ガラパゴス

シャープ、電子書籍端末「GALAPAGOS」発表 - ケータイ Watch
こりゃまた奇をてらった名前で来たなあ。IT関係で"ガラパゴス"ってゆーと日本国内市場でいびつに進化したサービスを揶揄する場合が多いけど、この「ガラパゴス」が"ガラパゴス"という言葉の次元まで進化できるかが見ものかな。
失敗したら「やっぱり"ガラパゴス"じゃダメなんだ」って言われるだけだし。

AmazonやiPadといった黒船に対抗する形で急速に日本独自の電子書籍サービスが立ち上げられつつあるようだけれども、出版社側も対象端末（サービス）を絞込めばそのぶん機会損失にも繋がりかねないわけで、どこまで囲い込みができるのか。
今回はシャープがいち早く製品を発表したから、あたかもAmazon Kindle、iTunes Bookstoreに対抗する日本代表のように見えるけれども、今後ソニーも何か出してくるはずだし、ドコモも電子書籍サービスへの取り組みをアピールしている。各々の陣営が独自規格で展開するとなると、国内での普及もおぼつかないだろう。

何にせよ、日本の地デジのようなローカルなしがらみガチガチなものは勘弁してほしい。

Apple Special Event September 2010

Apple - Apple Events - Apple Special Event September 2010
今さらながら、Apple Special Event September 2010をリアルタイムで見た話。
Apple Special Eventについてはこれまで有志のブロガーによるUstream中継やtwitter実況などを頼りに情報を入手していたのだけれども、今回はApple自らがネットでライブストリーミングをしてくれるというので、iPadを使って視聴してみた。
画質はこれまでのいかなるストリーミング中継をも上回る高画質で、品質も概ね安定していた。（iTunesのPingの説明の部分などでやや不安定になった。）プレゼンのスライドの文字もほとんど不自由なく読めたので、自分のつたない英語力でも何とか大意は理解できた。

発表されたのは iPod touch / nano / shuffle の3機種に、SNS機能「Ping」を統合したiTunes 10、One more thing hobby の Apple TV。touchは待望のカメラ搭載とRetinaディスプレイの採用でかなり物欲を刺激された、が、これ買うなら今のケータイをiPhone 4に変えたほうがもっと楽しいんじゃないかという思いもあり、ポチリはしなかった。nanoについては、相方に買ってあげた第5世代の方が操作系のバランスがいいような気がする。shuffleについては、第3世代のボタンなしから第2世代に似たデザインに戻ったので使いやすそうだ。
Apple TVについては、アメリカではともかくこの日本では空気。というか新型は発売の予定すらたってないという。

日本でもアクトビラはサービスしてるし、ウチでも使えるはずだけれども、どうして使う気にならないのだろう?