iTunes で映画

これまでアメリカの様子を眺めるばかりで日本でのサービス開始を半ば諦めていたiTunes Storeでの映画販売＆レンタルが突如開始された。
「トイ・ストーリー3」をローンチの目玉に用意してきたところはさすがAppleというか、Disneyというか。タイトルはそれなりに多いものの、ミュージックと同じく不参加レーベルもあってどこかアンバランスなラインナップ。DisneyやWarner、日本では東映や日活（ちょい古めの作品群）が目立つかな。東映は仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズをSD旧作200円で揃えているので、ちょっと見てみようかという気にもなる。

国内の既存のサービスはどんなもんじゃろと思ってアクトビラとTSUTAYA TVを見てみたが、特にアクトビラはR-15指定の妖しげなタイトルがバンバン表示されるのを見て、こりゃお茶の間向きじゃないなと思った。ラインナップもソニー以外はマイナー感いっぱいなものばかり。
その点TSUTAYA TVはさすがにiTunesをやや上回るメジャー感ありなタイトルが揃ってる。TV番組もレンタルで見られるものがあるが、SDの旧作のドラマ1話に315円は高すぎじゃね？同じドラマ12話の全話パックで1,575円だったりするけれども…。あとリモコンからのTVブラウザ操作のかったるさがどうにもこうにも。
日本のiTunesにはまだテレビ番組はないけれども、一番組100円くらいなら見逃し番組を気軽に見ようという気になるかな。米国では0.99ドルだから期待したいところだけれども、アクトビラやTSUTAYA TVを見る限り価格面ではあまり期待できそうにない…

総じてiTunesのサービスは国内の既存サービスとラインナップや価格が大きく違うわけじゃない。iPhone/iPod/iPadで持ち出し可能なのと、Apple TVとの連携といった面が他のサービスとの差別化ポイントになるか。Apple TVも8,800円となかなかグッとくる価格で販売開始となって、思わずポチりそうになったけれども、リビングに置いたREGZAの残り１つのHDMI端子にApple TVを繋ぐのがいいのか、Mac miniとかの方がいいのか。