りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

都一烏冬麺

2006-03-09 | 食いしんボン

うどん大好き。
ちなみにうどんは香港ではほとんど国民食と化しているほど人気がある。
香港ではたいがい「烏冬麺」という表示かな。
発音は「うーどんみん」。
ローカル茶餐店でもうどんがない店はまずないが、残念なことにスープベースが中華風??なので頼むことはほとんどなく、いつも家で食べる。

パン焼き機でコネ→パスタマシーンで手打ちか、乾麺か、ゆでうどんパックのバリエーションだが、パックの場合は数ある中から必ずこれを買う。

都一烏冬麺

スーパーでは1パック3ドルちょいだけど、街市やローカル店ではたいてい4パックで10ドル。(底値)
私は日系スーパーで売っているお高めのうどんパックはほとんど買ったことがないので味を覚えていないが、3~4パック10ドル前後の品揃えの中では、これがピカイチと断言できる。
はじめに味がわからない時にいろいろな種類を試した結果である。
常温保存可能の麺だから冷蔵コーナーにはなく、ふつーの棚に並んでるので見逃しやすい。パー君ではインスタントラーメンの棚の隣に置いてある。(あ、ジャスコでは冷蔵庫に入ってた)
常温保存可ってのがまたとてもありがたい。猛暑の香港でも、冷蔵庫のスペースをとることなく山のようにストックしておける。

このうどんはどんな辺鄙などローカルな店にも必ず山積みで置いてある。
そしてこの値段なのにちゃーんと日本製。
しかも工場所在地が千葉県千葉市若葉区若松町と、私の親戚の家の近所である。
中国や韓国の訳わからない所で製造している多くのうどんに比べたら、それだけでもうものすごく安心。
中国や韓国産のうどんはほぐそうとするとバラバラに細かく切れてしまうし、保存料の鼻につくすっぱい臭いがひどく、すごいのになるといくらゆでても消えない。
しかしこれはすっぱい臭いはほとんどない。
なによりちゃんと美味しそうな小麦粉の香り、私が自分でうどんを打ったときとおんなじ香りがするのである!
色も漂白しすぎてない、ちょうど無漂白小麦粉の色。ゆでても炒めてもぶつぶつ切れることがなく、口当たりは柔らかいのに結構しこしこしている。
断面も太すぎず丸すぎず(わかりますか?この違い)実にいい仕事しているのだ。

このうどんパックって、日本国内では見たことないんだけど、海外専門なのかな?と思って今検索してみたら、あった!
http://www.miyakoichi.com/udon.html
やっぱりやっぱり~~!きちんと心を込めて作られていた製品だったのだ。
自分の舌で確かめられて嬉しい!
そしたらトップページを見てびっくり!
私が子供の時に、親が「ここのが一番美味しい」と言って買っていたラーメン(乾麺)のお姿があるじゃーありませんか!ブランド名知らなかったよ…。
あれを作っている会社だったのか…。
ああこのラーメン食べたい。都一さん、香港にも出荷してください。

カレーを作った翌日、余ったカレーとこれでカレーうどんを作ってみた日にゃあなた…!

ところでカレーうどん作る時はカレーのたれにちょっと牛乳を入れるとより美味しい。
(大昔、うろ覚えだが確か「チューボーですよ」で境正章がそう言っていて本当に美味しかったのでそれからの定番)
↑今番組サイト見てみたらなんと今週はカレーうどんだった!!!なんというシンクロ。牛乳は使ってなかったけどね。

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このうどん、さっきパー君に行ってみたらパッケージがリニューアルされてた。
黄緑色の文字。おまけに「珍味」なんてわけわからん文字が追加されている。
しかも値上げしていたーーー!(パー君はさりげなく突然大幅値上げするからね…。ローカル店の底値は上がらないように祈る)
しかし前からしょぼいデザインだと思ってたがますます「中国製のニセモノ」っぽい見かけになってた。
欧米だったらあれでもウケるんだろうけど、今日日香港はおろか中国だってあんなパッケージデザイン採用しないよ…。都一さん味はいいけどセンス悪いよ…。

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