比較対象がおかしい

マイクロソフト、Vistaの数々の新機能を総括
Vistaの発売がいよいよ迫ってきた。マイクロソフトはいろいろなポイントを上げ連ねてVistaをアピールしている。
その中で新フォント「メイリオ」のプレゼンについて、「ＭＳ ゴシック」と並べて可読性の向上をアピールした。でも、それって比較対象がおかしくない？ブラウザだって、アプリケーションだって、標準で使用しているのはプロポーショナルフォントの「ＭＳ Ｐゴシック」（または「ＭＳ ＵＩゴシック」）であって、固定幅の「ＭＳ ゴシック」ではない。文字間が調整されたことだって可読性に影響するのだから、ここは「ＭＳ Ｐゴシック」との比較でなければならない。
比較のための比較ではなく、本当の価値を伝えてほしい。

MacBook with Core 2 Duo

アップル - MacBook
Appleのスタンダードノート、MacBookがモデルチェンジして、全モデルがIntel Core 2 Duo搭載となった。お値段は据え置きで、松竹梅のうち竹モデルで言うと、2GHzのCore 2 Duo、メモリが1GB、HDDが80GB、新たに2層対応となったSuperDriveといった構成でお値段は据え置き。プライスパフォーマンスが上がったと素直に評価すべきだろう。
これでiMac、MacBook Pro、MacBookとCore 2 Duo化され、Mac miniだけがCore Duo構成となった。ただ、チップセットは全てIntel 945のままなので、64bitの恩恵をフルに享受することはできない。（そもそも、仮に買ったとして2GB以上メインメモリ積むかという個人的問題はあるが。）
来春のLeopardまで待つべきか、欲しい今が買い時か、悩ましい…
今は家が狭いので、物欲もいくらか抑制できるが。

著作権期間の延長、議論を尽くせ

ITmedia News：「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」――クリエイターや弁護士が団体発足
ふむ。議論をするのは大事なことだ。
言い尽くされてることだけど、本当に著作権者は自分の死後70年間も自分の著作物を独占したがるのだろうか。延長によって利益を得られる人はどのくらいいるのだろうか。その間、自由に再利用されないことによって阻害される便益、社会的損失はどのように評価されるのだろうか。権利「団体」の言動がやけに目立つ日本の現状はいびつではないか。
何の有益な著作物も作り出せない自分が言うのもおこがましいところはあるが、なかなか難しいところである。

OpenOffice.org 2.0.4 日本語版リリース

窓の杜 - 【NEWS】PDF出力時の暗号化に対応した「OpenOffice.org」v2.0.4 日本語版が公開
英語版のリリースから遅れること約半月、OpenOffice.org 2.0.4 日本語版がリリースされた。早速ダウンロードして、既存の2.0.3を置き換えた。QAテスターの皆様おつかれさま。
PDF出力時のセキュリティ設定機能が付いたのが今回の目玉か。2.0.3で発生した日本語フォント名に関するバグは残ってるので、利用時には日本ユーザー会が配布しているパッチを当てるか、パッチ適用済みビルドの利用が強く推奨される。
waoooもちょっと見てみたけれども、両端揃えのデフォルト化をやめたらしい。以前使用していたとき副作用が大きい変更と感じていたので、公式版との互換性確保の面からもその方が良いと思う。