はいはい日記

はじめてのblog、少しずつ前に進むのだ。

ロケット打ち上げ完了

2008-02-23 18:48:01 | 世間のできごと
初めてインターネット中継でロケット打ち上げをリアルタイムで見た。
衛星の分離に無事成功したとのことで、まずは何より。

今回打ち上げられたのは超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」で、直径45cmのアンテナで下り6Mbps上り6Mbps、下り155Mbps(!)の通信速度を実現するという。運用年数は5年間の見込み。とはいうものの、この実験衛星がうまく運用できたとしても、その後の衛星インターネットの商用サービス展開は具体的計画がない状態のようで…

ダビング10、あんまり意味ないし

2008-02-23 17:38:43 | 世間のできごと
6月2日からダビング10の運用が開始されるらしい。
でも、HDDの親から子がいくつ作れても、孫が作れないのならあまり意味はない。DVDのメディアだって永久に保存できるワケじゃない。DVD-Rなんて数年でダメになるものもあるし(その数年すら持たない粗悪品もあるし)、「永久保存版」だなんて全く意味を成してない。代替手段としてはダメになる前に別メディアに移し替えるという手段が考えられるが、日本のデジタル放送で運用されているコピー制限のためにその手段は使えない。

先日の東芝のHD DVD撤退にしたって、HD DVDに移してしまったデータはBlu-ray Discなどの別メディアに移すことができない(少なくとも、合法的手段では)。HD DVDに書き出した時点で本体HDDのデータも消されてしまっているし。HD DVDに書き出さずに、本体のHDD内に残してあれば、Rec-Potや一部のBlu-ray機器にi.Linkでムーブできる。
新聞やテレビはメディア供給やハード補修等の東芝の責任ばかり求めているけれども、日本独特のコピー制限こそがユーザーをメディアの隘路に追い込んでいることには一切触れない。Blu-rayだって未来永劫続くわけもなく、何年か何十年か、やがてくる未来に対応ハードがなくなればDiscに書き出したデータは読めなくなるのは同じこと。― まあ、そんな頃にはコピー制限解除でも何でもやってるだろうというのはともかく。

自分の場合、アナログ時代は結構まめにDVD-RにVideo形式で書き出して保存していたりしたのだけれども、コピワンの制限でVideo形式に書けなくなってから、保存用にDVD-R/RWに書き出すことは止めた。(人に頼まれてRWにVR形式で書き出すことはたまーにある。)
実際には以前だってVideo形式のほかに、VR形式でも書き出せたのだけれども、VR方式のディスクは作ったことはなかった。プレーヤーの対応が不明瞭なVR形式が信用できないというのが大きいし、ましてや、CPRMなんて全くの問題外。ユーザーに必要以上に不便を強いるフォーマットは選択したくない。

結局、デジタル放送については、残したいものはHDDに置きっぱなし、そうでないものは見たらすぐ消す、という習慣になっている。こういった使い方ではHDDの容量が大きいことが重要。自分で撮影した、コピーフリーの映像ならディスク焼いてもいいし、何としても残したいと思うけど、コピワンやダビング10のコンテンツは、ディスクに焼いてまで残しておこうという意欲が沸かない。

SONY mylo COM-2

2008-02-20 06:32:24 | コンピュータ
パーソナルコミュニケーター “mylo(マイロ)” | ソニー
この手のガジェットは結構好き。無線LAN搭載、800×480タッチパネル液晶、web閲覧、Skypeを使ったIP電話・チャット、カメラ撮影など、多機能な端末で、価格は約3.5万円。先代のCOM-1が4.5万円だったので相当お買い得になった印象は受ける。
でも、この手のガジェットとしては、すでにiPod touch持ってるからなぁ。

ウチにはパソコン以外に、前述のiPod touchのほか、REGZAやエアボードといったブラウザ内蔵機器があるけど、使ってみて歴然としているのは、開発元のACCESSには申し訳ないけれども、ぶっちゃけ組み込み用のNetFrontでは力不足なんだよね。REGZAのブラウザは画面分割で子画面にテレビを流しながら使えるのでそれなりに便利なんだけど、基本的に処理能力が弱いし、NetFrontからのアクセスを弾くサイトもあったりで、ストレスが溜まる。やっぱ快適なウェブ体験のためにはPC向けブラウザと同等のエンジンでないといけないという点を痛感している。その点、iPod touchのSafariはFlashやPDFに対応していない以外はほぼフルスペックなので、画面は小さいけれども使用感は快適。

mylo COM-2はかなりイケてるし、値段も内容の割には安いのだけれども、個人的にはあと1.5万円出してEee PCを買った方が幸せになれるかな…と思う。どうせならPSP用のワンセグチューナに対応していたら、思い切って買えたかな。

東芝、HD DVD事業終息を宣言。

2008-02-20 05:56:22 | REGZA / RD
東芝、HD DVD事業から撤退。3月末で終息に
週末、突然のNHK報道で明らかになった東芝のHD DVD事業終息が正式発表。事前の報道ではDVDレコーダー事業からも撤退か?なんて言われていたが、蓋を開けてみればHD DVDのみで通常のDVDレコーダーは継続とのこと、一RDファンとしては喜ばしい。

