ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

お客様に、USBメモリウィルスの一例「xvassdf.exe」の痕跡が

2011-10-13 11:32:22 | ウィルスその他
 

先日、依頼を受けて訪問したお客様。
 

WindowsXPのパソコン
 

調整の為に非表示ファイルを表示させようと、フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェック。
 

あれれ?
隠しファイルが表示されない。
フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」のチェックも消えている。
 

まさかこれは!!
 
 

msconfigでスタートアップ内容を確認。
Sn3l0646
ん?
Sn3l064a
 「xvassdf C:\DOCUME~1\(ユーザ名)\LOCALS~1\Temp\xvassdf.exe」
うわ、いた。
慌ててタスクマネージャを見る。
 

一通り眺めたが、勘にひっかかるような稼働プログラムはない。
 

とりあえず、msconfigの設定でxvassdfをスタートアップから外す。
 

インストールしてあるウイルスセキュリティZEROで検査させても問題なし。
残念なのは履歴には特に検出記録がなかったこと。
かなり昔の感染でログが消えたか、それとも今年夏ごろのウイルスセキュリティZERO自動大幅アップデートの際に消えたかだな。
 
 

レジストリエディタで「xvassdf」をキーワードに検索させてみた。
Sn3l0648
msconfigで例外に設定された記述以外特になし。
よかった。
 

一応前回(2009.04.08 Mal_Otorun2対処で苦労)と同様に非表示ファイルに関わるレジストリをいじって、パソコンを再起動させてみる。
Sn3l0650
 

再度フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェック。
Sn3l0649
非表示ファイルの可視化成功。
うん。
ファイル非表示をごまかす常駐プログラムはないようだ。
 

ファイル「C:\DOCUME~1\(ユーザ名)\LOCALS~1\Temp\xvassdf.exe」を探してみる。
それらしいファイルは無し。
 
 
 

あくまでも推測だが、
 ・昔、USBメモリ媒体型ウィルスに感染したメモリを装着した人がいた。
 ・ウィルスは一時的に感染し作動したが、直後ウイルスセキュリティZEROが隔離。
 ・痕跡のみが残った。
というところかな。
 

まあ、大事はないようで良かった。
 

 



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