
本日朝、南房総市内のゴルフ場のお客様から電話が。

状況をお聞きすると、LAN接続が不調となり弊社開発の業務アプリが動作できなくなっているようです。


いくつかの原因を想定。
・LANケーブル(カテゴリー5e)の断線
・ハブの故障
・ケーブルの抜けなどイージーミス

思いつく交換品などを車に積んで訪問してきました。


現地で確認、ハイ、一発でわかりました。
スイッチングHUBのランプの光り方が異常だったのです。

通常、LANケーブルの接続や通信状況により点灯ちらつきなどを見せるはずのパイロットランプ。
しかし、全てのランプが光りっぱなしになっていたのです。

それもLANケーブルが接続されていないポート番号のランプまで。

一度HUBの電源を抜き、5秒ほどしてから再接続。
・・・一切のランプが光らなくなりました。

あー、もうHUBの故障で確定ですね。
持参したBUFFALO社製の1000Base-T対応スイッチングHUB[LSW4-GT-8NS/BK]との交換でトラブルは解決しました。


今回の故障HUBはコレ。

ある意味業界標準とも言えるアライドテレシス社の製品、
型番は、[FS708EX V1]

2001年リリース開始の100Base-TX対応8ポートスイッチングHUBです。
さすがアライドテレシス社製品とでもいいますか、推定10年間、健気に休まず常時稼働してくれていたと思われます。


近年のパソコンを含むOA機器の寿命は長くありません。

【参考】
・日本の商法では、パソコンの減価償却期間は4年
・多くの外国メーカーのパソコンは、修理受付を3年程度で終了。

それを思うと、今回の[FS708EX V1]は立派に働いてくれたと言えますよね。
大往生です。


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・2012.12.10 スイッチングHUBは永遠の物ではありませんよ。故障するときゃ故障します。
