一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

宗教「改革」?

2017-01-24 07:46:09 | カトリック
今年は宗教改革500周年なのだそうです。そういうと宗教改革自体がとても素晴らしいもので、~周年というとさも聞こえも良くなるようです。
しかし、よくよくこのルターという忌まわしい男のしたことを考えると、改革とはほど遠いところにいることが分かります。ルターの生活ぶりと聖人方の生活を比較すれば容易にわかります。彼は司祭でありながら、シスターと結婚しました。大酒飲みだったそうです。さらに教皇制度を悪魔と言いました。
改革ではなく異端です。そして離教です。
つまりルターという男がイエズス様のお建てになった聖会から離れたということだけです。彼は聖会から離れると、聖なるカトリック教会の教導権を否定しました。そして使徒継承を否定し、ミサも否定し、聖書のみと言いながらも聖書の重要な教えさえも否定しました。
離教し、真理の中に嘘を織り交ぜる悪魔的手法で、新たな教会を作ったルターの教えは後にたくさんの偽りのキリスト教を作ったのは周知の通りです。
しかし、聖母マリア様はカトリック教会を見放しませんでした。メキシコで離れた信者の数を取り戻してくださいました。
さらに聖霊のお導きによって、聖なる公会議(トリエント公会議)によって教会はさらに堅固になりましたし、沢山の聖人を排出し異端からカトリック信者を救ったのです。
カトリック教会の教父たちは何度もルターの行為を批判してきました。このように傷つけられたカトリック教会が、悪魔に近づくわけがありません。従って世間のいう宗教改革500年と私たちカトリック信者はまったく関係が無いことを宣言しましょう。讃えることもありえません。
私たちの信頼する方はイエズス・キリストです。