りんりんブロ具

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日本語で読むと…。

2006-03-29 | 香港の小学生
こどもは今日から中間テスト。
今日の科目は英語だ。
昨日は英語ばっかり丸一日やった。
 
夫婦で店を構えている友人のお嬢さん(こどもと同い年)など、親やおばあちゃんに頼れないから毎日一人で勉強して、それでクラスで3番とか、
もう一人の友人の息子さん(こどもよりひとつ上)はサッカー好きでいつもボールに触れているのに、ものすごい集中力で短時間勉強するだけでいつもクラス1番とか、
 
そんな話を聞いてため息が出るのだがうちはびっちり監督下においてやらなきゃ全然駄目だめダメ。
 
実は先週からメデタク希望校へ転校させたので、教科書が変わり、中文も英語もやってない単語目白押しで、もう詰め込まなきゃ間に合わない状態。
中文は夫にまかせるとして、今日は英語を読んでは書き、書いてはチェック!みたいな感じで進めていた。
 
家族親戚関係の単語をやっていた時。
私が単語を読み上げ、それを紙に書いていくこども。
 
sister.........cousin........grandfather........uncle........aunt........
 
ふと紙に目をやると、uncleが思い出せず苦心していた。
書いては消し、書いては消し、やっとできたらしかったが私がふと見るとそれは
 
unco
 
はっ発音は確かに似ているが…。
 
本人はいたって真面目にやっていたのだが、それが逆に可笑しくて肩を震わせて笑ってしまったので説明しなくてはならなくなった。
 
「あのね、それはね、間違い。日本語で読むとね、それは……。うんこ って読むのよ」
 
こどもキョトン
 
親の私、そのとき初めて知った。
こどもは、 ウ○チ という言葉はもちろん知っていたが、 ウ○コ は知らなかったらしい。
そういえば私後者の言葉は使ったことなかったし。
 
広東語はすでに全く問題なくなっているので、日本語ではほとんど同じに聞こえる m、 n、 ng の発音をはっきり聞き分けるうちのこども、たった一文字違うだけで全く別個の言葉と認識するのか…。妙に感心してしまった。
 
しかしその意味を教えてしまったらもう大変。
 
目は輝き大喜び大騒ぎである。
まだまだこういう言葉に思いっきり反応する年だしねー。
夫が帰ってきたら、すかさずその紙をにぎりしめ夫に見せながら、
 
「パパ、ほら、見て、これ、uncoUNCOUNCOなのよ~~~~~!!きゃはははははは
 
娘よ、明日はテストなんだから、uncoはいいからUNCLEを覚えてくれ…。
 
そういえば今年の旧正月の時、夫がロイヤルガーデンホテルで買ってきた赤箱のチョコレートの詰め合わせにでかでかと金字で
 
「金玉満堂」
 
と書かれていたのに圧倒された私、つい夫とこどもに日本語で読むとね、と説明してしまい後でとんでもないことになってしまったのを思い出した。
 
知らないよりは知っていたほうがいいとは思うんだけどねえ…。

今朝、朝食の席で(!)、また思い出したようにUNCO話を始めたこども、ふと真面目顔になり、
「でもさあママ、UNCOって日本語だと食べ物の名前だよねえ、ほら、あんこ
やっぱり「ローマ字」より「フォニックス」を先に習った子供の発言だなあ。また妙に感心。

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