変わらぬもの

私たちが教会に求めるものは何んなのでしょうか。ある人は癒しといい、ある人は奇跡という人もいるようです。皆さんは何を求めてカトリック教会の門を叩いたのでしょうか？
先日親戚の幼児洗礼式で、私は霊的息子の代わりに「信仰です」と言いました。そうです。本来は私たちに必要なものは「信仰」なのです。ではこの信仰は何のためにあるかというと、結論から申し上げますと「永遠の生命」を得るためなのです。
イエズス様は、よく「信仰があなたを救った」と仰いました。この信仰無くして私たちは何も得ることも主のお望み通りにもなりません。
私達の信仰の模範といえばそれは聖母マリア様です。聖母マリア様は、よく祈り主の御前では常に謙遜な方でした。いつもヴェールをまとう姿が思い浮かぶかと思います。新しいことは何もお望みになりません。伝統的に祈る伝統的なお姿なのです。
私達が望む信仰とはマリア様の信仰であり、この世に合わせた信仰ではありません。