくは8
  ・JAVA Runtime は、JRE6.0 Update17まで

 

詳細は下記サイトをご覧ください
 千葉県電子自治体共同運営協議会
 「ちば電子調達システム」をご利用頂く際の準備について
 http://www.e-chiba.org/chiba-chotatsu/kankyou.html

 
 

うっかりアップデートをしてしまうと、旧バージョンに戻す作業が必要になります。
 

利便性と万が一のことを考え、電子入札システムに用いるパソコンは、なるべく専用機を用意した方がよいでしょうね。
 
 

 関連記事 2011.11.02 JAVAをアップデートしてしまった為に、ちば電子調達システムが使えなくなったお客様の例
 関連記事 2011.12.07 ちば電子調達システムを使うなら、新PC購入時には気を付けて

 
 



タイの大洪水で、HDD世界的にHDD供給が不安定に

2011-11-02 17:55:27 | こちら営業担当
 

連日ニュースに取り上げられる、タイの大洪水
現在も大きな被害が続き、しかも復旧の目途が立たないようですね。
 

外国のことで日本には関係ない?
そんなことはありません。
 

タイに工場をかまえる日本企業の損害はもう言うまでもないでしょう。
 

それだけでなく、コンピュータ業界、家電業界にとっても大打撃なのです。
 
 

タイには世界中の企業の工場があります。
その1つ、世界有数のHDD製造企業の工場が生産をストップしてしまっているのです。
 

この影響は大きなもの。
 

パソコン本体や、ブルーレイレコーダなどに内蔵するHDDが不足。
これから年末商戦だというのに、企業はHDDを内蔵する商品の製造に困難が生じているのです。
 

当然、外付けHDDや、ネットワーク接続HDD(NAS)も製造困難による納期未定商品が多数。
 

既に、調達困難の影響を受け、各社各製品で値上げも発生しております。
 
 

この影響は数か月は消えないでしょう。
販売をする者としてもかなり困惑しております。

 




ウイルスバスター2012 インストール時、互換性のないソフト で、無いはずのMcAfeeが検出

2011-11-02 17:32:09 | ウィルスその他
 

ウイルスバスター2012 クラウドの新規インストールもしくはアップグレードの際に、
  「互換性のないソフトウェアが検出されました」
と表示されインストールが中断されることがあります。
 

これ自体は、同種セキュリティソフトの2重インストールを防ぐための警告機能です。
 
 

さて、弊社が何度か遭遇した事例ですが、存在しないはずのMcAfee社製セキュリティソフトが検知されてしまうという現象があります。
 

Sn3l0648
McAfee Internet Security/ VirusScan / Total Protection 2007/2008/2009/2010/2011

 

今回の事例では、スタートメニューを見ても、コントロールパネルのアプリケーションを確認しても、McAfee社製ソフトはありませんでした。
 

可能性があるとすれば、下記2点。
 ・過去McAfee製ソフトがプリインストールされていた?
 ・無料ソフト McAfee Security Scan Plusがインストールされたことがある? 関連記事>
 

このどちらかが過去に存在し、アンインストールされた後もレジストリ等に痕跡が残っているのかもしれません。
 

アンインストール後の残骸があるなら完全に削除する方法はないか?
困った時のキーワード検索!
Googleで 「mcafee 完全削除 ツール」で検索したところ、それらしいものがありました。

 

 マカフィー・個人向け製品専用削除ツール(MCPR.exe)
 http://www.mcafee.com/japan/mcafee/support/faq/answer_p_install.asp?wk=IN-00006
  ※あくまでも特定の個人向け製品用ツールです!
    間違えて使用することが無いように!

 

念のためお客さんにMcAfeeソフトを利用している覚えがないことを確認してから、前述を実行しPCを再起動。
これで、ウイルスバスター2012のインストールは問題なく完了できました。
 
 

このようなケース
経験の長い人にとっては「ああ、そんなもんか」程度のことですが、人によってはかなり戸惑うでしょうね。
 

何しろ、存在しないはずのソフトが存在していると表示されるのですから。
 

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トレンドマイクロのサポートページにもそれらしき記事がありました。
 

ID:JP-2079962
McAfee Security Scan Plusがウイルスバスター2012インストール時に「互換性のないソフトウェア」として検出される
http://esupport.trendmicro.co.jp/pages/JP-2079962.aspx

 

ID:JP-2079968
インストール時に、McAfee社製ソフトウェアが「互換性のないソフトウェア」として検出される
http://esupport.trendmicro.co.jp/pages/JP-2079968.aspx

 

McAfee製ソフトが存在しない、もしくは、アンインストール後もでるというならば、まさに「ID:JP-2079968」が該当するのでしょうね。

 

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 関連記事 2011.09.08 ウイルスバスター2012 クラウド を、インストールしてみました