個人的には、以前からHD DVDは負けるだろうと思っていたので結果そのものにそれほどの驚きはないのだけれども、意外に早い終戦だったなという思いはある。ワーナーショックは言うに及ばず、でも最終的にとどめを刺したのは、先週立て続けにあったBest BuyWal-Martの販売終了宣言だったのだろう。販路がなければ、売りようがないし。
ただし、「実際どれだけ売れたのか?」という結果を見るに、影響を受ける人の絶対数は国内ではプレーヤー1万台、レコーダー2万台…って、たったそれだけ?という数しか売れてない。こりゃ戦争と形容するのも言いすぎなくらい、両陣営の差は歴然としていたワケで。よく引き合いに出されるβ vs VHSのビデオ戦争なんかは比べるべくもなく、影響は軽微。あのときのβは販売でも先行していたし、早々引っ込みはつかなかったと思うが、今回は避けられる戦いだったのではなかろうか。

記者会見ではBDドライブ搭載RDは「検討していない」とのこと。HD DVDレコーダーは流通段階のものは回収なんて飛ばした報道もあったが、3月末までは細々と出し続けるらしいので、高性能なDVDレコとしてのRDを確保したい向きには、叩き売りのHD DVDレコをいくらで購入するかという楽しみは残されてる。個人的にも、RD-A600が7万円を切ったら欲しいかも

HD DVDの終息宣言で将来的な記録メディアの供給不足が懸念されるけれども、それはHD DVDに限ったことではない。「勝った」と言われるBlu-ray陣営だって、BD-RE 1.0時代のレコーダーはもともとBDの映画ソフトを再生することもできないし、記録メディアだって既に供給不足に陥っている。今後供給される「本命」有機色素系のBD-Rだって、発売済みのすべてのレコーダーが対応しているわけではない。どっちも五十歩百歩。

規格の一本化がなされ、次世代DVD=Blu-ray Discが普及のステップに大きく踏み出したという見方もあるようだけど、個人的には懐疑的だったりする。最廉価のプレーヤーがPS3で約4万円という段階では、本格的な普及段階なんてまだまだ遠い。Blu-ray陣営の皆様方には一層努力していただいて、コストダウンしてくださいなと。

リビングでパソコン

2008-02-07 07:04:39 | コンピュータ
うちのパソコンは寝室に置いてある。使うときは、その場所で使うか、無線LANでリビングに持っていくか、という形なのだけど、どちらも面倒くさいので使用頻度そのものが落ちている。リビングのTVにパソコンをつないだら…と考えているのだけど、子供が触りたがるだろうというのがネック。もともとパソコンを別室に置いていること自体、子供対策だったりするので。

Windows Vistaの「保護者による制限」でかなりきめ細かい制御ができるらしいことは分かった。
リビングに置くとなると、基本的にはテレビをモニタ代わりに使うことになるので、DVI-DかHDMI端子付きのPCであることが必須。とはいえフルHD、1920×1080ピクセルなんていう高精細画面で出力して、目が追いつくのかしら。Vistaの新機能、dpiスケーリングも具体例があまり見えないので、うまく稼動するのか不明。XPでdpi設定を変更したときの悪印象もあるので…

そもそも、「Vista SP1が開発完了」なんていうニュースが出ている現在、Vista搭載PCが買いどきなのかという基本的疑問もある。
もう少し、頭を冷やして考えてみる必要があるか。

α350&200 国内発売

2008-02-02 06:37:16 | デジカメ
ソニー、「クイックAFライブビュー」搭載デジタル一眼レフ「α350」
ソニー、エントリー向けデジタル一眼レフ「α200」を国内発売
海外先行で発表されてきたソニーのデジタル一眼レフ、αの新機種の国内発売がアナウンスされた。どちらも商品力十分の価格水準。ライブビューが欲しい人は350、いらない人は200ということなんだろうけど、350は新しい1420万画素CCDを搭載しており、画質面で未知数なところがある。画素数の増大で連写速度が秒2.5コマに落ちている(200は秒3コマ)のもネガティブ。ファインダー倍率も下がってる。とはいえ、ライブビュー状態で位相差AFが問題なく稼動するとか(オリンパスE-330のAモードという先例はあるが)、ライブビュー用CCDでより高精度のAEを実現するとか、興味深い点もある。

父がα7000を持っていたので、個人的には、ニコン・キャノンよりαが好き。ただし、コニミノ撤退・家電メーカーのソニーへ委譲という点で、マウントの将来性にやや疑問を感じていたのも事実。ソニー・ペンタックスのボディ内手ぶれ補正の方が面白みはあるが、どちらのマウントも将来性がやや疑問だなと思っていたので、今回の2機種発売、フルサイズのフラッグシップ機種の年内発売発表には好感。

海外で出ている、200のCCDを用いたα300が出ていれば、そっちの方が魅力的のようにも思えるのだけど、国内市場ではやっぱ画素数が多いほうがウケがいいということなんだろうか。従来の一眼レフの価値観ではα200の方が佳作と思えるけど、α350の「クイックAFライブビュー」は一眼レフの常識を塗り替えるかも。