自宅内でのLAN構築。
気軽なのは物理工事が一切不要な無線LAN。
ところが、無線LANはどうしても外的要因(ノイズ等)を受けやすいため、確実&高速な通信が約束されません。
ではコンセントLAN(PLC:高速電力線通信)はどうなのか?
これも物理工事不要なのは良いのですが、いくつかのハードルがあります。
・電気系統が別な場合(例:母屋と離れ)は無理
・家電からのノイズ影響を受けやすい
・あまり通信速度が速くない
・コスト(子機が高い)
・親機、子機が同じPLC規格(UPA、HD-PLC 等)でなければならない ※子機増設時注意
ではどうするか?
やはり確実なのは有線接続!LANケーブルの配線なのです。
最近新築された家などは主要な部屋にLANが埋め込まれていることもありますが、全部屋そうではないでしょう。
そこでちょっと知っておくといいのが、薄いLANケーブル:フラットケーブルの存在です。
商品にもよりますが、薄さ1.2mmや1.4mmといったケーブルがあります。
これならよほどキッチリ作られたドアでなければ、その隙間を通せるはず。
壁に穴を開けなくても隣あった部屋同士を繋ぐことができますよ。
検討の余地はあると思います。
【商品例】
・サンワサプライ社 カテゴリ6フラットケーブル
[KB-FL6-005BK ~ KB-FL6-15BK]
薄さ 1.4mm ちょっとした踏み付けにも耐えられます。
・ELECOM社 カテゴリ6準拠フラットケーブル
[LD-GU/BU05 ~ LD-GU/BU15 ]
薄さ 1.2mm この薄さがウリです。